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手ぶらで移動する荷物の中身。日常を身軽に生きるアイテム集ウェアラブルギア


サラリーマンとして働いた会社を辞め、20代でサイドFIREとして「やりたいこと」を仕事にした結果、30代で仕事をしなくても生きていけるようになった。

ただ、自由になったものの、やりたいことがなくなり燃え尽き症候群になってしまった。

だからこそ、現状を打破するために「人のためになる新しいこと」をする。新たな試行錯誤する過程をお届けするnote。

今回は『手ぶらアイテム』話。


■ 手ぶら生活は機動力を上げる

日常生活でモノを持たないようにしている。自由が好きだからこそ、何かを手に持ったり背負ったりするのが窮屈に感じてしまうため、できるだけ持たずに移動できるよう心がけている。

普段の生活では、ほとんどモノを持たず、身につけることも控えている。時計や指輪、ネックレスやブレスレットもやめ、必要最低限のモノしか持たない。

都会に暮らせば、高級時計やブランドジュエリーを身につける方がいいかもしれないが、田舎の島で生活していると、その価値を理解する人も少ない。また発展途上国に行けば盗難のリスクも高まる。もっというと世界各国を移動しながら生活すると、高価なブランド品よりも、機能性が高いアイテムを好むようになってしまった。

結果として、必要最低限のモノのみを身につけ、手ぶらで生活できる身軽さを保っている。この身軽さが機動力を高めてくれる。

モノを減らして身軽に移動しよう。自由に移動するための手ぶらアイテムをまとめた。

■ 極薄カードエコバッグ

カード型でポケットに収まるミニマルなバッグ。日本でもプラスチックバッグが有料化したことで、最近はエコバッグを持ち歩くようになった。持ち歩くなら邪魔にならないモノがいいと考え、カードタイプのバッグを選んだ。

重さ12gで容量は4L。ちょっとした買い物ならこのサイズで十分だ。ポケットに入れてもかさばらないし、財布に差し込むこともできるのが便利だ。

世界中でゴミを出さないゼロウェイストの運動が広がり、アジア圏でも買い物袋が提供されないことが増えている。そのため、海外でもこのバッグを持ち歩いている。

フラットバッグ4 モンベル
¥1,540

■ 話題の成金クレジットカード

日本で暮らす上では、キャッシュレス決済が欠かせなくなっている。数年前には考えられなかったほど、QR決済やポイント支払いなどさまざまなデジタル決済が普及した。おかげで現金を持たずに、スマホだけでふらっと買い物に出かけることもできるようになった。

ただし、アプリ決済が使えない場合に備えて、クレジットカードをスマホの裏に常備している。

現在メインで使っているのは「アメックス・ゴールド・プリファード」。このカードの新入会キャンペーンで100,000ポイント以上がもらえ、更新ごとに無料宿泊特典がつくなど、特典が充実しているので試している。

以前は「マリオット・ボンヴォイカード」を使っていた。無料宿泊特典が手厚く、多くの旅人にも愛用されているが、国内のマリオット系列のホテルに泊まり慣れてしまったことや、年会費の値上げ、円安によって海外宿泊のメリットが薄れたことから、別のカードに切り替えた。

アメックス・ゴールド・プリファードはメタル製で重みがあり、ゴールドの色合いが成金感を醸し出していて逆に面白い。ミニマリズムとは違った存在感があり、個性的なカードとして一周回って楽しめている。

急に現金が必要なときは、コンビニのATMでアプリから引き出している。auじぶん銀行や住信SBIネット銀行などはキャッシュカードなしでアプリから現金を引き出せるため、手ぶら生活にぴったりのネットバンク。

アメックス・ゴールド・プリファード
年会費¥39,600

■ デジタル名刺の時代へ

自分のビジネスを立ち上げてからは、物理的な名刺を使うのをやめ、デジタル化した。代わりに、NFCタグをカードに貼って持ち歩いている。NFCタグをスマホにかざすと、すぐにプロフィールや実績を表示できる仕組みだ。

僕のビジネスモデル的に、形式的な名刺交換で渡した名刺で新しいビジネスにつながることはない。いずれ名刺は捨てられることを考えると、デジタル名刺で情報交換する方が話の種にもなる。

そもそも、名前を交換するような場面自体が減っている。SNSで情報発信しているので、初対面でも知ってもらっていることが多く、物理的な名刺はほぼ不要だ。

ただ、名刺文化が根付いている場面では、慣習に従うこともある。年に1枚も使わないが、数年前に作った名刺は思い出として保管している。

実際にNFCタグで読み込むURLはこのページ。公開できるプロフィールや実績を整えておくのもいい。

■ 仕事で使うスマホ

スマホは仕事でも使うので、最高機能モデルを持つようにしている。カメラ性能や録画・録音の品質、USB-C充電、AppleのAIサービスのアップルインテリジェンス機能など、新しい機能を重視している。

メールやアプリでの業務連絡はもちろん、音声入力での執筆や、動画撮影、編集、投稿もすべてスマホで完結できるように仕事を整えた。

僕のように集中力が続かず、同じ場所に長時間いられないタイプの人には、スマホで仕事を完結できる環境が理想的だ。

移動生活をしているため、パソコンのような重くて機動力を下げるデバイスはほとんど使わなくなった。

結局、使いやすさからiPhoneを選び続けている。Androidもいくつか試してみたが、これというものにはまだ出会えていない。

デジタルAI時代だからこそ、物質的なモノを持つよりも、デジタル化したデータやサービスをストックする思考になった。物質的な身軽さを身に付け、バーチャルな部分でマキシマムに思考を広げていく感覚を持ちながら仕事をしている。

iPhone 16 Pro
¥189,800~

■ 一眼レフから最高峰スマホカメラへ

メインカメラをスマホに切り替えた。「Xiaomi 14 Ultra」はハイエンドなカメラ機能を備えたスマホで、もはやコンデジや一眼レフにも引けを取らない撮影が可能になっている。むしろ、使いやすさやコンパクトさを考えると、デジカメや一眼レフよりも生産性が高い。

XiaomiはLeicaと「Xiaomi×Leica光学研究所」を設立しており、スマホ専用のカメラ開発が進められているのも興味深い点だ。

メインの広角カメラには1インチ(1/0.98インチ)サイズのSony LYT900センサーが搭載されている。さらに、f/1.6からf/4.0まで対応する可変絞りが採用されており、スマホでありながら絞り調整やデジタルな光芒撮影が可能で、撮影の幅が広がっている。

数年前はフルサイズ一眼レフでなければ満足できなかったが、今ではスマホで撮影した映像のエモさやその可能性に大きな期待を持って楽しんでいる。

Xiaomi 14 Ultraは日本でも購入可能だが、発売当初は他国より遅かった。グローバル版は香港やマレーシア、ヨーロッパ圏で早く入手でき、為替差を考慮すると香港やマレーシアで購入した方が安価だった。

最も安く手に入れる方法としては、中国大陸版を「ロム焼き」する方法もあるが、近年ロム焼きの難易度が上がっている。現実的には、海外旅行を兼ねていち早く最新版を手に入れるのも一つの楽しみだ。

ちなみに、掲載している写真もこのXiaomiで撮影している。今後、カメラ機能が充実したスマホの時代が到来する。Xiaomi以外にもさまざまなスマホが次々と登場しているので、目が離せない。

Xiaomi 14 Ultra
¥199,000

■ 折りたたみサングラス

いつの間にか、サングラスをつけるのが習慣になった。薄めの色が入ったサングラスは、普段使いにも便利。

サングラスはあらゆるノイズを遮断してくれる。夏の強い日差しを避けるだけでなく、街中での勧誘を避けるのにも一役買っている。サングラスをつけていると、勧誘で話しかけられる回数が少し減るのがおもしろい。目が適度に隠れていることで、話しかけにくい雰囲気が出るので街中を散歩するときの必須アイテム。

サングラスはユニクロのモノで、ユニクロのサングラスは鼻パッド部分が少し高めに設計されているのがポイント。日本人にフィットするよう工夫されているのが隠れたおもしろさ。サングラスをかけた際の見栄えも良くなるような特殊な作り込みがされている。

さらに、折りたたみタイプのサングラスはコンパクトで持ち運びに便利だ。ここまでコンパクトにでき、しかもリーズナブルな価格で提供しているのは、ユニクロの強み。

ユニクロサングラス
¥1,990

ウェリントンフォールディングサングラス
¥1,990

■ 最適なノイズキャンセリングを探す旅

ノイズキャンセリングイヤホンは、生活に欠かせないモノとなった。2023年11月に発売されたソニーの「WF-1000X M5」は、世界最高クラスのノイズキャンセリングイヤホンと称されるほどの一品。

2021年に発売された前作「WF-1000X M4」の完成度が高かったため、新作は発売前に予約して購入した。ただ、残念ながら前作を超えるほどの感動はなかった。

サイズは25%小さく、重さも20%軽くなったものの、機能面での変化はさほど感じられなかった。むしろ、ノイズキャンセリング機能に関してはやや低下しているように感じるほどである。

ワイヤレスイヤホンは散歩しながら本を聴く際に欠かせない。iPhoneの「読み上げ機能」を使えば、Kindleのテキストも音声で楽しめる。オーディオブックを買わなくても、好きな本を聴くことができるのだ。

僕自身、ディスレクシアで文字を読むのが得意ではないため、聴くほうが内容が頭に入りやすい。音声で聴くほうが理解しやすいタイプの人にとって、聴く読書はおすすめだ。

自然の中を散歩しながら、本を聴いて教養を深める時間は格別である。知的好奇心が旺盛な人ほど、電子書籍を片手にスマホとイヤホンを使い、ミニマルに読書しながら散歩を習慣にしてみよう。

WF-1000X M5
¥41,800

■ マイボトル習慣

最近、マイボトルを持ち歩くようになった。いろいろなボトルを試してみたが、セリアのマイボトルが一番使いやすい。ステンレスボトルは重く、散歩には不向きで、耐久性のあるボトルでも落として割れてしまうことがあった。

結局、生き残ったのがこのボトルである。持ち手がついており、細身なのでリュックのボトルホルダーにもスムーズに収納できる。

海外での移動中は、大容量の飲料水を購入して生活することが多いので、こうした水の持ち運びにも使える。

取手つきマイボトル
¥110

■ 雨予報の日は65gをポケットに入れて持ち歩く

雨が降りそうな日は、65gの「MOONBATマジカルテック折り畳み傘」をポケットに入れて持ち歩く。細身で軽いため、持っていることを忘れてしまうほど身軽である。

以前は駅近に住んでいたため、雨に濡れることはあまりなかったが、最近は散歩が好きになり、曇りの日には折り畳み傘を持つようになった。

世界最軽量クラスの折り畳み傘で、リュックに入れても気にならない重さが良い。少しの雨をしのげれば十分という雨の日に便利である。

MOONBATマジカルテック折り畳み傘
¥3,850

■ オーラルケアは習慣

人生100年時代を迎え、口腔ケアは欠かせない習慣になっている。特に歯は一生モノなので、丁寧にケアする必要がある。

これまでコンパクトな折りたたみ式歯ブラシを持ち歩いていたが、今では電動歯ブラシでなければすっきりしないほどだ。最新の電動歯ブラシは機能が向上しており、しっかりと磨ける感覚がある。

現在はパナソニックのドルツを愛用している。2024年9月1日に新モデルが発売され、USB-C充電が可能になった点も便利だ。

もう一本持っているドルツは、2022年に発売された55gの軽量モデル。

ただしUSB充電に対応していないため、日常使いには適しているが、旅行などの際に140gの充電器を持ち歩く必要がある。結局、総重量が195gになってしまうのが難点だった。

最新モデルは本体が95gで、充電器はスマホと同じモノで統一できるため、総重量では軽くなり旅行にはいい。結局、未だに最適な電動歯ブラシを探し求めてテスト中。

EW-DM74-W
¥7,700

EW-DM63-W
¥7,700

■ オーラルケア類はナイロンメッシュケースで乾燥

オーラルケアセットを持ち歩くには、ナイロンメッシュケースが最適だ。「完全に乾いていない歯ブラシを密閉するのはちょっとな」と思っていたところ、このアイテムに出会えた。メッシュ素材なので密閉されず、歯ブラシの乾燥にも適している。

無印良品では歯ブラシ専用の小さなメッシュケースが販売されている。このメッシュケースは仕切りがあるため、他のオーラルケアグッズもひとまとめにできて便利。

無印週間の10%オフの期間に舌ブラシも買うのはあり。

無印良品 ナイロンメッシュペンケースマチ付 ¥450


このnoteでは、限られた人にしか伝わらないニッチな情報を、最新エビデンスや偉人の哲学を元に主観を交えてお届けします。似た考えの人が共感でき、新しいことを始めるきっかけとなるようなコンテンツを発信していきます。

人生をより面白くするための試行錯誤の様子をまとめていきます。20代で経済的独立をした背景や30代の自由な暮らしのリアルを表と裏も含めて赤裸々に紹介します。面白さを追求して日々奔走する姿をお伝えします。

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