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2回目は難しいけど、やりがいの塊だ

7月に挑戦したフルオンラインでの新しい表現プログラム「Cplus(シープラス)」は、右も左もわからない中で、スタッフもキャストも無我夢中で取り組んだ22日間だった。

キャスト参加のための説明会では、参加者から質問があがるため「それはまだ決まってないんです」「みんなで一緒に考えたいんです」というような未確定であることを伝える回答を連発した(笑)。不安を覚えた人もいれば、だったらやってやろう!と意気込んだ人もいたはずだ。

そうやって新しい挑戦をし、なんとかこの表現プログラム「Cplus」は、練習も発表もとても良い時間だったけれども、少しだけ、ほんの少しだけ、この取り組みの輪郭がハッキリしたぐらいかなと思います。

何が言いたいかというと、まだまだ発展途上です。1回やってみただけじゃ何もわからない。初回ってのは、「初回だから」という効力が良い意味でも悪い意味でも働くので、そこでの成功にのぼせやすい。

ビジョンにまっすぐに、表現活動の幅を広げオフライン・オンライン関係なく、市民が表現する機会を届け続けていくためには、「継続」が不可欠だ。

だからこそ、2回目はとても難しい。1回目に比べたら倍以上にハードルが高い。誰も何もやったことがない1回目のあのピュアな挑戦心と1回目でうまくいったからという経験からくる安心感とを戦わせなくてはいけなくなるからだ。これはスタッフもキャストも同じだ。「1回目はこうだったよ」は本当に立ちはだかる大きな壁になってくる。

表現活動には、自分をオープンにして、制限の中でも工夫して新しい物を生み出すことを楽しもうとする力が必要だ。何度も挑戦して
、何度も失敗して、それが積み上がってこそ良いものが生み出される。それがこの「Cplus」の醍醐味でもある。それが「前回と同じでー」になりすぎてしまうと、マンネリ化が生まれてしまいつまらない(もちろん「お決まりの◯◯」はつくっていくべきだ)。

現在2回目、第1期のキャストを募集中だ。2回目が実施できるのは確実に1回目の成功あってこそなので、1回目のスタッフ&キャストには感謝感謝だが、2回目を成功させてこそ1回目の成功なのである。

2回目の難しさを伝えてきたが、2回目の良さはそれはそれとしてある。運営的な視点での難しさはあるが、参加する人たちにとっては貴重な人生の時間を使う「初回」であることには違いない。だからこそ、全ての時間に責任をもって、少しでも参加される人たちに「豊かに生きるとは」というテーマに対する何かしらの答えを見出してもらえるように精一杯がんばらねば。

2回目の「Cplus」にもご注目ください。1回目のスタッフ&キャストが全員出演のエンドロール動画もつくったのでぜひ観てみてください!


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