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参加費2,000円取っていたスマホカメラ講座を、YouTubeで無料公開した理由

先週の金曜日と土曜日に、「スマホカメラ講座」の動画をYouTubeにアップロードしました。

(第3弾も近々アップします)

このスマホカメラ講座は「A Day in the Cafeのような写真を撮れるように!」をテーマに過去3回、カフェの一角をお借りして実施しました。

内容はテクニック論よりも、基本的な考え方が中心。詳しくは動画をご覧いただけたと思います。

で、この講座、「1ドリンク・1スイーツ付き」ではありましたが、実は参加費として2,000円を申し受けていました。

それを今回、完全版ではないとはいえ、大事な部分をほぼ全て詰め込んで動画として無料公開しました。

ちょっとお金の話

お金のためにやっている講座ではないので別にこんな話をしなくてもいいんですが、これからの時代の物の売り方(プロモーション方法)を考える上でとてもわかりやすい例なので、少しだけ触れます。

本来なら、一人当たり2,000円の収入が見込めるコンテンツは、むやみやたらに無料で公開するべきではないと考える人が多いでしょう。

確かに、そうなのです。

ただ1つ、この場面で忘れてはいけないのは、「どこでお金を生み出すか」ということです。

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現行のシステムだと、受講者がいれば確実にお金がもらえて手っ取り早いですが、決められた日時に決められた会場に来てもらって、そこで支払いをしてくれた人からしか収入を得ることができません。

しかし、動画という形で広く発信することで、YouTubeの広告収入や、やろうと思えばその他の形でのマネタイズなど、取れる手法の選択肢は多くなります。

まずここまでが、この講座をやることで得られる目先の収入の話。

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さらに、動画で公開することによって、もともと講座に来た人しかわからなかった「ほりけんがこんな話をすることもできる」ということがより広い人に伝わるので、僕個人を説明する材料にもなります。

ここから新しい展開が生まれる可能性もあります。その結果、スマホカメラ講座で得ていた以上の金額を得られる可能性すらあります(あくまで可能性、です。ここから先は僕の努力と、熱量と、提供するクオリティ次第)

まず、お金についてはこんなところ。

誰にどんな価値を提供したいか

結局は、ここの方が大事。

今のやり方だとお伝えできる人数が少なく、そのペースもとても遅いので、スピードを上げることにしました。その方が、多くの人のお役に立てると思ったので。

最近、山口周さんの「役に立つことの価値が下がってきていて、意味があることの価値が上がってきている」という言葉が多くの場面で引用されています。

この講座の内容が「役に立つこと」かどうかはわかりませんが(そうあってほしい、と願っています)、それを寝かせたままで伝えなければ「役に立つこと」にすらなりません。

多くの人に知ってもらって、使ってもらって、それによって良い写真を撮ることができるようになって初めて「役に立つこと」になり、そして「あの時にあの講座を見てよかった」と思ってもらったときに、「意味のあること」になれるのだと思います。

ということで、この講座に関しては無料で公開し続けるので、皆さんどんどん使ってください!

ちなみに、これでリアルな会場でのスマホカメラ講座をやめるというわけではありません。

集合でやるときのカメラ講座は、この一連の講義の後に、「みんなで今、学んだことを実践してみよう!」というコーナーも設けています。お伝えした内容を、参加者自身のスマートフォンで撮影する様子を、僕がマンツーマンで指導するという時間です。

参加後のアンケートを見ると、ここが一番好評なところです。

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(整った写真、撮れるようになりましょう)

「うちでやって欲しい」というご要望があれば、ご相談もお受けしますのでお気軽におっしゃってください。

最後に、今までの全3回の講座を有料で受けてくださった皆さんに感謝します。

皆さんからいただいたフィードバック、そして何より喜びの声をいただいたことが、今回の決断ができた一番の要因です。本当にありがとうございます!

☆Links

・YouTube(スマホカメラ講座)

・Instagram:@aditc__

・Twitter:@horicafe12

「札幌のカフェとあなたをつなぐメディア」A Day ithe Cafe

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