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海のあるまちと自分

海の日なので、海の話題を。

学生時代から色々と旅の機会を重ね、その時々の感性によって「旅先選びの軸」をしなやかに変化させてきました。

大学生の頃はとにかく名所、有名なところを見てみたい。社会人6年目くらいまでは土日の短い休みの中で、食(当時は若干お酒も飲んでいた)と体験に時間をかけ……

「海があるまち」を旅の目的地として意識的に選ぶようになったのは、ここ3〜4年くらいだと思います。

その明らかな"始まり"は、2020年冬に訪れた尾道でした。9泊10日の日本横断旅の途中の日程で、何かきっかけがあったわけでもないと思うのですが、事前の計画の段階でここに2泊することを決めていたのです。

結果としてはその体験が素晴らしく、その後2022年10月、2023年2月、4月と(北海道民としては)ハイペースで訪れ、有り難いご縁もあって尾道に住む大切な友達もできました。

2021年にはふらっと訪れた長崎でも素晴らしい友人ができ、そのときを含めて4回の訪問。知っているのは長崎市内のほんの一部だけですが、博多方面からのJRが長崎駅に向けて進む車窓に「帰ってきた感」を多少なりとも感じられるくらいにはなりました。

その後も、函館に行ったり……

今年の1月、10年ぶりに愛媛県の下灘駅を訪れてみたり(この駅も、僕の"旅史"を語る上で外せない場所です)

こうして海のまちを訪れる中で、"自分"というものが形成されてきたような気がします。

そんな僕が今、最も興味を持っているまちが室蘭です。

これまで気に留めることもほぼありませんでしたが、「坂と海のまち」という点でタイプドンピシャですし、この方の写真を見ていると"尾道(瀬戸内海)と長崎のいいとこ取り"のような感じもして、「我が理想ここにあり」という気もします。

北海道民的な視点で言えば、夏そこそこ涼しく、冬はそこそこ暖かくて雪が少ない、というのも非常に魅力的です。

新たな海のまちを開拓しながら、少しずつ"自分"を形作っていこうと思います。


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