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クライアントや市場のために、価値のあるものを提供したい。2020年度下半期総合MVPを受賞した、広告プランナーの頭の中

アドウェイズで働く従業員の、これまでのキャリアを振り返るインタビュー。

第一弾は、ビジネスデベロップメントグループ・アカウントセールスディビジョンにて、バイスアカウントマネージャを務める帆足太介さんにお話を伺います。

帆足さんは、半期に一度開催される社員総会で2020年度下半期総合MVPを受賞するなど、現在まさに“大活躍中”。新規営業部署の立ち上げ当初から事業部を引っ張る存在であり、ここ1年はコンペの勝率も脅威の80%を越えているそうです。

着実に結果を出せる、その理由とは。インタビュー形式で彼のキャリアを紐解いていきます。

Profile
首都大学東京を卒業後、2012年にアドウェイズに新卒入社。入社後はメディア営業部署に配属され、メディアの収益最大化を目的とした営業及び、マネージメント業務に従事。2017年よりクライアント営業部署に異動し、ゲームアプリを中心とした広告企画営業担当を経て、現在は、ストラテジックプランナーとして、クライアント様の課題解決を目的とした、幅広い領域でのマーケティング業務を担当。コミュニケーションにおける最重要事項は"思いやり"であることを意識し、本質的なマーケティングを提案・実行し続けられるマーケターを目指し日々奮闘中。

アカウントセールスディビジョンとは? 現在の仕事内容について

——現在はどのような仕事をしているのでしょうか?

所属しているビジネスデベロップメントグループ・アカウントセールスディビジョンは、簡単に言えば“新規のアカウントを開拓し、広告を出稿したいクライアントのデジタルマーケティングをサポート”をする部署。大型案件の総合提案を行い、“新規案件”をコンペで取ってくる部隊と言えば分かりやすいかもしれませんね。

既存の営業部署全てと連携をしており、クライアントのターゲットに合わせて各部署と合同で提案を行っています。2019年に立ち上がった新規部署ですが、最近はコンペの勝率などもおかげさまで徐々に上がってきています。

この部署ではクライアントをつなげる役割の「リード」、提案内容を作る役割の「プランナー」、そして市場の調査をして提案の質を向上させる役割の「リサーチャー」と、役割が3つに分かれており、案件ごとにチームを割り振り、動いていく形になっています。

その中でも私は“ストラテジックプランナー”というカッコいい名前をいただき、日々クライアント向けの提案資料を作ったり、配信設計を組んだり、人材育成などを行っております。

ただ、“新規の案件獲得”は正直な話、とても難しくて。今は結果が出始めてきたので、まだ一安心ではありますが、最初は試行錯誤を繰り返す日々でした。そういう意味では、この部署に異動をして来て、良かったなと感じています。とにかく、成長することができるので……。

“成長、成長”とよく言いますが、本当に成長できるんですよ(笑)。成長できる環境が整ってるので、いやおうなしに成長する。日々周りも成長し、市場のレベルも上がっていくため、勉強も自然にするようになりましたし。苦手な“本”も率先して読んでいるほどです。

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本当にクライアントや市場のために、価値のあるものを提供する

——アカウントセールスディビジョンに異動した経緯は?

アドウェイズ入社後は、アフィリエイト営業や、ゲームアプリクライアント向けの広告代理店営業を行う部署などに配属され、日々業務に取り組んでいました。そんな中、2019年に新規事業に特化をした事業部、アカウントセールスディビジョンが立ち上がり、そこの創立メンバーとして異動をすることになったんです。

——当時活躍を期待されていた従業員、要するに精鋭たちを集めて作った部署だと伺いましたが……

いやいや、さすがに自分のことを精鋭だなんて思ってはいませんよ。でも、意外と要領だけは良いんですよね(笑)。例えば100点を取らなくてはならない時、50点を100点っぽく見せることが得意なんです。また、誰とでもコミュニケーションを取ることが好きなので、そういう意味では社内からは“できるヤツ”と思われていたかもしれません。もちろんこのチームに選ばれた時は、本当の精鋭たちに負けないように、頑張りたいという思いを持って働こうと決めていましたが。

なお、自分は入社から2~3年後からマネジメントを経験させてもらったため、早い段階から視点を広げて業務に取り組むことができたと思っています。広告配信をただ手伝うだけではなく、一緒にサービスを作り上げていく“パートナー”としてクライアントに向き合う。そういった点に早い段階で気づけたことも、このおかげかもしれません。

ただ、そんな2019年に発足したアカウントセールスディビジョンですが、冒頭でもお話しした通り、当初は中々コンペに勝てないことが続いていました。

現在は徐々に結果が出始めているのですが、ではなぜ勝てることが多くなったのか。それは簡単にいうと、他の会社の提案よりも良いものを持っていくという、至極簡単な理由です。

自分たちができることをただ提案するのではない。代理店のあり方を変え、本当にクライアントや市場のために、価値のあるものを提供する。そういうスタンスに考えを変えていったのでした。

もちろん他のインターネット広告代理店も、同じようなスタンスでクライアントに向き合っているんだろうなとは思っています。そこでやはり思うのは、自分たちの勝因は、僕自身の力だけではないということ。プロジェクトとしてチームメンバーが同じ想いを共有しているからこそ、勝率も上がっていったのだと感じています。

そして私も含めチームメンバーは、ここ2年間の事業部の成長を通し、やりがいや自分自身の価値を再確認できていると思います。この経験は、今後さまざまなことに生かすことができるでしょうし、かけがえのないものになっていくことでしょう。

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アドウェイズに入社した理由と、感じたギャップ

——そもそもアドウェイズに入社した理由とは?

出身大学の学部が少し特殊でして。インダストリアルアート学科・グラフィックデザイン専攻……いわゆる芸術が勉強できる学校に通っていたんです。

ただ、入学してすぐに気が付いたんですよね。デザイナーになるためには、“才能”が必要だということに。既に、周りの同級生とは明らかに差が開いていたんです。それは4年間勉強しても中々縮まらず……。なので3年生の時「就活はどうしようかな」と考えた際、広告業界はクリエイティブ系に近いだろう、じゃあそういった会社の営業職に就こうと思い立ち、アドウェイズに応募を決めたんです。

面接の際「アドウェイズはトップダウンではなく、フラットに意見を言えたり、若手も活躍できたり……」みたいな情報をもらっていて、良さそうな企業だなという印象がありました。実際に入社をしてみて、その環境は間違いはなかったのですが、ただ、想像以上にクリエイティブな企業ではなかったんです(笑)。今は時代が変わってむしろクリエイティブ寄りな企業に変わりましたが、当時は地味な仕事ばかりだったんですよね。

「大学で勉強をしていた4年間を活かすことはもうできないのかな……」。そう悩む時期もありましたが、先ほどもお伝えした通り“働きやすい環境”ではあったので、仕事を続けることはそこまで苦ではありませんでした。また、当時はスマートフォンの黎明期であり、インターネット業界は毎日のように大きな変化があったため、その状況も楽しかったんだと思います。

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そうして働いていくうちに、まあよくある言葉だとは思いますが……「どんな仕事をするかよりも、誰と働くかの方が大切だ」と思うようになって。

仮に、好きな趣味を活かすことができるような職場で働いていたとしても、環境が合わなかったらすぐに辞めていたのではないか。そう考えると、アドウェイズで働くことは自分に合っていると思えるようになったんですよね。

そのため現在に至るまで、働きやすい環境は自分で作ることを心がけています。僕と同じような境遇の後輩が入ってきても、その子たちの面倒をみたいと思いますし、チームメンバーにも仕事を好きになってもらいたい。そうしたスタンスを続けてきたことで、これまで関わっている人たちみんなと仲良くできた。それは僕にとって一つの自慢です。

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提案資料を作っているのではなく、一本の映画を作っている感覚

——記事を読んでいる皆さんに向けて、最後に一言をいただけますか?

そうですね。僕は働くことにおいて一番大切なことは、“思いやり”だと思っています。サービス、商品、ユーザー、仲間たち、そしてクライアントに対して……。何に対しても一つひとつに思いやりの心を持ってコミュニケーションを取り、向き合うことができれば、仕事に対する見え方が変わってくると思うんですよね。

例えばクライアント向けの提案資料は、大抵100ページ以上のボリュームなんです。そんな長い長いプレゼンで、序盤で「つまらない」と思われたら終わりじゃないですか。なので、自分にとって提案資料は一本の映画だと思って作っているんです。起承転結があるように仕組みを作り、エンドロールまで見てもらい、最後は面白かったと思ってもらえるように作っていく。

要するに、クライアントを喜ばせてあげたいだけなんですよね。自分たちができることをただ紹介するのではなく、クライアントにプレゼントを渡すというか。極論な話、受注が行われなくても、自分たちの提案がクライアントのためになれば良いとまで思っています。

もし今、仕事や働き方などで悩んでいる方がいれば、そういう“思いやり”を意識しても良いかもしれませんね。僕がそうだったように、そうすれば本当の価値に気づくことができるのかなって思います。

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