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塾業界のゴールは「全ての塾が無くなること」

こんにちは!足立花畑キャンパスの小西です。

皆さんは「その業界のゴール」について考えたことはありますか?

自分のキャリアや自社のゴールみたいなものはよく話題に挙がりますが、業界全体のゴールってあまり話題にならないのではないかと思います。

自分は習い事業界、とりわけ塾業界のゴールについて考えることが最近多いのですが、個人的には

「塾業界のゴールは全ての予習/復習型の塾が無くなること」

だと思っています。

習い事というのはそもそも、「学校や家庭では身に付けることの出来ない専門分野」を習うために存在していると考えていて、多くの保護者の方は塾以外の習い事を探されるときは、

・学校では専門的に教えてくれないし、家でも教えられないから、ピアノ教室へ行こう

・学校では専門的に教えてくれないし、家でも教えられないから、バレエ教室へ行こう

・学校では専門的に教えてくれないし、家でも教えられないから、書道教室へ行こう

という気持ちで習い事を探されるのでは無いでしょうか?

しかしながら、こと塾に関しては、

・学校でも専門的に教えてくれるし、ある程度家庭でも教えられるけど、身に付いてないから塾に行こう

という判断をされているはずです。

学校という専門機関に通っていながら、ほとんどの子ども達が学校で習う内容を再度塾で補填しています。

でもこれって、かなりおかしな構造だと思いませんか?

僕も立場上、「子供が学校で習っている○○っていう単元が理解していなくて、、、」というご質問を頂くことが多いです。もちろんその際は自分の知識と経験を総動員して丁寧にご説明します。

でも、本来あってはならない会話だと思います。

やはり、学校で学ぶべき教育は学校内でしっかり完結するべきだと思っていて、もしお金を払って外部の教育機関にお子さんを預けるのであれば、学校でも家庭でも絶対教えてくれない高い専門性を学ぶために通われるのが健全な姿だと思います。

中には、学校の復習をするために塾を進める学校の先生もいるようで、こういった先生にはしっかりプライドを持って指導をして頂きたいですね。。。

上記のような理由から、Pebyの勉強系レッスンでは学校の予習/復習は一切行わず、学校では教えてくれない思考力や記述力を養うレッスンを展開しています。

学校批判みたいになってしまいましたが、学校のカリキュラムは学校だけで完結できる時代が来ることを願っています。

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