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VUCA時代を生き抜く発想力と創意工夫力

新しくやろうとしている「Cplus」は、Zoomを舞台にミニショーを上演する。今回ライブ感を大切にしながら、フルオンラインでやるので、既に制限が多くなる想像がつく。

・画面という狭い枠の中で
・他の演者とは会えない
・非接触で演じる
・歌うとずれる、踊るとずれる
・他の演者と環境が異なる
・ギャラリービューの配置がそれぞれ異なる(Zoomの特性)
など

この制限をどう見るか。

「不便だ、何もできない」と諦めるのか、「何か工夫すればできるんじゃないか」と挑戦するのか。

今はコロナの影響を多分に受けているけど、今後それ以外にも社会を揺るがす出来事は生じるはず。「今まで」が全くもって変わってしまう「予測不能なこれからの時代」には、それを乗り越えるために、発想する力と創意工夫する力が必要となる。高度経済成長期やバブルのような安定した社会での満たされ方ではなく、不安定なVUCA時代の社会での満たされ方を考えていかねばいけない。

「VUCA」とは、Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)の頭文字をつなぎ合わせた造語で、これら四つの要因により、現在の社会経済環境がきわめて予測困難な状況に直面しているという時代認識を表す言葉です。

昨日のCplusのキャスト募集説明会で、あるテーマでミニ作品づくりをしてもらった。制限時間10分でいきなりつくられたグループで。10分後に、みんな発想して創意工夫して、それぞれに違う、カラフルな作品をつくってくれた。自分の想像以上にアートだった(笑)。

オンライン環境の制限に加えて、ひとりひとりの「違い」にも向き合わなければならない。

・それぞれの考え方の違い
・それぞれの表現方法の違い
・それぞれの得意や不得意
・コミットメント、温度差の違い
など

ここにも、相手を思いやる力(発想力)、それぞれの違いを活かし合う力(創意工夫力)が必要となってくる。

本プログラムの今回のテーマは「豊かに生きる」だ。このテーマで仲間と語り合い、社会に届けるメッセージを作品にしたためる。オンライン環境とメンバーの多様さを制限ととらえるか、面白味や魅力ととらえるか。そこに自己成長の他者理解へのヒントがたくさん詰まっているはずだ。

きっととんでもない発想から、「そんなことしたの!」と驚く創意工夫から、ひとりひとりの「違い」から、心を動かすカラフルなアートが生まれるだろう。とても楽しみだ。



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