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VOL.2 joint by jointセオリーって何⁉︎

皆さんこんばんは!福岡でパーソナルトレーナーをしております徳丸です!
 
2月もそろそろ終わりいよいよ春の訪れですね。キャンプも終了して本格的にシーズンが始まるアスリートも多いと思います。
そこで今回は競技力向上に欠かせない考え方「joint by jointセオリー」についてお話ししたいと思います!
 
人間の体内には206個もの骨(bone)がありそれらの骨と骨を繋いでいる関節(joint)は68個あります。関節にはそれぞれに役割があります。ひとつ目がmobility joint (可動関節)、ふたつ目がstability joint(安定関節)です。
この二つの機能を持った関節が隣り合っていることを、「joint by jointセオリー」と呼びます。

joint by jointセオリーの一部

joint by joint の一部を画像で示してみました。首元の頸椎から順に距退関節がある足部までの各関節とその役割になります。画像を見て頂くとお分かりになると思いますが、stabilityとmobilityは隣り合って存在しています。例えばmobility関節である胸椎が回旋する場面(野球のスイング時など)はstability関節である腰椎は安定した状態で動きのサポートを行います。

 このように全身の関節が役割を持って助け合っているのですが、1箇所にでも不具合が出るとどうなるでしょうか。例えば、本来稼働すべき股関節の動きが悪い状態で運動する場合、その不具合をカバーしようと隣接する膝関節や腰椎が過剰に運動に関与します。その2つの関節は元々股関節の機能を補うほどの可動性は持ち合わせていないので、当然蓄積されるダメージは大きくなります。そして悪化した場合、腰痛や膝痛などの痛みとして症状が現れますが、それらは「結果」であり、本来の「原因」は、この場合股関節にある可能性があります。つまり、その状態でどれだけ安静にしたりマッサージ等で痛みを緩和したとしてもその効果は一時的なものであり根本の原因を改善しない限り、長い間痛みや不調を抱えたままになります。

少しネガティブな表現になりましたが、原因を突き止めて各関節の機能を正常化してトレーニングを行えば、「結果」症状も改善し、トレーニングの効果・スポーツパフォーマンスも大きく向上します!

スポーツや日常生活を送る上で大事な考え方「joint by joint セオリー」について今回はお話しさせていただきました! 詳しいお話やエクササイズが気になる!と言う方は、お気軽にDMへお越しください!そして実際にトレーニングを行なってみたいという方は、TORQUE筥松店・hybrid吉塚へお越しください!ご予約もDMから承っておりますので、まずは体験から、こちらもお気軽にどうぞ!

本日は以上になります!ありがとうございました!



 

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