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「ビゼーティン」七つの星の物語

これは、三種の神器のひとつ
天叢雲剣(アメのムラクモのツルギ)が生まれるまでのお話です。

時はまだ宇宙が生まれたばかりの頃ー

「ビゼーティン」という名前の
この広い宇宙を見守る存在がおりました。

宇宙を創りながらビゼーティンは、
沢山の星を産み出しましたが、

最後に、中心となる
五つの美しい星を産みました。

この星々を「北極星」と定めました。

同じときに、北極星のまわりを回る
七つの星「北斗七星」も創りました。

ある日、ビゼーティンは北極星に言いました。

「もうすぐ、美しい水のほしが生まれます」
「その星に愛を与え、育むように」

数十億年の時が経ち

こうして、宇宙の中でも格段に美しい
水の惑星「地球」が誕生しました。

北極星は、水の惑星「地球」に贈り物をしました。
それは「北斗七星」の形をした七つの島でした。

七つの島には、北斗七星の叡智が宿りました。
そして、叡智を象徴する「七つの剣」も生まれました。

時が経ち、33億年に一度の彗星が
地球に近づく頃ー

地球の成長を見て
ビゼーティンが仰いました。

「時が来ました。
地球に文明が宿る頃です。
それを全宇宙で見守り、育むのです。」

北極星たちは思いつきました。
彗星の大きなエネルギーを借りて、
七つの剣を、一つの大きな剣にして、
地球上のあらゆる存在に恵みをもたらそう。

ついにその日がやってきました。

巨大な彗星が
光の尾を引きながら
近づいてきます。
七つの剣は、大きな光の中で、
「一つの剣」となりました。

剣は、然るべきその時が来るまで、
七つの島に護られました。

それからずっと後の時代ー

巨大な霊力を持つこの剣は、
スサノオにより発見されました。

剣は、姉のアマテラスに献上され、
天叢雲剣(アメのムラクモのツルギ)と
名前がつきました。

そして、
そのまたずっと後、

ヤマトタケルが授けられた剣として、
三種の神器のひとつとなり、
その名を轟かせました。
伝説は今も生き続けています。

これが、天叢雲剣が生まれるまでの
長い長いお話です。

作 長い歴史の言い伝えに基づく
潤色 緑間 玲貴



バレエ『ビゼーティン – 七つの星の物語 –』

あらすじ動画

美しいコンセピト画…心地よい音楽…にのせてあらすじを語っています。
「ビセーティン」の世界をお楽しみください。


2024年10月6日 那覇文化芸術劇場なはーとで行われたバレエ 御佩劍 第1番「ビゼーティン−七つの星の物語−」を鑑賞して来ました。

夢のようなバレエの世界に引き込まれ
息を呑むほど美しく
心が震え
涙が溢れてきます

神聖な音楽に身を委ね
心が水のように
透明に澄んでいく

宇宙や地球に溶け込み
湧き出る神の祈り

すべてに魅了された素敵な時間

バレエの美しさ、強いエネルギーを感じさせていただきました。
素晴らしい舞踊、芸術に出会えた幸せと、深いご縁に心より感謝申し上げます。
A.C.T.Y plains 原




いづみさま YouTube

作家であり、チャクラヒーリングも行なっているいづみさまが、「ビゼーティン−七つの星の物語−」を鑑賞してくださり、語ってくださいました。
感謝の気持ちでいっぱいです。

物語「貴婦人の予祝」

この本が出会いでした。
本のタイトルでもある「貴婦人」その言葉がぴったりないづみさまです。
益々のご活躍をお祈りしています。




バレエ・アーティスト緑間 玲貴氏のブログ

夢のような素晴らしいご縁に感謝します A.C.T.Y plains


お知らせ


新作バレエ
「ビゼーティン 七つの星の物語」

2025年5月24日

新国立劇場




バレエ・アーティスト緑間 玲貴氏とのコラボレーション企画

レジリエンスを高め、あなたの人生を豊かに潤していく芸術宝飾の世界をお楽しみください。


田村有弘 ARIHIRO TAMURA

ジュエリー・アーティスト〈宝飾師〉

ジュエリー・アーティストとしての感性と、宝飾師としての職人の手仕事を融合する事で、新しい価値を持った芸術が生まれると考えています。

最先端の技術、古来の技術、どちらを優先するわけでなく、あくまでも制作の道具のひとつと位置付け、ジュエリー・アーティスト〈宝飾師〉として、芸術を感じさせるジュエリーを制作していきたいと思っています。





2024年10月6日
沖縄
感動、感謝の日





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