【ゲストハウス&カフェ】オープンから4カ月時点で感じる必要なものと不要なものとこれから~エッセイ的な暮らしのマニュアル
おはよう、こんにちは、こんばんわ。
ご訪問いただいた皆様ありがとうございます♪
トップの写真は2022年8月、5年越しの夢を叶えて、愛媛県宇和島市にオープンしたDear Uうわじまゲストハウス&カフェの外観です✨
写真の主を占める白い建物はカフェ、写っていませんが向かって右手のアプローチの奥にゲストハウスがあります。
4カ月が経ちました
夏のオープンから、いつのまにか季節をふたつ超え、お正月を迎えました。いま、人生で一番時の流れを早く感じてます。朝のカフェ営業もお正月休みとしているので夜更かしして記事を書いています。
8月は帰省の方や移住体験の方、タフなお遍路さん(猛暑の中本当にご苦労様です)が多く、9月~11月は自転車やバイクのツーリストさん、やっぱり移住体験のファミリーやお遍路さんのご利用が目立ちました。外国人の方のご利用も増え始めています。
チェックインの際には、丁寧に館内説明をしたのち、時間に余裕がありそうなお客様とはおしゃべりを楽しみます。お互いの旅の経験の話、これからの夢や目標の話を、私もたくさん話すし、お客様にも話していただきます。この時間が至上なのです。「こんなに楽しくて豊かで幸せで、これを仕事だと言っていいのだろうか」とさえ感じます。
効果を実感する装置
「オープンしたてのお宿ですが、何を見て知っていただいたのですか?」と多くのお客様に訊かせていただいていますが、HP・Instagram・過去に実施したクラウドファンディングのPJ記事・Booking.comで検索した・Googleマップで「周辺の宿」を探した、などがご回答として目立ちます。
今時、情報ソースはやはりインターネット・SNSが圧倒的です(前の宿で紹介されて・以前宿泊した方に勧められて、といったあたたか~いルートもあります)。「やっててよかった」とその都度実感しますが、同時に「もっとはやくから取り組んでおけばより多くのお客様に見つけていただいていたのかも」という後悔は付きまといます。というのも、インスタグラムは幽霊アカウント状態、HPは自作にこだわった結果オープンから1カ月後に完成、Booking.comもやはり1カ月後に掲載&公開、など「集客する気あるの!?」「お商売だってわかってるの!?」と突っ込みたくなるほどの呑気さでした。
過去のクラウドファンディングの記事がとても意外な仕事をしてくれているのも印象的です。プロジェクトは達成・終了しているのですが、記事がネット上に残り続けているので、「Dear Uうわじまゲストハウス&カフェ」で検索をするとヒットして、全文を読むことが可能なのです。私たちの移住の経緯、開業への動機などかなり情熱を注いで執筆したもので、「この人たちに会いたいと思ったので予約しました」と言ってくださるお客様もいるほど!ありがたいです!
いま、必要だと感じているもの・こと
▶おそうじロボット(スタッフが一人増えるほどの効率を考えたら安い買い物だけど、やっぱり高い)
▶全窓に遮熱シート貼る(古いお家だから窓が薄い・大きい=熱気・冷気が館内ダイレクトアタック、エアコン代がえぐい)
▶到着予定時間を必須で聞き出せるシステム(待ちぼうけ時間をなくしたい)
▶事前決済必須にしようか…(ノーショーを経験した、つらかった)
▶病院とか学校とかにある固め・ツルツルの抗菌スリッパ(スメハラに最も有効な手段のひとつ)
▶リビングの壁に写真をたくさん貼る(私たちの旅の写真をアルバムに閉じて置いてあるけどわざわざ見る方も少ないので、今がらんどうの壁面に貼る→会話が生まれる→次の旅へのヒントになるかも?)
▶リモートロック?スマートロック?オートロック?(暗証番号で出入り出来たり、遠隔で解施錠及び確認できたり、締め出しや鍵紛失トラブルの防止になる)
不要かもしれないと感じているもの
▶朝食サービス(食パンと高級手づくりジャムを冷蔵庫に設置して「ご自由にどうぞ」スタイルが過去に悪評を得たこともあるし、半分ぐらいのお客様が利用しないので、基本的に食事なし&欲しい方には予約制・別料金でしっかり準備しようかなと画策しています)
▶布団カバーの四つ角固定(お客様の「留めなくていいと思う」というご意見より。現在、ベッドメイクの際に試行中。ズレて使いづらいことが無いならば採用します。こちらのタスクも軽くなるし、お客様のチェックアウト前の時間も短縮できるし。)
2023年挑戦したいこと
2022年夏、私たち夫婦の5年越しの夢が叶ってDear Uうわじまゲストハウス&カフェはオープンしました。まもなくお客様の宿泊予約も入り始め、順調なスタートを切ったように思えた矢先、ご近所の方のこんな声が聞こえました――「ゲストハウスって危ないところでしょう?」ショックでした。私たちの夢の城は、地域の方を不安にさせていたのでした。モヤモヤしました。ホテルや旅館は善くて、ゲストハウスの何が印象を悪くするのだろう?「ゲストハウス大好き」な私には、予想もしえなかったご意見でした。
「ゲストハウスとは何か?」をもっと町の人に届けないといけない。よく知ってもらい、安心してもらい、受け入れてもらいたい。その思いから、2023年は旅人さんだけではなく地域の方がゲストハウスを利用する機会も作りたいと考えつき、毎月1回イベントを開催することを決めました。
開業はゴールではなくスタートだ――今、そんなことを実感しています。
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