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歩みと歴史(後編)これから目指す未来へ向けて
これまで2回(全3回)に渡ってお届けしてきた、「歩みと歴史」シリーズも今日が最後。
本日は、窮地に追い込まれた弊社は、どのように事業をピポットし、どのように復活を遂げたのか。
今日はそんなお話。
中編で、お話しそびれていた、例のフィリピンの案件をどうして獲得できたのか、という所からのスタートです。
↓↓↓前編、中編を見逃した方はこちら↓↓↓
1. 人を大切にすることで道は開ける
その出来事は突然やってきました。
一本の電話。
それは、直近に知り合ったとある社長から。
「2人とも英語できる?フィリピンで地方自治体のDX推進プロジェクトをやるみたいだから一緒にやらないか?」
というのもこの社長。とある飲み屋で隣の席になり、楽しく話をしただけの間柄。
きっかけは僕がバームクーヘンを飲み屋で配ったから笑
遡ること1ヶ月前。
私は、正月の親戚の集まりで、従兄弟に就職祝いを渡しました。
(お金もないのに見栄を張って笑)
そのお礼にということで、親戚のおばさんが送ってきてくれたものが、バームクーヘン。
もちろん男一人で食べてもしょうがありません。
たまたま、お客様との食事会があったので、持ち込んだという訳です。
それがきっかけで連絡先を交換したのがこの社長。
自分の状況や、このバームクーヘンの経緯を全てお話したことでこの話が回ってきました。
後から聞いた話ですが、お金も何もない、どん底の状況で人の本性が出る。
その中で、自分の家族や親戚を大切にし、前を向こうとしている姿に、昔の自分を重ねて、
今度は自分が助ける番だと思ったとのこと。
中小企業はどこの社長も倒産の危機や、修羅場をくぐってきているもの。
絶対に忘れてはいけないことは、いくら自分が窮地に追い込まれようが、どんな状況にあろうとも、人を大切にしなければいけない。
当たり前の言葉ですが、言葉の本当の意味が身に染みて理解できた瞬間でした。
2. イノベーターになると決めて
中編でお話したように、2023年下旬からコンサルティング事業をコア事業にしようと決めて、歩みを進めていますが
ありがたいことに沢山の方からコンサルティングの依頼と、ご相談を頂戴しております。
(盛ってなく結構ガチで。笑 上場企業の課長クラスの皆さまからの相談多め)
しかし、我々は「独自のサービスを創出すること」を諦めていません。
つまり、我々は事業家であり、イノベーターでありたいのです。
この信念は創業以来ブレていない指針です。
実は、フィリピンでのプロジェクトを終え、次に着手したのは、新規事業の創出でした。
(アイディアは温めています笑)
向こう1年までの資金繰りは良好。新規でメンバーがジョインし、純粋なマンパワーも増えた。
何とか1年以内に事業を立ち上げて軌道に乗せ、これから投資を加速して会社を大きくしていこう。
誰もが、これからの飛躍を信じている中、私は妙な胸騒ぎを覚えました。
「売掛金が未入金だったらやばくない?」
私の悪い予感は的中します。
泣く泣く、新規事業のプロジェクトを撤退しました。
だからこそ、コア事業を固めることが本当に大切だと思います。
ですが、
声を大にして申し上げますが、コンサルティング事業を疎かにするつもりは全くありません。
YHTにしかできない価値の高いコンサルティング事業をこれでもかというくらいしっかり固め、
「その周辺領域で新規事業を創出し、独自のサービスを展開する」
これが我々の戦略です。
読者の皆さまから見ると、夢物語のように聞こえるかもしれませんが、
我々は必ずこれを実現します。
いかがでしたでしょう?
YHTという変わったおじさん2人が運営する会社の「歴史と歩み」を全3回に渡ってお届けしました。
変な面白いやつらがいる程度で構いませんので、少しばかり皆さまの記憶にとどめて頂けますと幸いです。
この時どうだったの?とか、もっと生生しい話が聞きたい。など
なんでも構いませんので、無料相談をご予約ください。
読者の皆さまへの感謝を込めて、疑問や悩みにお答えします!
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