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ケネス・ワプニック博士の語録

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『A Course in Miracles』をもっとも理解していたその第一人者であるケネス・ワプニック博士の言葉を引用したnoteコラム
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#赦しのまなざし

この世界のすべては子どもの砂場遊びのようなもの

この世界のすべては子どもの砂場遊びのようなもの


攻撃することなく、裁くことなく見なさいワプニック博士は、こう云います。

「この世界のすべては子どもの砂場遊びのようなものです」と。

そして、こう云います。

「そして、砂場で遊んでいる子どもたちを攻撃することなく、裁くことなく見なさい、それが私たちがしていくことです」と。

「彼らが何をしているのか?それを(聖霊と共に)見なさい」と。

さらに、こう云います。

「そして、(一緒に)遊ぶこと

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それの何が問題なの?と、そう言えるようになるために

それの何が問題なの?と、そう言えるようになるために


自我が問題なのではありませんコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の実践において私たちがしなければならないのは、自我を直視するということです。

それはどのような実践をしていけばいいのか?

そして、何のためにそういう実践をしていくのか?

ワプニックさんは、コースの実践について、以下のように云っています。

このコースは、自我を否定していく道ではなく、自我を咎めずに見ていく道なのだというこ

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「長期的な赦し」と「短期的な赦し」について

「長期的な赦し」と「短期的な赦し」について


自我をエゴフリー(自我のない状態)から見るコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の実践は、「長期的な赦し」と「短期的な赦し」に分けて捉える必要があります。

というのも、もし、「長期的な赦し」の目標と「短期的な赦し」の目標を混同してしまうならば、間違った実践をしていくことになるからです。

そのことについてワプニックさんは以下のように述べています。

自我を愛のまなざし、赦しのまなざしで見る

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コースの目的は、自分は心であるということを完全に思い出すこと

コースの目的は、自分は心であるということを完全に思い出すこと

アイデンティティーのシフトを目指してコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の教えを正しく学んでいくとき、私たちはそのプロセスにおいて学びの階梯を上っていくことになります。

それは実相世界へと至る階梯であり、そして、その実相世界に達することがコース学習者の私たちが目指しているゴールだといえます。

ですから、まず私たちはその階梯を見つける必要があります。

そのためには正しいコース形而上学の学

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