記事一覧
『原因において自由な物語』
五十嵐律人さんの作品。
人気作家の二階堂紡季には、恋人の弁護士想護が小説のプロットを書いているという誰にも言えない秘密があった。
そんなとき、事件が起こる。
本のページの書かれた位置が普通の本とは異なり、かなり内側にあると感じた。
「故意に恋する」というアプリを考えた人は、頭が良いと感じた。
紡季が不登校になった際に、父親も一緒に休んでいたという話が印象に残った。
印象に残っている文
『ペットショップボーイズ』
竹吉優輔さんの作品。竹吉さんの作品は初めて読む。
ペットショップで働く学人とフリーターの幸多の物語。
柏木さんは周りのことをよく見えていて、良い上司だと感じた。
エキノコックスについては聞いたことがあったが、人間が非好適宿主であることは知らなかった。
幸多と幸多のお父さんとの話が一番良かった。幸多のツッコミがとても面白かった。
印象に残っている文
『国道沿いのファミレス』
畑野智美さんの作品。
ファミレスのチェリーガーデンの社員として働く善幸と、善幸の親友のシンゴの物語。
善幸が会社で違う店に異動となった理由が、可哀想だと感じた。
粧子と善幸のアルバイトへの接し方が、とても勉強になった。
綾ちゃんの元カレが意外な人物だった。
最後に起こったトラブルにきちんと対応した善幸が、かっこいいと思った。
印象に残っている文
『さらば、男性政治』
三浦まりさんの著書である。
女性の場合、都道府県議会議員から国会議員になるキャリアパスが標準となっていないことを初めて知った。
母親罰、ケア罰という言葉が印象に残っている。
政治家はまず体力がないとダメだと改めて感じた。夏祭りの焼きそばや新年のもちをたくさん食べるというのが、大変そうだと感じた。
アンケートで「わからない」と答える人が多いのは、日本人らしいと感じた。
男性議員と女性議員で
「ココ・アヴァン・シャネル」
2009年公開の映画。
監督はアンヌ・フォンテーヌで、オドレイ・トトゥらが出演している。
世界的なファッションデザイナーであるココ・シャネルの物語である。
叔母の肖像画でダーツをしているのが面白かった。
なぜ「ココ」というあだ名であるのか、知らなかった。
シャネルが自分で服を上手く縫うシーンが印象に残っている。
運の良さというのは必要不可欠だと感じた。
『神さまを待っている』
畑野智美さんの作品。
文具メーカーの派遣社員として働いていた水越愛は、退職して借りていた家も引き払う。
雨宮のように何度も連絡してくれる人は迷惑かもしれないが、連絡しようとしてくれること自体がありがたいと感じる。
ナギやマユやサチ、山本さんといった人々の話を聞いて、辛くなった。
最後に愛が父に対してきちんと言うべきことを言えたのは、とてもよかった。
巻末の参考文献の量に驚かされた。
印
「羊たちの沈黙」
1991年公開の映画。
アンソニー・ホプキンス、ジョディ・フォスターらが出演している。
クラリスがレクター博士に会いに行くシーンは、観ているこちらまでが緊張した。
夕食を届けにきた刑務官を殺すシーンが、とても印象に残っている。
レクター博士を演じたアンソニー・ホプキンスの演技がすごいと感じた。
「アンストッパブル」
2010年公開の映画。
監督はトニー・スコットで、デンゼル・ワシントンらが出演している。
作業員のミスにより無人走行状態となった列車を止めようとする物語。
コニーが指示を出す様子が、とてもカッコよかった。
フランクが運行部長にクビにすると脅され、「とっくにクビですよ」と言うシーンが印象に残っている。
ウィルが怪我をしている状態で列車に飛び乗ったのがすごいと思った。
『刑事さん、さようなら』
樋口有介さんの作品。
本庄署の警察官が何者かに殺されてしまう。本庄署警部補の須貝と西川口の韓国料理屋で働くヨシオを中心として、物語が進んでいく。
警察が手を回して事件の真相を変えるというような記述があったが、果たして本当なのだろうか。
ヨシオはとても良い人で、友達になりたいと感じた。ヨシオの作った七草粥は、きっと美味しいのだろう。
夕美さんはミステリアスな人だと感じた。
印象に残っている