ストーカーについて

はい!やってまいりました。孝太の雑録。
今日から6月という事で、いよいよ夏に突入となりますが、暑さに負けずに頑張っていきましょう!
 
 今回は僕自身の経験をもとにストーカーについて語りたいと思います。あ、間違っても僕はストーカーじゃありませんよ(笑)。その顔で!?というツッコミもありそうですが、あくまでも僕自身の経験についてですからね(笑)!そこんとこよろしく!

1 ストーカーとは

 そもそもストーカーとは何なのか?Wikipediaによりますと

 ストーキング(英:stalking)とは、人につきまとうことを言う。ストーカー(英: stalker)とは、つきまといをする人のことを指している。もともと英語には「stalk ストーク」という動詞があり、これは人や動物を捕えたり害をくわえるために忍び寄ることを指している[1]。「ing」という接尾辞をつけて行為を指したり、「er」という接尾辞をつけて人(行為主)を指しているわけである。人を執拗に追跡したり、よって相手を悩ませたり怖がらせる人がいる、ということが社会的に知られるようになり、犯罪行為である、違法である、ということが明確化されるにつれ、「stalking」や「stalker」がいう犯罪行為や犯罪者を指すためにも用いられるようになった。

 なお、英語の「stalking ストーキング」を指すのに自然な日本語では「つきまとい」や「つきまとい行為」と呼ぶこともある。なお、概念や表現が定着する日本では独特の経緯があったので「ストーカー行為」と独特の表現をすることもある。本記事内でも「ストーカー行為」と表現することがある。

となっております。
 ちなみに精神科医の福島章さんは、以下のタイプに分類されると解説しています。

精神病系
 精神病によって抱く恋愛妄想、関係妄想によってストーキングを行う。現実には自分と無関係の、スターにつきまとうようなタイプが多い。警察庁の統計によれば、ストーカーに占める精神障害者の割合は、0.5%である。

パラノイド系
 妄想によりストーキングを行うが、妄想の部分以外は正常で、言動は論理的で、行動は緻密であることが多い。現実の恋愛関係の挫折によるつきまとい行為もあるが、現実には自身と無関係の相手につきまとうタイプが多い。

ボーダーライン系(境界人格障害)
性格は外交的・社交的で、「『孤独を避けるための気違いじみた努力』が特徴」で、病気ではなく、人格の成熟が未熟で、自己中心的で、他人・相手の立場になってみてものを考えることが出来ないタイプで、このタイプの人は精神医学の専門家でない人が想像するよりも世の中に多いという。人間関係は濃く、相手を支配しようとするところに特徴があるという。

ナルシスト系(自己愛性人格障害)
自信・自負心が強く、拒絶した相手にストーキングするものが多く、行動的な分類からは『挫折愛タイプ』に属するものが多い。現実の人間関係は深い。

サイコパス系(反社会的人格障害)
被愛妄想を持つ(相手が自分を好きであると信じる)のではなく、自分の感情・欲望を相手の感情と無関係に一方的に押し付けるタイプで、性欲を満たすための道具として相手を支配するものが多い。「凶悪・冷血な犯罪者」「典型的な犯罪者」というイメージが特徴で、人間関係は強引で、「相手に『取り憑く』能力を持っている」ことが特徴であるという。いわばサイコパスにあたる。

2 実体験

 さて、ここからは僕の実体験についてお話しします。
 僕は過去に2回遭いました。1回目はプライベート。2回目は仕事関係です。それぞれどのような経緯で発生し、どう収束したのかを解説します。

①1回目(2008年)
 最初の被害は2008年です。これは僕が仕事の関係で、東京から九州に移って間もない時に起きました。
 加害者の名前はここではHとします。性別は女性です。タイプとしてはサイコパス系ですかね。但し、性欲を満たすタイプではなく、支配欲が強いタイプといった方が分かりやすいですね。
 当時、僕はとあるSNSを通してイベントのスタッフのような事をしていました。その時に知り合ったのがHです。最初は仲が良かったんです。ただ、僕がイベント関係の事で納得できない事があり、不満をこぼした事がきっかけでだんだんヤバい話に変わって行きました。今思えばちょっとしたイザコザなんですが、当時の仲間と口論になり、一時疎遠になったんですよ。ただ、時は過ぎて僕が東京から北九州へ転勤となるにあたって和解する事になりました。
 ところが、それがHにとっては、気に入らなかったんでしょうね。僕とその後、口論になり「お前は絶対に許さない!」みたいな捨て台詞を言って絶交に至りました。
 本来ならそこで終わるはずでしたが、しばらくして僕の携帯に非通知設定の着信がやたらと来るようになりました。拒否設定にはしていたものの、履歴には残りますからね。気持ち悪いです。程なくして先輩から電話があり、悪党は許さないとの題目で、僕の某SNSのURLと携帯の電話番号が、某巨大掲示場で晒されている事を知りました。だが、当時は今と違って規制がなかったので対処の仕様がありませんでした。
 更には消費者金融の案内が頻繁に僕の家に届くようになり、どこで調べたのか実家にも何回か無言電話がありました。
 こうなると僕も黙っていられません。まずは警察に相談し、消費者金融にも連絡をして、全く関係ない旨を伝えました。そしてようやく治まったのです。その後、Hの関係者から電話が何度かありましたが、こちらもそれなりの手段に出る事を通告し、完全に収束しました。
 余談ですが、Hはその後も問題を起こしたらしく、全てのSNSを強制退会させられたようです。

②2回目(2013年〜2014年)
 2度目は仕事を辞めた時からでした。これは上記のパターンにはどれも当てはまらないな。強いて言えば権威型?
 当時、上司(男性)のパワハラに悩まされていた僕は、このままではまずいと思い、散々揉めた末、当時の仕事を辞めました。本来なら退職した時点で縁は切れるはずです。でもここにはそんな理屈は通じなかったんですね。
 辞めた月から、引き継ぎ不足という名目でこの上司とその取り巻きからやたらと携帯が鳴るようになりました。出ても大した内容ではないのでこちらもスルーします。するとひっきりなしに電話が鳴り続きます。さすがにブチ切れた僕は、当時、自分が使っていたキャリアのショップスタッフだった友達に相談し、履歴の記録を残してもらう事にしました。
 結果は、着信回数が退職月123回、その翌月55回です。しかも電源を切っていたら、留守電にふざけたメッセージを残してきました。
 もう限界でした。最初は労働基準監督署へ行ったのですが、退職しているので管轄外と言われ、紹介された弁護士会に相談し、内容証明を送る旨を通告して、一旦は治まりました。
 しかし、暫くして今度は業者からやたらと電話がかかってくるようになりました。ある時、頭に来た僕は、業者にどこからその番号を入手したのか問い詰めました。すると番号買取業者の電話番号を案内され、早速そこに怒鳴り込みました。今思えば相手は反社会勢力だったのかもしれませんが、この時の僕は頭に血が上っていてそんな事はお構いなしでした。そしたら僕の印鑑をついて許可をもらったというではありませんか。そんな事をした覚えはない旨を話し、消印はどこかを確認しました。結果は心当たりがある場所でした。
 社会保険の手続きのため、別途社員の印鑑を購入して管理している会社がありますが、この会社もそのパターンでした。
 早速警察に顛末を話すも確証がないので、立件できないと言われました。ですが、ほぼクロなわけです。なので消印のあった郵便局に僕が相談した警察署から経緯を話してもらい、ようやく収束しました。

3 対策

 そんなわけで僕の実体験は以上です。
僕から言えることは、絶対に泣き寝入りしない事!もし遭ってしまったら、必ず警察もしくはそれに準ずる機関に相談して下さい。直接的ではないにしろ、何らかの手は打てます。特に今は僕の時よりも規制内容が強化されています。
 取り返しのつかない事にならないためにも、何か起きたらすぐ対処しましょう。

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