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子宮全摘術体験記(8)

ちょっとスパン空きましたが、もう療養タイムなのでご了承ください。今回こそ術後経過観察の診察だったので、節目でまとめることにしました。

ちなみに本シリーズはこちらのマガジンにすべてまとめました。気になる方はこのマガジンをフォローいただければ、子宮全摘の話の顛末をリアルタイムにお届けできると思います。

先に、術後1か月間の身体の様子について

術後のあくまでわたしのケースですが、術前に心配していたこととの違いはこんな感じです。気になる人はこれだけ読むだけでもいいかも(笑)

■術後の痛みについて
・腹腔鏡手術で最も大き目の傷(といっても1センチちょっと)は入院中にほとんどくっつくので、くしゃみや咳ぐらいでは大丈夫
・ほかに3箇所傷ありますが、入院中にテープ取られたらあとは放置で基本平気
・2週目にもなるとくしゃみや咳は普通にしてても痛みもしません
・子宮摘出後は膣の奥を縫い合わせてありますが、その痛みは基本感じてません
・わたしのケースでは、感染症を患ってしまったため軽い生理痛のような痛みが腰回り全体にありましたが、それでロキソニンを飲むほどの痛みではないです
・結果、痛みでロキソニンを飲むことは退院後せず(解熱のために飲んでた)
・腹部の術痕は1か月経過してあざ程度にまで快癒

■術後の身体への負荷について
・ほぼ自宅内のウロウロ程度、4日に1回ぐらい3000歩ほどの散歩はしてますが、そのことによる大量出血はありません
・おりものがうっすらピンクになるのは散歩した日ぐらい。長く続くこともありません
・重いものを持つとか、トイレでキバるとかは避けてます
・重ための扉を押す場合は、体全体を預けるようにすれば力を込めることもないので大丈夫
・家事全般はひとりでこなしています、といっても水回りはベアーズさんに。家の掃除はRoombaとBraavaに。料理はずっと立ってやってます。ということでわたしはほぼ何もしていない(笑)
・さすがにウォーターサーバーのタンク入れ替えは、彼が来たタイミングでやってもらいました(重いものを持つ系に入る)

■今、禁止されていること
・腹圧をかけることはダメ(なのでランニングも筋トレもダメ)
・自転車は振動があるのでダメ
・入浴はシャワーのみ
 →1か月検診後湯舟に浸かるのもOKに。
・アルコールも今のところダメ(仕方なくノンアルコールビール)
 →1か月検診後OKに。
・性交渉もダメ(膣先端縫合のため当たり前)

ぐらいかな…。

術後17日目~21日目、GW期間

実にのんびりと過ごしたGWです。外出もできないし。発熱もない。痛みもそこまで出てない。

とはいえ、雨模様の日は引きこもり。お天気の日は近所へお散歩がてらカフェに行くとか、少しだけついでに買い物するとか。
なかなかできない漫画一気読みとか、たまってる読書をしたり。そういえば見ようと思ってたなーというぐらいの映画をAmazon PrimeやHulu、Netflix等で見たり。例えばヴィンチェンツォを見始めてしまいました…今すでに20話まであって、それぞれ全部1時間半前後…ヤバいです(笑)

ただ19日目の夜に原因不明の蕁麻疹らしき発疹が勃発。写真は手のひらの発疹の様子。一番マシな感じなので。あとは自粛。

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20日目のお昼、お天気だったので仕方なく首周りとかを隠しまくって薬局までお散歩。アレルギール錠とフルコートFを買い、取り急ぎ対応してみて様子見。

虫蚊症に似てるのもあり、ダニとかだと嫌なので、布団乾燥機をかけて布団の掃除をしたり、Roombaフル活用で大掃除。部屋の空気も入れ替え等実施。

翌日になってもまったく引かないのでjust answerというサービスを使って症状を軽く見てもらう。

すると医者に診てもらったほうがいいとのアドバイス。とはいえ、いつもの病院に電話しても繋がらず。当たり前ですよ、GW中だもの。

ということで、今度はこちらに頼んでみました。

コロナが蔓延するとこういうサービスですらまともに受けられなくなるんですよ、本当に…。医療従事者の方々、お疲れさまです。

夕方に往診に来ていただけて診てもらいましたが、当然血液検査とかができないので、原因は分からず。蕁麻疹か薬疹とのこと。なぜなら、先日まで飲んでいた感染症のお薬の副作用に蕁麻疹が書いてあったんです。

なので副作用にしては時間かかりすぎ?と思いつつも頭には引っかかっていて、念のため全部お話したところ、なきにしもあらずとのこと。副作用にあった下痢とかはなかったけど、たしかに緩めではあったなぁとか…思い当たる節はいろいろ。

ということで、両方に効くステロイド系のお薬等処方いただきました。ダニに刺されたりとか?っていう質問にも、その場合発疹の出方が違う説明を受け納得。よかった、ダニではなかった。

ちなみにその場でお薬も処方していただけます。持ってこられてるのに限りますが。ないものは処方箋書いていただけます。あとは、念のため長引いた時用に紹介状も書いてくださいました。

お支払いはコンビニ払いかクレカ決済。その場での現金受け渡しはありません。すごい。40分程で終了。診てもらえるとやはり安心しますね…。お薬飲んで様子見。

ちなみにこの期間のウォーキングの様子はこんな感じです。

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術後22日目~23日目、GW終わってからの勤務

痒みはなくなったものの、湿疹の痕はずっと残ってます。なんならお風呂入ると赤くなる…痒みはないけど。持っていた強めの塗り薬がもう切れそうになったので、いただいていた処方箋を握りしめお昼時にダッシュで薬局へ。

仕事で終日座り仕事だったけど、途中往復1km弱動いたのもあって、腰回りがしんどいこともなく元気。

翌日も赤味は残ってるけど痒さはないので病院には行かずに終日仕事してました。

そんなわけで、平日在宅勤務は全然普通になってきた。

術後24日目~25日目、再び週末お休み

土曜日は思い切って5kmちょっと歩きました。1万歩にはいかないけど十分な歩数。といっても痛みも出血もなく腰回りも平気。腹圧をかけすぎないことだけを気にして生活している感じです。

蕁麻疹もどきは飲み薬があと3日分出てるので飲み終わるころには赤い痕は消えるだろうという楽観的な考えの元当面放置。かゆくないので塗り薬も止めました。

土曜日のウォーキング以外は自宅で過ごして負担をかけないように、念のため。

術後26日目~29日目、午前に術後検診

平日は在宅勤務で。管理職につきほぼ会議なので、座る姿勢が長時間続く以外は特に何もありません。それに伴う痛みや出血もなく。

湿疹も薬を飲み終えたぐらいにはほぼ消えました。何だったんだろう。その後いろんなものあまり気にせず食べてますけど…トリガーになったっぽい「いくら」はいったん控えてます。

そして29日目本日、久しぶりに病院へ行き術後検診してもらいました。ちなみに、初、往復徒歩チャレンジ。ここ数日歩いてなかったので、片道2km直線はちょうどよい運動にもなるかなということで(下記のとおり全然歩いていない)。

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膣先端縫合箇所のところは、術糸が少し緩んできているとのこと。ただ、その周りの皮膚というかお肉がぷっくり成長して隙間を埋めるようになってきているので、当面心配はないという診断でした。ただ腹圧は継続かけないように、とのことで、自転車は5月末まで乗らないように、と。術糸は柔らかい糸ではないので、お肉と糸がすれることで出血する可能性もあるんだとか。腎臓系も特に問題なし。

入浴も湯舟に浸かってよい許可も出ましたし、アルコールもOK出ました!ジョギングもあまり激しくなければ、という程度なので、地味に運動不足解消ぐらいからスタートかな…。

次は7月中旬の術後検診。あれ?それってもう3か月経過のころ…。次の検診で問題なければ卒業、と言われたので、もうあとは耐えるしかって感じです。

5月中は激しい動きはせず、6月ぐらいから徐々に。筋トレ等は卒業後までお預けですね。感染症にかかってたのでやはりくっつくまでは時間がかかるよと言われているため、無理はしない、を心にとどめて生活していきます。

***

というわけで、明日金曜で無事術後1か月を迎えます。少しスパンを長めにとって体験記を続けられるように、無理せず復活していこうと思います。

もちろん、なんか特殊なことがあったら速攻スパン短めで体験記書きます…そうならないことを祈りながら。


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