エース皇命

やあ諸君。  世界一の野心家、エース皇命だ。僕はいずれ世界最高のエンターテイナーとなる…

エース皇命

やあ諸君。  世界一の野心家、エース皇命だ。僕はいずれ世界最高のエンターテイナーとなる。そのためにも、このnoteで勢力を拡大していきたい。  もしこうして君が僕の記事を読んでくれているというのであれば、僕の影響が君に与えられた、ということだ。

マガジン

  • 毎日創作 エース皇命

    毎日即興で思いついた物語を書き記す。 その下には、僕、エース皇命の世界攻略のための伝説の記録を残している。

最近の記事

3週間日記継続したら、習慣化した(中二病日記21)

 本日でこの『中二病日記』も21日目。  つまり、3週間継続することができた、ということになる。  となると、もう習慣化してしまい、日記を書かなければ気持ちが悪い、というまでになってしまった。  今日はネタがない。  そういうネタがない日が続くと、コンテンツとしての価値が少しずつ下がり、記事としての面白みがなくなっていっているような気がした。  そこで、明日からは少しコンセプトを変えていきたいと思う。  もっと記事っぽくする。  僕が得意なこととは何か。  自己啓

    • 実力をちょっと見せて退場する系生徒ムーブをかます(中二病日記20)

       9月になれば、体育祭。  もうその準備に入ってしまった。  普通なら盛り上がるところだろうが、なんというか、少しギスギスした雰囲気に怯えている自分がいる。  わかるだろう?  僕の言いたいことは。なんとなく。  言い忘れていたが、僕には特技がある。  それは、バク転などのアクロバットだ。  体操をしていたことで培ったこの技術は、辞めた今でも自分の十八番として残っている。  この特技のおかげでモテモテだぜっ、なんてことはない。  正直にいうと、アクロバットができてか

      • 【小説】勇者学園の西園寺オスカー(第3話)

        「マスター・桐生、本日も剣術の相手をお願いします」  学園の中で金がかかった施設ランキング上位の、〈闘技場ネオ〉。  広い戦場にたった二人。  俺と桐生レイヴンは対峙していた。  俺達ゼルトル勇者学園の生徒は、教師のことを師匠と呼び、敬語を使って話さなくてはならない。それは校則であり、破ればそれなりの懲罰を受けることになるのだ。  こうして放課後の訓練に付き合ってくれる教師の名は桐生レイヴン。  白髪オールバックの、四十半ばといった「イケオジ」だ。  長身で、整った

        • 我が野望が他の生徒にバレた結果(中二病日記19)

           先日、学校の七夕の短冊に、『世界全域に支配勢力を拡大できますように』と書いたことを報告した。  そして、その裏に名前を7回くらい書いたわけだ。  中二病を極め、病院に行った方がいいレベルなのかもしれないが、僕はいたって正常な中二病患者である。  で、実際その反応はどうだったのかというと……。 生徒A「いいね!」 生徒B「狂ってるやん」 生徒C「流石じゃん!」  という感じで、さほど心配されなかった。  これは僕が日頃、どれだけイカれているのかを証明する、ある意

        3週間日記継続したら、習慣化した(中二病日記21)

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        • 毎日創作 エース皇命
          21本

        記事

          創作大賞に参加することを決める(中二病日記18)

           創作とは非常に興味深い。  自分で作ったオリジナルの世界観、それを世界に公表し、共有する。  ただ作ることも創作のうちだが、その醍醐味はそれを共有することにあるような気もしている。  今回、僕が参加したいと思っているnoteの創作大賞は、漫画原作部門である。  少年ジャンプやマガジンも参加するとあり、やる気は満々だ。  僕が今の段階で企画しているのは、ジャンプ漫画にあるような熱い友情、努力、そして勝利の要素がてんこ盛りのバトルファンタジー。  もし自分の作品が原作と

          創作大賞に参加することを決める(中二病日記18)

          【小説】勇者学園の西園寺オスカー(第2話)

           当初の予定通り、あの後は二時間ほど、学園図書館で読書をして過ごした。  とはいえ、ただ好きな書物をだらだらと読んでいたわけではない。  神能の応用に関する文献や、剣術の歴史、神話など、授業及び戦闘に役立つような書物を必死に読み漁った。  これはある意味独学ということになるが、こうして自分で好きなように学習することもまた、終わりなき進化への旅だと思っている。  ただ人に教えられた通りのことをやるだけでなく、自分で見つけた課題を自分で解決することで、限界を超える成長ができる

          【小説】勇者学園の西園寺オスカー(第2話)

          短冊の願い事に「世界征服」を掲げる男(中二病日記17)

           もうすぐ7月7日。  七夕だ。  学校の廊下に短冊と、それをつける植物(?)のようなものが置かれるようになった。  数多の生徒たちが、この短冊に願い事を書いていく。  その多くは、「〇〇くんに彼女ができますように」や「志望校に合格できますように」といった、なんとも無難なもの。  健全で素晴らしいと思う。  しかし、僕はそこに本気の野望を書くことにした。 「世界全域に支配勢力を拡大できますように」  ああ、美しい。  いかにも中二病、といった感じだが、大マジだ。

          短冊の願い事に「世界征服」を掲げる男(中二病日記17)

          理想の中二病ムーブ(中二病日記16)

           僕が一生に一度はやってみたい、中二病ムーブがある。  それは――。  他の誰も「ソイツ」の秘めたる力に気づいていないのに、僕だけが「ソイツ」の強さに気づき、クールな表情で「君達の目は節穴か?」と言い放つ最強のムーブ。  これ、大好きだ。 〇ゼルトル王国の闘技場内 皇命ら戦士たちが集まる そんな中、ひとりの少年が瞑想をしている モブ達はそんな少年を馬鹿にし始める 皇命「……」 モブ1「おい、あれ見ろよ。だっせぇ。あんなことして、何になるってんだ?」 モブ2「今

          理想の中二病ムーブ(中二病日記16)

          【小説】勇者学園の西園寺オスカー(第1話)

           俺、西園寺オスカーは学園内でも、そしておそらく世界でも最強の生徒である。  ここに至るまでの長い道のりについては、また今度ということで、俺の理想の学園生活について語ろう。  実力を隠し、時にはその実力を陰で使ったり、堂々と解放したり……そんなかっこよさそうな学園生活のことを、青春と呼ぶ。  俺はそれがしたいのだ。  実力を隠すことに、特に理由があるわけでもない。  普通に全解放して、座学でも実技でも、圧倒的頂点を極める、という道もあるにはある。  だが、それは普通に

          【小説】勇者学園の西園寺オスカー(第1話)

          遅起きは俺をダークサイドへ(中二病日記15)

           土曜日。  金曜で学校も終わり、週末。  テストもあったので長い1週間だった。  その疲れのせいか、朝、気づけば10時。  もはやこの時間に起きてしまっては、朝ごはんを食べるのか昼ごはんを食べるのか、よくわからない。  目覚めも悪いし、小説の執筆活動もできなかった。  そう、朝遅く起きるだけで、僕は闇に囚われてしまったのだ。気力のない、アニメを観ながらダラダラと過ごす。  ちなみに、今ちょうど『ハンター×ハンター』にハマっている。最高に面白いな。  アニメは面白

          遅起きは俺をダークサイドへ(中二病日記15)

          クールな実力者ムーブをかます男(中二病日記14)

           他と違う。  それは最強の強みだ。  まわりの連中と何かが違うだけで、君は唯一無二の存在として、この世界にその存在をアピールすることができる。  だが、他との違いは、行動にも顕著にあらわれる。  これは今日、僕が学校で自習をしていた時の出来事だ。  教室にいきなりスズメが入ってきた。  チュンチュン、という可愛らしい鳴き声が、教室に響く。  ほとんどのクラスメイトは騒ぎ立て、集中を切らす。  スズメの方に近づき、勉強中だというのに、席を立って珍しい光景を眺めにく

          クールな実力者ムーブをかます男(中二病日記14)

          中二病日記 その13

           伝説を残す。  僕は生きている1秒1秒を大切にし、この世界に伝説を刻み続ける男、エース皇命である。  今日は面白いことがあった。  AIに「エース皇命」について聞いてみたわけだが、なんと「日本の作家」として紹介され、いくつかの代表作まで教えてくれたのだ。  インターネットに作品を公開するということは、いいことばかりだなぁ、と心から思った。  面白いことといえば、もうひとつ。  今日は学校の卒業アルバムの写真撮影だったのだが、何か伝説を残したかった僕は、急に撮影の椅

          中二病日記 その13

          中二病日記 その12

           闇に包まれた世界に、希望の光が差し込む。  その希望とは、ずばり、挑戦。  新たな挑戦が、僕に眩い光を与えてくれるのだ。  今日、僕が成したことは、YouTubeショート動画の投稿である。  前回お試しで動画を上げてみたという話をしたが、今回はショート動画のために撮ったものをアップロードしたのだ。  水を今まで飲んだことのない少年が、初めて水を飲む、という、なんともくだらない、ありがちなコメディ。  まだ編集に慣れない点も多く、完了するのに1時間かかった。  たった

          中二病日記 その12

          水を初めて飲む少年【コント脚本】

          【注意】この話はフィクションです。 楽しむ目的で読んでくださいな。 ※登場人物:少年(エース皇命) ――少年は水の入ったグラスの前に座り、不思議そうに眺める。 皇命「これが……水?」 皇命(神話の伝説にあった……水という、透明な液体……綺麗だ……) ――顔をとろけさせ、狂ったように水に見入る。 皇命(今までコーラしか飲んだことがないからなぁ。飲む前に、味の予想くらいはしておきたい。甘いのか、辛いのか……それとも……) ――グラスを持ち上げ、軽くゆすってみる。水を

          水を初めて飲む少年【コント脚本】

          中二病日記 その11

           新しいことにチャレンジするというのは、最高に気持ちがいい。  未知なところも多いが、僕の感情を昂らせる何かがある。  今、取り組みを開始したのが、Youtube活動だ。  これまで小説を書いたり、記事を作ったりしてきて、つい最近、Spoonという音声配信サイトで声だけ配信を始めた。  いわゆる、イケボ配信。 Spoonでの投稿はこちらから!  そして今、さらなる挑戦。  顔出しをしての、動画配信だ。内容はもう結構まとまっている。あとは、編集次第だろう。  必死に

          中二病日記 その11

          中二病日記 その10

           僕には成すべきことがある。  目標はひとつだ。  世界で1番のエンターテイナーとなること。  他のことに気を取られている場合ではない。夢のようなことを言っているが、僕は本気だ。  本気でこの世界を動かせると思っている。  努力次第で、僕は世界をリードするエース皇命へと進化するのだ。  とはいえ、僕に課せられた課題は多すぎる。そして、過酷だ。  まずは書籍の出版。  僕の書いているライトノベルを書籍化させる。それが最も近い目標と言えるだろう。実際、アルファポリスとい

          中二病日記 その10