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「実は俺、仕事やめるんだ…」と元同僚に言われた【感想】

こんにちは、先日元同僚に「実は俺、仕事やめるんだ…」と言われました。

この時に思ったことや考えたことを書いていきたいと思います。

みなさんの身の回りに仕事を辞める人はいらっしゃいますか?

私は公立学校の教師という立場上、転勤としての別れを多く経験しますが、離職による別れはあまり経験しません。

今回、久しぶりに元同僚に会う機会があり、会話の中で出てきた言葉になります。

この同僚は30代男性で仕事がバリバリできるタイプの人でした。

以前の学校で同勤し、年も近かったのでよく遊んでいました。

そんな先生の突然のカミングアウトにびっくりしました。

この発言から自分自身を振り返りましたので、みなさんと一緒に考えていければと思います。


「実は俺、仕事やめるんだ…」と元同僚に言われた【感想】

1.正直に思ったこと

もしも、みなさんが私の立場だったらどのようなことを思いますか?

私は正直に「勇気のあるすごい決断をしたなぁ。すごいなぁ憧れる。」です。

当然その人には妻子がいます。

そんな中での決断に本当にすごさを感じました。


1度きりの人生を後悔したくない」とも言われていました。

そんな先生を見ていて、

「自分はどうなんだろう?」「このままでいいのか?」

という焦りや不安の感情が出てきました。



私に限らず、仕事を辞めることを考えた人はたくさんいると思います。

特に家庭ができ、子どもが生まれたあとはその思いを強く感じることがあります。

教員の仕事は、非常にブラックです。少しずつ改善傾向にありますが、他の企業から見ると考えられない労働環境だと思います。

↓詳しくはこちらをご覧ください。↓


現在は、私は学級・部活など非常に恵まれた環境にいます。

しかし、いつ精神的に追いつめられるかわかりません。

いつでも行動できるように様々な選択肢を持っておきたいです。


2. これまでにいたやめていった人たち

今回、元同僚の退職の報告を受けて、これまでの教員生活で出会った辞めていった人たちを思い返してみました。

定年退職以外で教員を辞められた方で印象に残っているのは2名います。

〇精神を病んで退職

1人目は、うつ病を患い退職した男性30代の職員です。

以前勤めていた学校に転入してきた先生で、転入をきっかけにこれまで経験してきた部活動とは違う、未経験の部活に配置されました。

それをきっかけに学級や部活動でうまくいかないことが重なり、夏休み明けから学校にこなくなってしまいました。

年齢的にも近い立場でしたので、事前に悩み等を相談されていましたが支えになってあげることができませんでした。


〇仕事と育児のバランスが保てなかったワーママ先生

2人目はワーママ先生です。

30代後半の女性で、初産で男の子を出産されました。

子どもを出産する前は、バリバリ仕事をこなす人でした。

妊娠をきっかけに産休、育休(2年)を取得されます。

その後、仕事に復帰されましたが仕事と育児のバランスを取ることが難しく復帰後1年で退職されました。


3.人材確保&人材育成の課題

今回、元同僚の退職を含めて学校現場から人がいなくなっていっているように感じます。

4月の段階で、欠員がいるのが当たり前です。

2、3人の欠員では驚きません。

そんな中、こんな記事を見つけました。

この記事を見てもらって分かるように、私の勤める熊本県の不足率は非常に高いことがわかります。

みなさんの地域はどのようになっているのかわかりませんが、将来もっと深刻な人員不足が予想されます。

ただでさえ負担が大きい職場で、人手不足のためにどんどん劣悪な環境になっていきます。

これから本当に改善しなくては、現場はさらに疲弊します。

今後も元同僚のように仕事を辞める人が多く出てくるかもしれません…


まとめ

今回は、元同僚の発言から現在の教員不足についてまとめてみました。

うまくまとめることができませんでしたが、学校の教育の質を確保するためには人材確保と人材育成が欠かせません。

少子化が日本の一番の課題だと思っています。

今後の日本を担う人材を育てるためにも、学校現場をもっと魅力ある職場環境にする必要があります。

また、人生どのようなことが起こるかわかりません。どんなことが起きても対応できるように普段の生活を変えていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、また!


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