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仕事前後に…

それは昔も今も変わらない。

さあ、これから仕事だ。

朝起きて諸々の準備を済ませて出勤していく。

あるとあらゆる事をこなしていき、仕事が終れば帰宅の途につく。

家に帰れば、食事を済ませたり、ゆっくりしたり、お風呂に入ったり、余暇を過ごしたり…。

いつもの日常か。

社会人になってから送っている当たり前の日常。

それは働いている以上は普遍の事かもしれない。

まあ、だからと言って何かが言いたいなんていうわけではない。

仕事を生活の糧にしている以上は仕事に行かなければならない。

休み明けの体も心もスリープした状態の時も。

難しい仕事が待ち構えていて、自らをいつも以上に奮い立たせなければいけない時も。

当たり前のことか。

昔も今も変わらない。

そして仕事に行く時も、帰宅の途に就く時もよく音楽を聴く。

音楽鑑賞が好きだし、一つのリラックスする方法でもあるのかな。

きっと仕事前後に音楽を聴いている方は多いと思う。

自分もその一人だ。

好きなアーティストを聴いたり、その時の気分で聴いたりする曲は変わる。

年齢を重ねることで好みも変わるのかな。

まだまだ社会人としての経験が浅かった20代半ばの頃と、40代に入った現在では確かに若干好みは変わってきたのかな。

ただ、大筋では変わったつもりはなく聴く好みが増えたと言って良いのかもしれない。

とはいえ、20代の頃も現在も仕事に行く前は、自らを鼓舞する意味合いで音楽を聴いたり、仕事帰りには少しクールダウンさせる意味合いで音楽を聴いたりする。

ただ好きな音楽を聴いているという時もあるが、仕事前後には自らの感情整理の意味合いでも聴いている、という風になるのかな。

それは20代の時も40代の現在も変わらない。

音楽が好きで良かったと思う。

そして、聴く好みが変わってきたとはいえ、今も昔も時々聴き返す曲がある。

それによってテンションを上げたり、少し曲に浸りたいなんて時もあった。

1980年代の全てを引っ繰り返すかの勢いで、90年代の初頭にニルヴァーナの登場と同時にオルタナティブロックや、グランジと言われる音楽がシーンに登場した。

鋭いサウンドで音を立て、社会性や政治性メッセージを込めたラップに乗せて時代を切り裂くようなサウンドを作り上げた「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」というバンド。

こちらのバンドも1990年にアメリカで登場した。

ヴォーカルのザック・デ・ラ・ロッチャのラップに、トム・モレロの独創的ともギタープレイが印象的ともいえる。

ティム・コマフォードの低く音圧の唸るベースや、ブラッド・ウイルクのドラムなど圧倒的とも言える音の力強さは、聴く者にエネルギーを与えるというか…。

テンションを上げてくれるのに、20~30代の頃は仕事前によく聴いていた。

特にレイジ解散前のライブを収録したアルバム「ライブ・アット・グランド・オリンピック・オーディオトリウム」

このアルバムを仕事前、そして特にテンションを上げたい時によく聴いていた。

レイジの解散前夜の半端ない演奏のテンションと熱気に、気持ちがグッと上がるような気になった。

「カーム・ライク・ア・ボム」や「テスティファイ」に「スリープ・ナウ・イン・ザ・ファイヤー」など…。

歌詞がどうのではなく、その演奏の圧倒的なテンションというか…

よく聴いていた。

そしてレイジが解散したのち、ヴォーカルのザックのみメンバーが変わり、元サウンドガーデンのヴォーカルであるクリス・コーネルを招いて結成されたバンド「オーディオ・スレイブ」

レイジの頃よりもメロディアスになり、王道のロックを聴かせてくれた好きだったバンドだ。

2005年の5月に発売された「アウト・オブ・エグザイル」に収録されていた「ビー・ユアセルフ」というシングル。

当時仕事が終った夜の帰り道や、一人の時によく聴いていた曲で浸らせて頂いていた記憶がある。(笑)

And be  yourself  is  all  that  you  can  do
To  be  yourself  is  all  that  you  can  do
  

オーディオ・スレイブ  「ビー・ユアセルフ」 一部歌詞より

サビの部分の歌詞だ。

この部分がたまらなく好きだった。

クリス・コーネルが情感たっぷりに歌う歌声と、メンバーの演奏もさることながらPVも凄く印象に残っている。

本当に良いバンドだった。

オーディオ・スレイブは2007年にレイジの再結成に伴い、クリスが脱退し三枚のアルバムを残して解散する。

そののちレイジは活動を再開し、活動停止期間があったりもしたが、現在再び活動を行っている。

ちなみにレイジが活動を停止していた2017年頃に「パブリック・エナミー」や「サイプレス・ヒル」のメンバーらと「プロフェッツ・オブ・レイジ」というスーパーバンドを結成したこともある。

こちらのバンドもラップと、バンドサウンドが印象的な好きなバンドだった。

「プロフェッツ…」は、2018年に来日した際に幸運にもライブを見ることが出来た。

「レイジ…」も是非とも来日してくれないかな~。

いずれにせよ、今でも時々仕事前に仕事終わりと曲を聴いたりする。

今一度言わせて頂くと…

音楽が好きで良かったと思う。




オーディオ・スレイブの「ビー・ユアセルフ」のPVと和訳つきの動画を、レイジの「ゲリラ・レディオ」のライブバージョンを。

本当に好きな曲だ。

「ビー・ユアセルフ」は仕事終わりによく聴いていた。
そして「ゲリラ・レディオ」はその昔、民放放送の格闘番組(桜庭やシウバにヒョードル…など)のオープニングに使われてました。(確か)

よろしければご視聴下さい。

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