見出し画像

お金ってなんだっけ...

今週、師匠に気付かされたことがある。
それは「お金」について。

僕は、弟子入りをする前、実は(起業といって良いのかはわからないが)事業を起こしている。
今流行りの「起業とは?」についてはよく知識がある方だと思う。

覚えている限りでいうと、5回のピッチコンテストに出て、投資をしてもらおうとしたり、実際に企業や投資家さんにアポを取り、

「投資してくれー!」

と扉をノックしに行ったこともある。
何人の扉をノックしたのだろうか?
正直数えられないほどした笑

この起業(スタートアップ)の世界でどこでも言われるのが、
「それっていつ黒字化するの?」
「儲けられるの?」
「しっかりとした収支表みせて?」
「マネタイズが甘くない?」
など、「お金」の話ばかり。

今思うと肝心な、
どんな「顧客の痛み」を解決するのか
事業がどのような影響を社会に与えるのか
については
あまり突っ込まれないのが経験上の知識。

「君の熱意いいね!投資するよ!」
という漫画のように熱意や自分の考えだけでなかなか投資家は投資してくれず、
結局は「お金」。

今思うと当たり前だとも思う。投資家は投資することでお金を回しているのだから、上場しそうにないところには投資はしない。

さぁ、ここからが本編。
この話が一体今回の話にどうつながってくるのか。

実は、弟子入りをした際、
イベントを立ち上げるために僕が考えていたプロセスは
まず
「どんなイベントを作りたいのか」
次に
「どれだけお客さんをいれて、どれだけの利益を得るのか」
というところ。

しかも、このお金、お客さんの数のところにすごく時間をかけようと考えていた。
師匠に会うまではこれが普通だと思っていた。
イベントクリエイターはこのような思考プロセスでイベントをおこしているのだと。

これはとある師匠と弟子の会話の一部。
僕がとある企画のマネタイズについて考えていた時

師匠

「たてくんって、お金を稼いで欲しいものがあるの?」

いきなりの質問だったので正直びっくりした。

弟子
「考えてみると…ないですね笑」

みんなにとっては「普通の質問じゃん」という人もいるかもしれないが
僕にはすごい響いた。

なぜなら、
「起業のことを学びすぎて、お金を稼ぐことにしか価値が見出せない自分がいたんだ」
ということに気づいたから。
稼いだお金で何をするのでもなく、ただただ稼ぐ。
何をするにもどのように利益を出すのかというところに執着する。

つまらない人生だった笑

帰り道、自分が本当に手に入れたいもの、送りたい人生像はなんなのか。
と自問自答をした。
すると答えはあっさりと出た。

「自分の作ったコンテンツで人が笑顔になり、涙を流し、リラックスし、その感情が動いている瞬間をただ側で見ていたい。」
ということ

お金は?
「お金は生活が出来ればいい。」

起業というドブに浸かりすぎて、何にしてもお金のことを考えていた僕に
一本の光を差してくれたような感覚だった。

お金なんていらないや。
笑顔が欲しい。

「世の中に、もっとワクワクを。」
僕が大好きな言葉だ。

「今週の師匠からの学び」

「イベントは自分の世界観を表現しいかにお客さんに楽しんでもらえるか。
そのために空間設計は細部までこだわるし、お客さんの体験フローも徹底的にこだわる。」

どれだけ師匠が一つの企画の細部までこだわっているのか。
師匠にはリスペクトしかないですね。

大好きというと何か、おかしいですが、まぁ大好きです笑

このブログがすごくいいので、ぜひ訪れて見てください!

ではでは、次のnoteでお待ちしております...

たてちゃん(アフロマンス弟子)より

この記事が参加している募集

たてちゃん(アフロマンス弟子)のnoteお読みいただきありがとうございます! 頂いたサポートは自分の狂いに狂ったアイデアを具現化しお客様にお届けするための資金として使わせていただきます!