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加速者です。たいてい失敗しています。 映画と音楽から受け取るものを形にするため、not…

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加速者です。たいてい失敗しています。 映画と音楽から受け取るものを形にするため、note開始。

最近の記事

釣り師の親友家族とパーティー

 大事な親友が釣り師で、親友家族と8時間食べ続けるというパーティーをした。普段酒飲まない俺も少し飲んだー。  もてなされて、来てくれてありがとうって言ってくれて、親友も本当に楽しそうで、こんな最高の日ってあるんや?  8時間食べ続けるのは、人生初。帰りはふらふらで、よく帰ってこれたな、というカンジ。一夜明けて今は穏やかな幸せに包まれてる。またお前に会いに行くよ。

    • Hedigan'sって新人やたら最高と思ってたら、vocalYONCEやん!なんか疲れたと感じてたときに聴いてたら、気だるいけど心地よい幸せに導かれた。今日はYONCEの日だったよう。知ったきっかけの三原勇希さんに感謝!

      • 『サムライ』犯罪映画史上最高の脚本とアラン・ドロン

         孤独な殺し屋ジェフは、仕事を終え立ち去る際ピアニストのヴァレリーに顔を見られてしまった。しかし警察の尋問を受けた彼女は、何故か犯人はジェフではないと断言する。警察と裏社会双方から追われることになったジェフは、己の美学を貫き通す道を選ぶのだった。  有名な巨匠ジャン=ピエール・メルヴィルの演出を過大に期待して観たが、少し期待外れだった。アラン・ドロンの移動の映画なのだが、マイケル・マンと比べると、彼を撮るカメラが風景や乗り物をマンほど活かせていない。というか、マイケル・マンっ

        • 『TOKYO VICE』シーズン1 アメリカ人新聞記者とヤクザ

           東京の大学を卒業したアメリカ人青年ジェイクは、故郷に戻ることを勧める両親に反し、難関な試験を突破して日本の大手新聞社に就職する。 警察担当記者となったジェイクは特ダネを追いかけるうちに、ヤクザ絡みの事件に巻き込まれていく。  アンセル・エルゴートが日本語をふんだんに取り入れた脚本で、見事な日本語を披露している。感情に表に現れる演技で、最高の主役である。そして、めちゃくちゃかっこいい。髪型、少し真似した。  終盤の怒涛の展開が断トツで興奮したが、第一話のマイケル・マンの演出が

        釣り師の親友家族とパーティー

        • Hedigan'sって新人やたら最高と思ってたら、vocalYONCEやん!なんか疲れたと感じてたときに聴いてたら、気だるいけど心地よい幸せに導かれた。今日はYONCEの日だったよう。知ったきっかけの三原勇希さんに感謝!

        • 『サムライ』犯罪映画史上最高の脚本とアラン・ドロン

        • 『TOKYO VICE』シーズン1 アメリカ人新聞記者とヤクザ

          『ア・フュー・グッドメン』軍内の死、罪の所在は本当に一つの答にできるのか?

           キューバを臨む米海兵隊基地で起きた殺人事件。その弁護にあたった法務総監の若きメンバーたちは、罪の所在を探すことになる。  ニコルソンとの対決も映画史上の事件だが、トム・クルーズの熱演とある種の無邪気さは、彼の魅力をふんだんに見せており、彼の映画である。   アーロン・ソーキンはこの脚本で成功してから、映画界ではなくてはならない存在になるが、この映画は罪ある者は一人ではなく、一つの犯罪というのは、個人でなく、組織や社会、時代が生むものだという、重要な視点を残している。

          『ア・フュー・グッドメン』軍内の死、罪の所在は本当に一つの答にできるのか?

          彩華ラーメン/何も悪いところのない完璧なラーメン

          天理スタミナラーメンと近いが、こちらの方がスープの醤油味が濃厚だ。なかなかの辛さだが、するすると口に入っていく。白菜も少しまだ生感があり、シャキシャキしているが、麺やスープとの相性ばっちり。少量のニラと豚肉がさらに加わった、比較的ミニマルなラーメン。そして、2玉食べたのに、食後の口腔内と胃の状態が最高に快適。気持ちよい形で帰路に。

          彩華ラーメン/何も悪いところのない完璧なラーメン

          街に出てるとき、道行く人、隣の人に笑いかけられるのいいなぁ。ずっとそんな笑顔の人でいたいな。絶対無理やけど。

          街に出てるとき、道行く人、隣の人に笑いかけられるのいいなぁ。ずっとそんな笑顔の人でいたいな。絶対無理やけど。

          『ゲッタウェイ』逃避行。This is cinema.

           銀行強盗をしたマッコイは、ギャングに渡すはずの金を持って逃走した。彼を追うギャングをかわしながら、マッコイは妻と共にメキシコを目指す。  序盤は常軌を逸したカット割りの編集がバッチリ。ペキンパーの演出もヒルの脚本も映画の面白さに満ちている。  また、登場人物の信頼関係や恋愛関係の揺らぎも、映画の中で効果的で、誰もが信じられない存在という物語が魅力的。  マックイーンはスクリーンの中で暴れ放題で、ラストの意外さ(最高)も含めて、展開が楽しくドキドキしながら観ていた。昨日はこの

          『ゲッタウェイ』逃避行。This is cinema.

          『複製された男』いかがわしい恐怖

           ある大学講師が、映画の中に自分と瓜二つの男を見つける。その俳優の名を突き止めて対面すると、2人は外見だけでなくあらゆる点で合致していた。彼らは、各々のパートナーも巻き込み奇妙な運命と対峙していく。  驚愕のラストだったが、このラストの正解に興味を向けず、複数のストーリーを思い浮かべながら、不穏な気分でいるのが心地良い。  ラストだけでなく、途中の行方も素晴らしく、ジェイク・ギレンホールの一人二役での境界線をあえて設けない好演でじりじりと映画は進む。  若きドゥニ・ヴィルヌー

          『複製された男』いかがわしい恐怖

          麺場 田所商店北海道味噌漬け炙りチャーシュー麺

           どーんっと乗ってるバターがゆっくり溶けていく間、炙り感ありありのチャーシューと食感の良い麺を楽しむ。濃厚な味噌バタースープを、コーンと一緒に流し込みながら。ポテトフライにはびっくりしたが、このラーメンには相性ばっちりだった。こう書いていると、こってり過ぎると思われたかもしれないが、程よいこってり感で、食後感は心地よい満腹感だった。

          麺場 田所商店北海道味噌漬け炙りチャーシュー麺

          『ケイコ 目を澄ませて』静寂を破壊するパンチ

           耳が聞こえないながらも努力の末にプロボクサーとなり、リングに上がり続けるケイ子。しかし愛想笑いができず、不器用にしか生きられない彼女は、いつだって不安に襲われる。  劇伴がないので、街のノイズに恐怖のような感情が生まれる。そこを走り抜ける電車の音の暴力性。   ミット打ちのシーンの破壊のリズム。笑わない岸井ゆきのの最高の不器用な笑顔。三浦友和の物語の軸になる存在感。  三宅唱はボクシング映画を撮ることで、コロナ禍の東京の息苦しさを画面に収めるのに見事に成功している。良作。

          『ケイコ 目を澄ませて』静寂を破壊するパンチ

          『DUNE/デューン 砂の惑星』ぞっとするほどの完璧さ

           西暦1万190年。人類は宇宙帝国を築き、厳格な身分制度のもとで各惑星を1つの大領家が治めていた。皇帝の命を受けたアトレイデス家は、希少な香料を産出する砂の惑星「デューン」を統治すべく旅立つ。しかし彼らは現地で、宿敵ハルコンネン家と皇帝が仕組んだ陰謀に直面する。  ルックに完璧でないところは一つもない。数多の種類ある飛行船の美しさ、衣装の緻密なデザイン、砂漠がどこまでも広がっていく息を呑む綺麗さ、俳優たちの繊細な表情のキャプチャー。全てが完璧だ。  それでもまだ序章であり、現

          『DUNE/デューン 砂の惑星』ぞっとするほどの完璧さ

          イタリアンほどデートにぴったしのレストランはない

           人生で最も行ったイタリアン、オランチョに妻と。 アイスコーヒーはミルクのみ。コーヒーの苦みとミルクの味が合わさると、私にはパーフェクトに思える。一番先に出てきても、飲みきらずにゆっくり味わう。 前菜はサラダが百花繚乱。緑にかけられたドレッシングも最高。 クリームスープに控えめなレモントッピングが最高の組み合わせ。海老の食感もgood.そして、サヤエンドウが一番美味しいってすごいよね。野菜は店長さんちで作ってるとか、オランチョが近所でよかったぁ。  少し残ってるミルク

          イタリアンほどデートにぴったしのレストランはない

          『マリッジ・ストーリー』剥き出しの痛み

           女優のニコールと夫で舞台演出家のチャーリーが結婚生活に葛藤を抱え、離婚に向かっていく。円満な協議離婚を望んでいた2人だったが、それまで溜め込んでいた積年の怒りがあらわになり、弁護士をたてて争うことになってしまう。  お互いにわだかまりをぶつけ合う様は痛切で、ずっと観ているのが辛く、停止ボタンを押したりもした。ある円環が起こり、救われたことで後味はまだ優しいが、罵り合いの映画だった。  アダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソンがとても魅力的なので、成り立っている映画だろう

          『マリッジ・ストーリー』剥き出しの痛み

          『パルプ・フィクション』最新型のジェットコースター映画

           時間軸をシャッフルさせ、最後まで観たら全てが明らかになるという、当時としては珍しかった手法の映画。タランティーノの最高傑作としては、最新作の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を待たなければならないが、この2作目にして、タランティーノは映画界の頂点に登り詰めた。  ジョン・トラボルタの、クールだが何かあるとすぐにヒートアップする、ヴィンセントのかっこよさ。プルース・ウィリスは、とても感情的で情に厚い生き様にグッとくる。サミュエル・L・ジャクソンは自分の哲学で生き

          『パルプ・フィクション』最新型のジェットコースター映画

          かむくら/ゆず香る鶏ラーメン

           ゆずのトッピングは大正解だろう。スープとも麺とも野菜ともとても合う。元々あっさりとしたラーメンだが、よりすっきりした食後感。鶏肉も食べやすいが、そこに美味の豚チャーシューも乗っており、2倍楽しめる。さらに煮玉子をトッピングしたので、舌が忙しい。それでも、おいしいラーメンは最強のメニューだと思うが、新メニュー試してみてよかった。

          かむくら/ゆず香る鶏ラーメン