メガベンチャーを目指す創立4年目スタートアップのMVVリニューアルの裏側大公開!
ACROVEの公式noteをご覧いただき、誠にありがとうございます!
採用広報の藤角です。
弊社では、23年4月にACROVEとして大切にしていくミッション・ビジョン・バリュー(以下、MVV)を見直し、刷新しました!
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今回は、MVVを改修した背景やMVVに込められた想いなどをご紹介していきます。
■ACROVEの沿革
はじめに、ACROVEの沿革から簡単にご紹介します。
CEOの荒井は、2018年、学生時代にACROVEの前身である、ピープロテインブランドの株式会社アノマを創業し、プロテインEC販売事業をスタートし、約1年で年間売上1億円弱のブランドに成長しました。
その後、コロナ禍によりお世話になったジムやカフェが次々倒産するのを目の当たりにした荒井は、『自分だけが小さく儲かっていても仕方ない。一生をかけて、本当の意味で社会的価値の大きな事業をやり、100年以上遺る企業を創る。』と決意し、2020年に、果樹を事業と見立て社会に連続的に事業を生み出し社会的な果樹園となるような会社をつくろうという理念から、商号をACROVEに変更しました。
そして、商号を変えてから最初に立ち上げたECサービス事業は、コロナ禍によるEC市場の急成長もふまえ、プロテイン販売で蓄積したEC販売ノウハウをメーカー様向けに提供する事業で、現在120社以上のお客さまをご支援させていただいています。
さらに、2022年にはECブランドのM&Aを通じてメーカー・ブランドの価値の最大化を目指すECロールアップ事業*へ拡大し、これまでに、 6つのブランドをM&Aしてきました。
■MVVリニューアルに至った背景
リニューアルに至った主な背景は、事業拡大と社員数増加の2つです。
事業拡大
前述の通り、ACROVEは、2022年にECロールアップ事業を展開し始めました。今後もEC事業者の課題を解決して、良いモノを、それを欲している人々に届けていくべく、EC領域で拡大し、アジアナンバーワンを目指しています。MVV、特にビジョンについては、ECサービス事業、ECロールアップ事業を包括するECを軸としたワーディングにするべきだと考えました。
社員数増加
ACROVEへと商号が変わった2020年12月の社員数は、たったの4名でしたが、約2年余りで約20倍の80名以上になりました。様々なバックグラウンドを持った人が集まるACROVEにおいて、”ACROVEらしさ”を再定義する必要がありました。
■新MVVを定めるまで
MVVリニューアルプロジェクトが始動したのは22年10月。リリースまでの約半年の取り組みを振り返ります。
(リニューアルに際し株主である博報堂DYベンチャーズ様、並びに博報堂様に多大なるご協力をいただきました。誠にありがとうございました。)
1,ACROVEの組織に宿る価値観・想いの集約
まず、ACROVEの組織に宿る価値観・想いの集約をするため、全マネージャーを対象にインタビューとワークショップを開催しました。
2,ACROVEの存在意義、めざす未来の深堀り
次に、CEO荒井さんへのインタビューや、社内で良く使われる言葉の抽出なども行い、内容を詰めていきました。
そして、新MVVの大枠となる制定方針を固めました。
アウトプットから4つに分けて整理し、MVVのどこに当てはめるかを決定しました。
3、キーワードのブラッシュアップ
ACROVEっぽい、わかりやすい表現を追求しました。
ビジョンに関して、いくつか候補が出たので一部をご紹介します。
以上のステップを経て、新しくMVVを策定してきました。
■新MVVに込められた想い
MVVとは?
想いをお話する前に、まずACROVEが定義したMVVとは何か?についてふれておきたいと思います。
その上で、ACROVEの新しいMVVと込められた想いは次の通りです!
ミッション(存在意義):社会の果樹園を創造する。
ミッションに込めた想い:
「果樹園の創造」は社名の由来であり、かつ社員全員が共感しACROVEへ集まってきているため、新ミッションになっても残す
従来のミッションでは、主語・意図が分かりにくかったためシンプル化
顧客貢献、リーダー育成、社会循環への協力、というミッション実現に向けた手段をステートメントとして記載
ビジョン(めざす世界):良いCommerceが、届く世界へ。
ビジョンに込めた想い:
ECサービス、ECロールアップで共通してめざす世界観
ワークショップで出た生産者・ブランド支援や世界に届ける要素を含む
「本当に良いもの」を支援することにこだわるACROVEらしさ
バリュー(価値観・行動指針)
1,感謝・誠実・思いやりの心を持とう。
ACROVEの社会的使命の一つは、果樹園戦略を実現するための「次世代のリーダー」を生み出すことです。次世代のリーダーにふさわしい人間性とは全てのモノ、コト、ヒトに感謝し、全ての人に誠実に分け隔てなく裏表なく接し、思いやり(利他の心)を持ちます。
2、お客様から「ありがとう」と言われるのが仕事。
ACROVEの商売は、顧客起点で考え、お客様の成功と感動を実現します。それによってお客様から「ありがとう」を言われることが、ACROVEのみんなの仕事です。
3、「チームACROVE」主義。
ACROVEのミッションとビジョンの実現のためには、個人最適化に走らず、チームであることが大切です。そのために全員で採用することや、全員が当事者であることが重要です。
4. ゼロベースで考える。
ビジネスをとりまく環境は刻一刻と変化します。今までの「常識」から物事を考えず、ゼロベースで考えることを大切にします。
5. シンプル!スピード!逆算コミットメント!
ビジネスの目標達成のためには、シンプルな報告やシンプルなアウトプット、そしてとにかく早く実行すること、目標から逆算して最後までやり抜くGRIT(コミットメント)が必要です。管理や報告、アウトプットは複雑にせずシンプルに、そしてとにかく早く、早く、目標から期日を逆算して最後までやりぬこう。
6. オープンマインドでいこう。
オープンマインドとは、表面的な”気を遣った”コミュニケーションではなく、本音で語り、是々非々で聞くことです。自分をよく見せたいと言うプライドを捨てたり、「分からない/無能である」ということを恐れないだけでなく、そのような空気を創り出して本音のコミュニケーションを促進します。そのために聴く側も「誰が言ったか」より「何を言ったか」を大切にします。
バリューに込めた想い:
社内でよく使われていた言葉を、改めて明文化しブラッシュアップ
ミッション実現の手段である「リーダーの輩出」のために必要な、人として・事業家として必要なマインドセットを定義
「社会の果樹園」を創る事業体となるべく、事業・組織が拡大してもスピードがあり、イノベーションを起こせるような文化を維持する
ミッション実現に向けた価値創造サイクル
前述の通り、当社では「社会の果樹園を創造する。」ミッションを実現するための価値創造サイクルを定めています。
1,顧客貢献
顧客貢献とは、最も基本的な商売の目的です。モノやサービスを単に売るのではなく、お客さまのためになるサービスを提案することで、顧客の幸せや成功に貢献します。顧客貢献こそ、私たちの商売の目的の一つと考えています。
2,リーダー育成
経営や商売を通じて人材を育成することも、経営の目的だと考えています。経営や商売には、人生や人間の生き方そのものに通ずるたくさんの学びがあります。例えば営業・マーケティング・組織マネジメントに共通するのは「人の感情を動かす・出会った人に気持ちよくなって帰ってもらう」ということ。人の感情を動かすスキルは家族生活や一般社会においても大切なことですから、まさに商売でのスキルが一般生活でも役に立つ典型的な例だといえます。そのほかにも、素直な心、感謝の気持ち、シンプルに考える、問題解決など、商売の”道”は、人生を生き抜くためのことを教えてくれます。高い志と経営に対する深い知識を持った人々をたくさん育成し、日本や世界を支える人材をどんどん輩出する。これこそ「リーダー人間育成」であり、私たちが経営をする目的です。
3,社会循環への協力
ACROVEは ”株式会社” を社会の公器であると考えています。私たちが作った利益を、国に税金として納めることで、それが次の社会インフラやサービスとなり、循環する社会において意味のある会社になります。また、事業を拡大することで雇用を創出することができます。ACROVEは、社会循環への協力をすることも経営する目的であると考えています。
■最後に
このように約半年の新MVV改修プロジェクトを経て、リニューアルいたしました。再定義して終わりではなく、これから、このミッション・ビジョンを実現するために、一人一人が理解し、一丸となる必要があります。そして日々、全員がバリューを実践することで、ミッション実現を促進すると考えています。
まだまだ新MVVプロジェクトは終わりません。
ここから全社で話し合い、各部署ごとのMVVを策定しました。この内容については、次回記載します。
お楽しみに!
■弊社CEO荒井noteはじめました!
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