数字はお金
私のベースは経理・財務、
20年以上数字の世界で飯を食ってきました。
自分では、よく「事務屋」という言葉を使います。
「事務屋」として思うところを文章にまとめてみました。
管理部門あるある
人材コンサルの意識改革コンサルをお受けして、
本部(管理部門)の方々からヒヤリングをしていくと、
一番初めに気づくのは管理部長が「数字が数字」になっているという事です。
何の事?となってしまうと思いますが、結構重要な事です。
卓上の理論で、「売上が落ちてるなぁ」「経費が多いんじゃないの」と数字だけしか見なくなってしまうのです。
現場で何がおこっているのか?
1000円を売り上げる為に現場はどんな苦労をしているのか?
考えなくなっているのです。
相手の気持ちが分からなくなると、組織に溝が生じます。
そして意識改革が始まるのです。
「数字が数字」を「数字はお金」に意識させる、結構大変です。
詳細はここで書きませんが、かなり厳しくやります。
自分自身の管理部門の経験、営業の経験、経営の経験、すべてをフル稼働させて進めていきます。
綺麗ごとではありません。意識改革が100%成功するとは限りません。
最終的にその対象者が会社を去ってしまう事もあります。
(事前に社長様には、そうなる事もある旨を話して覚悟して頂いております。)
40歳を超えると人間そうは変わらないものです。
でも、組織の弊害になっているのなら、会社存続の危機ですので意識改革頂けるように全力で取り組みます。
サラリーマン時代
そんな私でも、サラリーマン時代は「数字が数字」になっていました。
ほんと恥ずかしい限りです。
決算では、「数百万なら利益はすぐに調整できるから大丈夫ですよ」とか。
資金繰りが厳しい時は営業の方に平然と
「お金足りないんだから、あの商談決めてもってキャッシュインさせて頂かないと困るんですよね」とか。
社長には
「2億ぐらい余裕をもって借りておきましょう」とか。
今思うと、ほんと酷い奴でした。
あの頃に戻って謝りたい・・・・・。
起業後の意識
「数字はお金」になったのは、2013年に起業してからです。
自分で売らないと、お金が入ってこないし、お金がないと経費が使えない。
銀行から借りたら、毎月返済、お金が出ていくのです。
・・・リアルな毎日でした。
もう起業してから8年です。
それなりに数字も大きくなり、今度は「お金は数字」になりました。
お金が数字という結果になってきたのです。
この感覚になって、経営が楽しめるようになってきました。
最近のメイン人材でも採用の方で、人材コンサルは縮小しています。
正直、コンサルとして他社の人材意識改革はしんどいので、お話が来ても考えてしまいます。
これから社会へ出る若い方へ「数字とお金」の話をして、少しでも意識して頂ければいいかなと思っております。
・・・まぁ、自己満足ですな。
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株式会社アフターファイブ 髙井
信頼をつなげる採用(就活)支援サービス
「Connesty」
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