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忘れてはいけない大事なこと

フリーランスになった今、僕は「自分」という商品が生み出す価値でいかにお役立ちをするか、ということを常に考えています(というか、考えなければ仕事もなにもないので…)

サラリーマン時代は組織全体の方針、それを具体に落とし込んだ事業、さらにそれを細分化したポストや役割に応じて「やらなければいけないこと」が決まっていたので、基本的にはその通りにやればよかったのですが、フリーの立場では全て自分で考え、作らなければいけません。

有給消化期間を含めるとすでに3ヶ月以上が経過しましたが、いまだに暗中模索というのが正直なところです。

ただ、最近忘れてはいけない「本当に大事なこと」が見えてきた気がするので、今日はそれについて書きたいと思います。

誰の、何のために?

現在進行形で反省の日々なのですが、何かをするときにどうしても「どうやるか」「何をやるか」を真っ先に考えようとしてしまいます。

しかし、仕事の本質は「誰かの困りごとを解決すること」です。相手がいて、その人が抱えている問題や課題があって、そこに自分が提供する価値でより良い未来を作る。これが全てだと思います。

そう考えると、どうやるかとか何をやるかとかの"How"や"What"の部分は最後の最後に決めればいい小手先の部分でしかありません。

この数ヶ月、何度もぶち当たって身に染みて痛感したのですが、「やること」ベースでプロジェクトを考えると、必ずどこかで辻褄が合わなくなったり、行き詰まってしまったりします。整合性が取れなくなってくるのです。

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そうならないためにも、まず「誰の、何のために」という部分を徹底的に考える必要があります。

良い悪いの話ではないですが、組織にいるとどうしても「やること」というパッケージで自分のところに話が降りてくることがほとんどなので、「誰の、何のために」という部分まで考えたことがほとんどありませんでした。

新入社員研修などで組織のミッション等について教育されることはありますが、自分ゴトとして考えられるようにするためには、本当に自分のこととして取り組むのが一番だと感じます(とはいえ、大きな組織だと難しいでしょうが……)

想像して、想像して、想像し尽くして、徹底的に寄り添う

「困りごと」の解像度を上げられるだけ上げる、というのも非常に大事だと思います。

この便利な世の中では、役に立つ商品がたくさんあります。安くて高品質なものが手に入るのも、この日本という国のとても素晴らしいことです。

しかしそれは一方で、一歩間違えれば安かろう悪かろうでは論外、安くて良いものを提供しなければいけないという「ヘトヘト競争」に突入してしまうかもしれないということでもあります。

それを避けるためには、「誰に」で決めた相手の困りごとを、徹底的に想像しまくることです。

そして、想像した具体的なお困りごとにぴったり合うような解決策を、自分(自社商品)の持っているものの中から提示してあげます。そうすることで、「ただの取引相手」を脱却して、特別な存在になることができます。

当たり前なのですが、つい忘れがちなことだと思います。

今後自分が迷うことがないように、相手のために想像することをサボることがないように、という思いで今日のnoteを書いてみました。

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