見出し画像

Instagramだけが世界のすべてじゃない

昨日のnoteを書いた後、Instagramのストーリーズ機能で、フォロワーさんにこんな質問をしてみました。

「コーヒーを飲みに行くお店といえば?カフェ?それとも喫茶店?」

結果は以下の通り↓

画像1

この数字を見て、どう思われますか?

僕のアカウントはカフェ好きさんが多くフォローしてくれているので、個人的には少なくとも カフェ 8 : 2 喫茶店 くらいになると思っていました。なので、この結果にはちょっとびっくり。

昨日のnoteの中に

「カフェ」という言葉を聞いたときに、あなたはどんなお店を思い浮かべるでしょうか?

という話が出てきたところからの質問だったのですが、こんな結果が出たとなると、「映えるスイーツ一本勝負!若い子寄っておいで!」みたいなスイーツメインのカフェならともかく、コーヒーに重きを置いて勝負しているカフェの集客手段が、Instagramで果たして正解なのだろうか…?という疑問すら湧いてきます。

Instagramアカウントを持っていない町の定食屋さんは、今日も地元のお客さんで賑わっている

「SNS疲れ」なんていう言葉もたまに耳にしたりしますが、なんかここ数年「SNSでの影響力を持った人が偉い!」みたいな風潮が急激に高まっている気がします。

確かに、今の時代においてSNSの持つ力は強力で、そこから生まれる影響力がビジネスをする上での大事な力になります。

ただ、SNSが世間一般に広まり、誰でも発信ができるようになるにつれて、「影響力(フォロワー)を獲得する方法」「インフルエンサーマーケティングで絶大な集客効果!」みたいな小手先だけのビジネスを始める人も出てきて、気づいた人から「本当に フォロワーが多い=偉い なのか?」と、疑問を持ち始めています。

そして、「やっぱり大事なのは、本質的な経験や知識、知恵、実力を持っている人だよね」というところに回帰しつつあります。

この流れは、ここ1~2年でさらに広まって「インフルエンサー神話」は徐々に崩壊していくと思います。

画像3

フォロワーが多いと偉い。本当にそうでしょうか?

Instagramを使いこなせていないと、今の時代絶対NG。本当にそうでしょうか?

令和になった今の時代も、Instagramアカウントを持っていない、誰も映える写真を投稿しない(そもそも映える商品がないから…笑)町の定食屋さんは、お昼時には地元のお客さんで連日満員の盛況を見せています。

Instagramをやっていない喫茶店も、数多く生き残っています。地元の人に、厚く信頼されています。

それで商売がうまく行っているなら、それでいいんじゃないかなぁ。

やっぱり僕は、お店のことを多くの人に知ってもらう(リーチする)ことと同じくらい、お店のファンを作ることが大事だと思います。

地元に根ざす「カフェ」という業態の性質上、いつ来てくれるか、あるいは一度たりとも来てくれないかもしれない人にお店のことを知ってもらうより、まずはお店の周りの人に知ってもらって、月に1度でも来てくれる人を地道に増やした方が良いと思うんです。

僕もメディア発信の立場で、SNSの重要性は痛いほどわかっています。だけどその上で、Instagram以外の大事な部分にも目を向けないといけないなと、最近思うことがしばしばあります。

☆特別企画開催中

画像2

Good day with good cafe -札幌カフェ応援企画 2020春-

☆Links

・YouTube

・Instagram:@aditc__

・Twitter:@horicafe12

「札幌のカフェとあなたをつなぐメディア」A Day in the Cafe

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?