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いてもたってもいられない…でも何からしていいかわからない。

数日前、ふと夜中に思いついてしまったことがあり、そのことが頭から離れない。

「大学生のコンパや飲み会を企画したい」


私の妄想ではこうだ。

「大学ごとに交流会をセッティングします。それぞれ、リサーチしたうえで、必要な形式の交流会を開催してください。
北海道地区の企画は第1グループにお願いします。
東北地方は第2グループ、関東地区は多いので、第3第4グループで協力してやってください」
と、大手イベント企画会社の敏腕社長の立ち位置で、仕事をテキパキと割り振っている。笑

我ながら、ここまで妄想してしまう自分が可笑しくてたまらない。でもふざけているわけではないのだ。

こんなことを思いついたきっかけが一体何かというと。

数日前、noteでフォローさせていただいた四季さんの投稿を読んで、激しく心を揺さぶられたのだ。

特に深く感じ入ってしまった箇所を抜粋させていただく。

一人暮らしをしていると料理も家事も何もしたくなくなり、虚無になる時期が訪れる。家には誰もいないし、大学生活もほとんどオンラインで友達もいないし、こんな人生意味ない!とネガティブになっていた。

四季さんnote|元気の源 きょう何食べる?より抜粋

四季さんのプロフィールにも
「大学四年生になってしまった 3年間オンライン授業だった」
とある。

日本に、四季さんのような虚無感を人知れず抱える大学生が、大学4年生が、どれほどいるのだろう?
そのような実態を見聞きしてはいたのだが、四季さんのnoteを読むまで、感情にまで思いを馳せたことがなかった。

交流会、食事会、飲み会等のセッティングを第三者がする、って必要ないだろうか。
もしするとなると、まず最初になんのアクションが必要なんだろう?

まずは近所の大学に
「イベントを企画させてもらえませんか?・・・いや、それよりもまず、需要があるかアンケートとっても良いですか?」
などと聞きに行けばよいのだろうか。
きっと怪しまれるだろう。

それなら、イベント企画会社と契約して、提案企画などさせてもらうことができる?できるならそれが近道だろうか?

あまりに、世間知らず、無知すぎるゆえにどうしてよいかわからない。
持て余す衝動。
そのくせ、こうも思いたい。
こんな自分はポテンシャルのかたまりだと。

昨日、こども園のPTA室で、議案書の製本をしているとき、園に教育実習で来ている学生さん3人が、同室でレポートを書いたり、おしゃべりしたりしていたので、思わず訊ねてしまった。

「あの~今何年生ですか?
マスクって、5月8日以降も、外せない感じですか?」

なぜか質問したいこととズレたことを聞いてしまった。人見知りはしないはずなのだが、緊張してパニくることはよくある。

「3年生です。私たちの学校、医療系もあるので5/8以降も外さないと思います」
「顔面3割増しになるから、今更外せないんです」
「あんな顔だったの?とか思われたくないから、外したくないです」

3人が次々に答えてくれた。

「あの、おばさんはね…こんな若くてぴちぴちの若い子たちが、その可愛い顔を覆ってるのがもったいないと思ってんの。プライベートでも外さないの?飲み会とか、コンパとかではどうするの?」勢いに乗って本題聞けた!

可愛い子たちが笑い出す。

「コンパとか全然ないです。うちの学校、男子少ないし」

そうか・・・
コンパの楽しさとか知らなければ、そもそも必要性も感じてないのかもしれないよな。

という調査結果を昨日は持ち帰ったものの、PTA作業完了の達成感ですぐに寝落ちしてしまった。

そして今日。
民生委員(主任児童委員)として、公民館の職員さんと「夏休みこどもの居場所づくり」の打ち合わせがあり、まずは地域の子どもの居場所づくりが先決だと自分に言い聞かせながら臨んだ。

対象、内容など詳細を決めていく中で、主任児童委員のパートナーである先輩(Sさん)の息子さんが、そのイベントにお手伝いに来てくれるという話になった。

息子さんは今、大学4年生だという。
四季さんと同じく、コロナ元年に大学入学した学年だ。すかさず、妄想を打ち明けてみた。

職員さんは、笑いながらも興味を示してくれた。

Sさんは、
「うちの子はね、中学受験で入った学校からそのまま大学に行ってるから、オンラインだったけど、それまでの友達がそのまま大学の同級生なのよ。でも、だから、大学から入学してきた子のことは、知らないと思うわ」
と教えてくれた。

なるほど…!
少なくとも中学や高校からエスカレーター式で入学してる大学生は、同級生の顔を1人も知らない、っていう事態はないわけか。

つたない身近での市場調査をしてみて、少し衝動は落ち着いたものの、何かできることがないのか考えることをやめられない。

私は、やっぱり、人と人を繋げることを人生の仕事にしたくてたまらないみたい。

noteの名前、ビジネスネームを「ブリッジ知子」にしようか悩みはじめた。
いや、結構真面目に…



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