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お店の人に感謝される「信頼できる農家に種を手渡す人」になろう

また意味のわからない「信頼できる農家に種を手渡す人」とかいうたとえが出ていますが、後半の方で解説しますので、なんとか読み進めてください。笑

今日は、カフェのお客さん側に向けた話です。

皆さんにも1つや2つ、「ここは内緒にしておきたいんだよなー!」っていうとっておきのお店、ありますよね?

大好きすぎて、混んだら嫌だな~みたいなところ。

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ただ、これはお客さん側の勝手な都合で、お店側としてはやっぱり多くの人に広めてもらって、そして来店してほしいわけです。

内緒にしておいたことで来客数に伸び悩み、経営が苦しくなって閉店してしまったら、本末転倒ですからね。

「内緒にしておきたい」大好きなお店ほど、独占してはいけない

その月のお店の売上に匹敵するような額を自分一人で、しかも継続的に使えるなら、内緒にしておいてもいいと思います。けど、実際はそうは行きませんよね。

客単価が高くないカフェみたいな飲食店は特に、多くの人に支えられているというのが理想の状態です。

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じゃあ、そのためにどうしたらいいか?と考えたときに出た、僕なりの理想の答えが「信頼できる農家に種を手渡す人」でした。

「信頼できる農家」を選んで「種を手渡す」

インターネットの発達によって「人が触れる情報量」が、10年で530倍にもなったと言われています(諸説あり)

ここまで情報があふれていると、一つひとつの情報の存在感ってどうしても薄れるんですよね。

もう少し掘り下げると、"意味づけされていない"情報の存在感。「自分にとってのどんなお店なのか」という"意味"がまだない、ただのお店情報。

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そこで大事になるのが、一人ひとりに合わせてお店の紹介をしてくれる人の存在です。

「このお店のこのメニュー、あなたは絶対好きだから行った方が良いよ!」
「よくランチでカフェ行くでしょ?ここも気に入ると思うから、行ってみて~」
「ここのメニュー、○○が好きなら見逃せませんよ!」

こんな風に紹介されると、インターネット上に無数に表示されるお店候補の中から選ぶのと比べて、断然「行ってみたさ」が高いと思います(そんな日本語ある?笑)

これが「種を手渡す」の部分。まだお店には行っていない(=花は咲いていない)ので、"種"なのです。

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そして「信頼できる農家」の部分ですが、お店の将来的な発展を考えると、さらに広範囲に広めていく必要があります。

すなわち、"種"を蒔く必要があるのですが、どこでも蒔けばいいということではありません。間違っても、憎きスギやシラカバのような無差別攻撃をしてはいけません。笑

ここで大事だなと僕が思っているのが、「この人なら、このお店を大事に使ってくれて、しかもちゃんと相手を選んで他の人にも広めてくれそう」という相手を選んで、種を渡すことです。渡した種を、大事に育てて増やしてくれる人。これが「信頼できる農家」ということですね。

そもそも、「混んだら嫌だな~」という考えは、単純に自分が満席で入れないから嫌だというよりも、「変なお客さんが来て、雰囲気が悪くなったら嫌だな」という想いの裏返しなんじゃないかなと思っています。

その思いやりを大事にしつつ、他の人にもおすすめして、お店のファンを増やす。いわゆる「口コミ」の原型で、ちょっと時代遅れな感じもしますが、情報にあふれた今の時代だからこそ大事なことです。

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