ハイドロジャック

~私の旅の備忘録〜 一年の生活で、多くの時間を地方で過ごすことが多い。ならば、その土地…

ハイドロジャック

~私の旅の備忘録〜 一年の生活で、多くの時間を地方で過ごすことが多い。ならば、その土地を散歩した記録を残しておこうと思い立つ。そんな、いわゆる休日に「観光に出かける!」と意気込んだものではなく、「ちょっとその辺を観光してみましょう」と肩の力を抜いた、私の旅の記録です。

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  • 〜日常の中に〜

    日常の中で起こったこと、感じたこと、所謂日記として

  • 〜私の旅の備忘録〜

    一年の生活で、多くの時間を地方で過ごすことが多い。ならば、その土地を散歩した記録を残しておこうと思い立つ。そんな、いわゆる休日に「観光に出かける!」と意気込んだものではなく、「ちょっとその辺を観光してみましょう」と肩の力を抜いた、私の旅の記録です。

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ホテルの部屋はいつも殺風景

部屋の掃除をしなくても良い。仕事から戻ればバスルームからベッドに至るまで「ビシッ!」と整えられている。ところがどう言うわけか自宅が恋しくなってしまう。 出張は時に楽しく、時に辛いものだと思う。 掃除をしなくても良い、食事付きのプランであれば料理や皿洗いの手間すらない、 それが出張先のホテル暮らし。 でも、それを1週間、2週間と続けていくと「そろそろ家に帰りたいなぁ」なんて考えてしまう。 仕事が辛いからか? 家族が居る場合は家族に会えないからか?(それは一理ある・・・)

    • 桜の季節

      暖かくなりましたね。 少し暑いくらいです。 朝、家を出て寒さに身体を縮こませる冬が去って、ホッと安心する季節がやってきました。 毎年、月並みながら楽しみにしているのが桜。 東京に住み始めて、会社から帰る道の途中にそれはそれは綺麗な桜並木があり、毎年ここの桜を眺めるのを一つ楽しみとしています。 ここは大谷田。 足立区の端っこ、環七近くの葛西用水沿いに毎年桜が咲き誇ります。 用水路沿いは遊歩道やかつては水遊びが出来たという広場があり、その景観がまた桜の美しさを引き立ててく

      • スマホでも撮れるけれど、持ち歩きたくなるカメラ

        旅行に出ると、やはり撮りたくなる写真。 写真を撮る、という行為自体が好きな人も居れば、今自分の見ているこの景色を記録したいという思いから写真を撮る人、いろんな楽しみ方があるかと思います。 今の時代、一人一台は持っているスマートフォン。 かつては本当に「記録」くらいにしか思っていませんでしたが、ここ最近のスマートフォンカメラの進化は驚くばかりで、何も考えずにシャッターを切れば綺麗な写真が撮れるようになりましたよね。 誰でも手軽に、もしかすると自分の目で見ているよりも綺麗な写真

        • 電気ブランを飲む年末

          年末年始の休み気分もそろそろ抜けて、日常が心も体も日常を取り戻しつつありますが、ちょっと年末のことを思い出してみる。 東京都内をドライブしていて、浅草に差し掛かると見える「神谷バー」のビル いつも気になっていました。 昨年末、会社の上司から「電気ブランを飲んだことあるかい?」と問われ 連れて行ってもらうことになった。 電気ブランって?そもそも、電気ブランって何なんだろう?と言うところから始まる。 これについては、「神谷バー」を訪れた人々の日記や記事には沢山書かれているこ

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        • 〜日常の中に〜
          5本
        • 〜私の旅の備忘録〜
          18本

        記事

          広島プチ散歩

          G7サミットを目前に控えた広島の街 10年前に仕事で訪れて以来の来訪。 訪れてからかなり時間が経ってしまいましたが思い出しながら・・・ 新型感染症の扱いが格下げされてまだそれほど経たない時期であったものの、新幹線は観光客で大混雑。 この先しばらくの出張が思いやられます。 さて、そんなこんなで今回の滞在はかなり短く、夜勤だけの日程なので散歩に裂ける時間は夜勤明けで寝てから、夜の仕事までのわずかな時間のみ。 ひとまず、ホテル周辺だけでもブラブラと散歩することにしました。 宿

          街から人が消えた記憶

          長らく続いた流行り病も、ここで一区切りがつくようですね。 流行り始めた当時、外出の自粛が求められ、自由に外を出歩くことが憚られることになりました。 私は仕事がインフラに関わる?とのことで通常運転が続いており、変わらず出張に出ていました。 正直、当初は気乗りしません。 最初は街中を歩いていても、それほどの違いは感じませんでした。 いよいよ影響を感じ始めた2020年の春頃 大阪での仕事を終えて、帰りの新幹線に乗るために新大阪駅の新幹線ホーム 人がいない 車内に乗り込んで

          街から人が消えた記憶

          愛媛 大洲を歩いた

          1月の末ごろ、突然の愛媛出張が舞い込んだ。 宿泊先は「大洲」らしい。 愛媛と聞くと、道後温泉が頭に浮かぶ。果たして、「大洲」には何があるのか? 私に観光のために与えられた時間は、夜勤〜夜勤のインターバル。 睡眠時間と準備の時間を考えるとおよそ5時間 さぁ、行くぞ! 徒歩圏内で楽しめる観光大洲のほぼ中心に位置する観光駐車場に車を停めて、とりあえず「大洲城」へ向けて歩き出す。 大洲の見どころはほとんどこの観光駐車場から徒歩で巡ることのできる手軽さがあるようで、リサーチをろくに

          愛媛 大洲を歩いた

          山形 酒田の街を散歩してみる

          久しぶりの東北方面への出張 山形県は大学生の頃に一度訪れたけど、車で通過した程度の記憶 さて、宿泊地は酒田の駅前 待ちに待った休日にホテルから出ていよいよ散策スタート! 酒田ってどんなとこ?東京から新潟まで新幹線で走り、さらに新潟から在来線特急で延々と走って到着する酒田駅 平たい建物の駅を出ると、高いビルのない穏やかな街の印象を受けます。 駅前には周りの建物からは不釣り合いに綺麗な建物、酒田市立中央図書館や月のホテル、観光物産館の入る近代的なビルが出迎える。 庄内平野の

          山形 酒田の街を散歩してみる

          沖縄で日本に居ながら異国を味わう

          今まで沖縄に興味を持ったことがなかった。 いや、持つ機会がなかったのかもしれない。 強いて言えば、高校の修学旅行の行き先が「北海道」と「沖縄」での決選投票となり、少し調べる機会はあった。 私は迷わず「北海道」に投票した。 東京は桜も散り、木々が緑色に染まり始めた2021年春 突然その時は訪れた。 「来週ちょっと沖縄に行ってきてくれる?」 上司の一言で、人生初の沖縄行きが決まった。 沖縄と言えば、那覇市!離島!石垣島!勝手なイメージである。 普段の生活やテレビ番組などか

          沖縄で日本に居ながら異国を味わう

          大船駅前 夜散歩

          大船駅前はなかなかに繁華である。 初めて宿を取って泊まった時の印象はそんなところであった。 少し歩けば、大体のチェーン店が目に入る。 駅から一本入った道には、所狭しと飲食店が並ぶ。 特に宿泊時の「夕食」には困らないだろうと思った。 ところが残酷なもので、滞在時はちょうど緊急事態宣言真っ只中。 いつもの出張のように、仕事の後に街に繰り出してアフターファイブを楽しむことなど、ほとんど許されるような状況ではなかった。 駅前から散歩スタート 時刻は深夜?早朝?の3時半 もちろ

          大船駅前 夜散歩

          観音様の見守る街

          神奈川県の鎌倉市 そう聞くと、古都や観光の街のイメージを抱くと思う。 そんな鎌倉の玄関口となる駅が「大船駅」 駅全体が鎌倉市に属しているわけではなく、一部が「横浜市」に突っ込んだいくつもの路線が乗り入れるターミナル駅だ。 ターミナル駅という性質上、そこに住んでいる人でなければ多くは乗り換えのために下車することとなり、なかなか駅の外を歩く機会が少ない。 そう言う私も、子供の頃に神奈川県に住んでいた頃はなんども「湘南モノレール」に乗るために「大船駅」を訪れているが、駅の外に出た

          観音様の見守る街

          夜の大津散歩

          「琵琶湖」で認識する滋賀県。大阪での仕事の際、どうしてもホテルが見つからずにそんな滋賀県の「浜大津駅」周辺に宿を取ることになった。 滋賀県に訪れた記憶というと、中学校の修学旅行で「比叡山延暦寺」へ行った時だろうか。 それも、京都を見て回った後に道すがら寄った程度の記憶しかない。 京都からアクセスする関所越え 初夏の京都に降り立ち、レンタカーを駆って目的地の大津の街を目指す。 京都からだと、山を逢坂山を越えてアクセスする。 かつては逢坂関が置かれ、山城国と近江国の国境となっ

          晩秋の鹿島参拝

          2020年も暮れ 12月も半ばになろうかという週末 ふと思い立って車に乗り込んだ 東京の自宅を出る時は、秋晴れのそらは爽やかで、気温も暑からず寒からず、快適な日だ。 常磐道を北上し、つくばJCTで圏央道に乗り換えて千葉方面へ走る。 高速道路は車も少なく、自分のペースでのんびりと走ることが出来る。 千葉に入って東関東道に差し掛かると、目的地はもうすぐだ。 潮来ICで下道を走り、辿り着いたのは湖面に浮かぶ鳥居 西の一ノ鳥居 北浦に浮かぶ大きな鳥居 遠くからでも見える存在

          晩秋の鹿島参拝

          東京の橋を巡る

          東京は橋が多いなぁ 東京に移り住んでから10年が経った今思うのがこのことだと思う。 橋が多い街は日本全国たくさんある。 大阪だってそうだ。大きな歴史ある橋がたくさん街に溢れている。 ただ、歴史的な流れで考えてみると、大阪の橋は民間の橋 東京の橋は官製の橋、という違いがあると聞いたことがある。 ただ一言に「橋」と言っても、いろんな形が存在する。 単純に川を渡るだけなら、所謂普通の鈑桁で良いだろう。 ところが、川を船が走る、川幅が広い、お金がない、様々な要因が絡み合うことで

          東京の橋を巡る

          心に刻まれる 長崎の夜景

          日本には、夜景の名所と呼ばれる場所が随分と多い気がする。 山と街が近かったり、それこそ山に街がへばりついていることが多いからなんだろう。もちろん、都市部では高層ビルが多いことも理由の一つだと思う。 坂の街、長崎も例外ではなく山と街が一体となっている。 港から狭い平地の街、そして山にくっつくように段々と広がっていく住宅地 特徴的な地形と街が綺麗な夜景を演出する。 長崎にはこの2年間、かなり頻繁に訪れている。 その中でも庁舎が港に移されたり、最近では長崎駅が高架化され新幹線

          心に刻まれる 長崎の夜景

          青色の清流 仁淀川の仁淀ブルー

          日本の清流と言えば・・・ 高知に滞在している時に、市内のひろめ市場で先輩とのお酒の席での話である。 漠然と思いつくのはやはり「四万十川」ではなかろうか? 先輩の答えも同じであった。 その帰り道、アーケードの中をほろ酔い気分で立ち寄った観光案内所で、衝撃を受けたのだった。 ふと目に入ったパンフレットの、川の綺麗さに。でもそれは、四万十川ではなかったのである。 仁淀ブルーの聖地 にこ淵結局、その週末は観光パンフレットで見た景色を求めることになった。 高知市内から車で1時間

          青色の清流 仁淀川の仁淀ブルー