一日中、心を占めていたこと。

最近思うように筆が進まないのでせめてもの免罪符として簡単な日記みたいなものを書くことにした。
昨日寝たときに見た夢に中学の同級生の女子が出てきた。彼女とは特に関わり合いもなかったし、名前を知ってる程度の存在だったが(たぶん向こうもそう)なぜか鮮明に覚えていた。起きたとき少し気になったのでネットで名前検索をしてみると、彼女らしきSNSアカウントが出てきた。やってる私自身が言うのもなんだが、実名でネットにいるとこんなことをされてしまうので本当に止めたほうがいい。
夢に出てきた女性は当たり前だが私と同い年で、顔もなんとなく面影を感じた。端的に言うとまぁまぁ綺麗な女性になっていた。
夢に出てきた女性を探し当てたことでにわかにテンションが右往左往する私。しかしここで気づく。

いやいや、分かったからなに?

分かったからといって私の生活にどんな変化があるんだ。お友達とか、恋人とかそういうなにかしらの関係を持ちたいと私は思ったのだろうか。

愚か、あまりにも愚かである。

ブラック企業から抜け出し、2ヶ月ちょっとニートをして、最近バイトを始めた私。一方相手は自身がやりたかったのであろう仕事に就き、充実した日々を送っている(と思われる)人間レベルが上位の存在だ。一体どんなことをすれば相手と繋がりを持てるというのか。
そんなことはありえないと思いながらも私は彼女のSNSのログを結構に漁っていた。ちょっとやばいと思いながらも漁っていたのだ。

アルバイトも終わり、帰宅してゆっくりしていると私の手は勝手に彼女の名前で検索をかけてしまう。
まずいと思いながらも色々と物色していると、ある日の投稿で気になるものを見つけた。
彼女が同業者の方(同じく女性)と共演したイベントがあったようで、そのうちの1人が――

私が中学生の頃苦手としていた女性だったのだ。

スーッと、波が引くように興味とか好奇心とかが失せていく。
今はもう知りたいとすら思わないし、なんなら忘れてしまいたいと思うくらいだった。

ただそれだけのはなし。

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