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-訳あって-全て手作りのアフタヌーンティーを楽しむ至福(激うま本格スコーンレシピあり)

本場スコットランドのHigh teaは凄い


初投稿は、やっぱり大好きな紅茶のことから🫖

お茶と名のつくものは全て濃いのが飲みたい私ですが、フランスはエスプレッソやコーヒーが主流で、紅茶(Thé noirと呼ばれます)は期待した"濃さ"でないことがほとんど。
なぜか濃いコーヒーが好きなフランス人なのに、濃い紅茶は苦手みたい… 不思議

数年前にパリからユーロスター🚄に乗ってアフタヌーンティー目当てのイングランドとスコットランド巡りをしたのですが、鉄道の中のサービスから高級ホテルThe Ritz London までどこに行ってもミルクティーが美味しい!
濃いミルクをたっぷり入れても茶葉の香りは消えず、English Breakfast (アッサムとセイロンなどのブレンド)は濃く抽出されるのでミルクと合わせるとコクが増します。

さらに本場スコットランドのHigh teaに至ってはスープや前菜がついたり紅茶全種類飲み放題、3段ケーキスタンドは内容が変わり2回でてくる!これが主流だったのです。

The Colonnades at the Signet Library

-訳あって-の訳


パリの5つ星以上のパレスホテルでは、必ずと言っていいほどアフタヌーンティー🫖がメニューにあります。
Ritz Paris,Le Bristol,Le Meurice,Hôtel de Crillon
4大パレスホテルの雰囲気は最高!しかしアフタヌーンティーに愕然としたわたし。。。紅茶は選んだ1種類のみ、茶葉が少ないのかお湯がぬるいのか激うすい紅茶、お湯の注ぎ足しすら嫌な顔、スコーンは必ずしもついてくる訳ではなく、残念ながら1人1万円以上の価値に全く見合っていない内容でした。


そこで、フランスで至福のアフタヌーンティー🫖を楽しむべく、作ってみることに。(無いものは作れば良いのです(^_^;)
フランスのバターは基本発酵バターなのでコクがあって非常に美味しく種類も豊富、グルテンフリーのオーガニック小麦粉やオーガニックの🍓なと材料が豊富だからというのも手作りの理由です。

Beurre de Baratte 

道具がとても大事


銀製の紅茶セットはスコットランドの蚤の市で購入したのがあり、3段のケーキスタンドはロンドンの老舗 The Wolseleyさん で購入し、後はいくつかの小物をパリの週末蚤の市で探すことにした私。

アンティークが大好きなので、宝探し!少ない予算でも交渉すれば何とかなるフランスの蚤の市。
銀製イニシャル入りカトラリーセットとティーカップソーサー、そしてリモージュの小さな入れ物(Clotted creamとConfiture入れに)などなどゲットできました。


アンティークのシルバー製品や陶磁器、クリスタル製品は私のサイトL’atelier-de-la-muse.frでも取り扱っています。

美しいアンティークの銀製品

道具が揃ったら、後は美味しい紅茶とスコーンとサンドイッチ(チャツネ+チェダー)があれば、かなり本格的な至福のアフタヌーンティーになるはず♫

紅茶はThe Ritz Londonブレンド、スコーンとクローテッドクリームとコンフィチュール(南仏Gariguette🍓)サンドウィッチとビクトリアケーキは手作り。


つまり、イングランドとフランスの良いとこ取りミックスでAfternoon tea(High tea)が出来るのです!そして、我ながら本当に美味しくて至福の時を過ごせました♪


今回ただ紅茶を飲みながらスコーンやサンドウィッチを食べるのではなく、食材にこだわり、道具や雰囲気も楽しみたくて自分なりにこだわって自宅でも出来るHigh teaを再現してみたつもりです。



至福のアフタヌーンティーは、南仏の自然の中で私のWork shopと合わせて体験していただけます。ご興味のある方はAirbnbのエクスペリエンスをご覧になってみて下さいね。
南仏でお会いしましょう!

至福のアフタヌーンティー

本格スコーンのレシピ

材料(チーズスコーン8コ・ラムレーズンスコーン8コ分)
・小麦粉(薄力粉)あればグルテンフリー 400g
・ベーキングパウダー(あればBio)   小さじ2
・無塩バター(あれば発酵バター) 200g
・砂糖(あれば無漂白のBio) 大さじ1
・塩(あれば天然ゲランドの塩) ふたつまみほど
・冷たい牛乳 100cc
・パルメザンチーズ (粉) 10g
・ラム酒に漬けたレーズン 適量

①薄力粉、ベーキングパウダー、塩、砂糖を全て1つの容器またはビニール袋にいれよく混ぜたら半分に分けて片方にパルメザンチーズをいれます、それぞれ1cm角に切った冷たいままのバターを投入して全てがサラサラの状態になるまで擦りまぜる。

②それぞれに冷たい牛乳50ccを少しづついれて、軽く混ぜひとまとめにする。

③パルメザンチーズ の入っていないほうの生地にラム酒漬けのレーズンを適量いれ軽く混ぜる。

④2つの生地それぞれを平らにのばし、冷蔵庫で2時間ほど冷やす。

⑤生地を冷蔵庫から出したら、1cmほどの厚さにのばし2つに折りを3回繰り返し最後は2cmの厚さにして、型やコップでくり抜く。

⑥ラムレーズンの生地をくり抜いたものだけに、溶き卵を塗り、チーズはそのまま、チーズを上段にして200℃に熱したオーブンで18〜20分焼いて出来上がり。

※一度に2種類のスコーンが作れ、外側サクサク中はふんわりとっても美味しいです。グルテンフリーの小麦粉を使用しない場合はあまり生地をこねすぎないよう注意してくださいね。

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