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教員ポジティブキャンペーン 第9回

教師になってよかったこと 第9回
自分の話を聞いてくれる

人前で話すことの機会は普通に仕事をしていたら
それほど多くはないと思います。

突然人前で話すことを要求されたら
戸惑ってしまう方が多いのではないかと思います。

それに対して
教員は人前で話すことが仕事です。

毎日40人の子供たちの前で話をしますし、
集会では3桁の子供達の前で話をします。
保護者会でも同様です。

これを一般の方が行おうと思うと
公演を開いたところで簡単に人は集まりません。
自分で話をしたくても聞いてくれる人がいません。
SNSで発信しても目を向けてくれる人はほんのわずかです。

毎日たくさんのことを伝える仕事は教員という仕事の特徴です。
そして、信頼関係がある限り、自分の話を子供たちは聞いてくれます。
この「聞いてくれる」という状態はとてもありがたいことです。

人は他人に理解されたいという気持ち、
認められたいという気持ち、
承認欲求があります。

この仕事はその承認欲求を満たしてくれます。
承認欲求を満たすために話すわけではないですが、
結果としてそうなっていることがあります。

話を聞いてくれる環境が初めから整っている仕事は
それほど多くありません。
先生と言う名が名前の後につく職業には
その傾向があるように思います。

医者、弁護士、政治家
先生はその中で一番なりやすい職業です。

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