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【メキシコへの挑戦#2】メキシコ行きまで後一ヶ月の心境

2ヶ月前、日本でなかなかいい縁に巡り会えず、悩んでた。

私は、ラッキーなことに2024年の秋までカナダの就労ビザがあり、それを使うためにカナダに帰ろうかと考えてた。

でも、両親は反対した。

そもそも私が去年カナダから日本に戻った理由は、健康問題。カナダでは急激な人口増加が相まって、医師不足が深刻。私が住んでいた田舎町では、医者がストライキを起こして緊急病棟を閉めたり、土日診療を取りやめたり。でもこの病院は、この町では唯一で、他の街の病院に通うには、車20分走らせる必要がある。

当時の私は、精神的なストレスから生理痛が悪化して、仕事を辞める直前までに心と体が疲弊していた。

日本人的な感覚から行くと、ちょっとした風邪で病院に行くのが普通。カナダも、きちんとした滞在資格を保持するものには、国民医療保険が給付される。
だが、現実は医師不足。病院に行っても、医者に会えないのだ。

私は、街で唯一の病院へ行き、体調を直そうと試みた。だが、システムがかなり原始的で、まず朝一番に病人の本人が病院に行き、待合所でひたすら待つ。待ち時間は教えてくれない。そこでアトラクションを乗るのか?って思わせるブレスレットをつけられ、平気で5、6時間患者を待たせる。お腹が空いてきて、ご飯を食べに外へ出ようもんなら、一から並び直し。そんなお陰で、私は当時何度も医者との面談を試みたが、6時間待っても会えずじまいで帰る羽目になった。

体も心も疲弊している段階では、こんな状況だったら、もう病院へ行くのも諦めてしまった。

そんな経緯から私は日本に帰る決断をした。

帰ってきてからは、歯の治療をカナダでやってもらったはずが、きちんと菌を除去せずにカバーだけされてるのが見つかったり、ピルやっと飲み始めれたり。

オンラインで待ち時間を最小にした、効率型重視の日本の医療システムには頭が下がる。本当に利便性を追求できる国民性。素晴らしい。

そんな便利で、効率的で、安心できる社会を私は再び去ろうとしてる。

前置きが長くなったが、医療問題はその場所に居続けたいと感じるかに関して、非常に重要な役割を果たすと思う。メキシコは幸い、医療に関して発達していて、医療費が高騰なアメリカから医療観光としてメキシコに訪れる人も居るほどだ。
カナダにいたメキシコ人の友達も、大きい手術は、カナダでは時間がかかりすぎるので、毎度母国へ帰っていた。
それぐらい、メキシコ医療は北米ではかなり注目されてるんだと思う。

もちろん、実際現地に行ってみないとわからないことは多くある。
でも、少しずつ周りの親しい人にこれからの挑戦を伝えると、みんな応援の声かけをしてくれる。今は彼らの応援が私のエネルギー源!やらない後悔より、やりながら道を見つけていけばいい。
やりたい事やできそうな事、人との関わりを大切に、残り1ヶ月準備に取り掛かろうと思う。

読んでくれてありがとうございました!
みんなはこの1ヶ月何か準備しているものはありますか?

Aetabi


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