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「あびら教育プランとわたし」Vol.2〜私たちにとってのワクワク研究所

あびら教育プラン」に何かしらの形で関わってくれた方々の想いを聞く連載企画、「あびら教育プランとわたし」。

第2回目となる今回は「ワクワク研究所」に参加してくれた、小学校6年生の百瀬 陸(ももせ おか)くんとお母様にお話を伺いました。どんな気持ちで参加してくれたのか、実際に参加してみてどう感じたのか、親子の想いを是非お楽しみください!

ワクワク研究所とは?

「キミがつくる、世界でたった1つのプロジェクト」をコンセプトに、子どもたちが自分自身の興味関心に基づいてワクワクするプロジェクトをつくり、実践するといった子どもの探究活動をサポートする教室です。グループでの挑戦の場である「あびらぼ」に対し、「ワクワク研究所」は個人の「やりたい」に向き合っていきます。

https://abira-edu-plan.jp

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◆「ワクワク研究所」に参加してくれた理由を教えてください!

陸くん: 
お母さんに誘われて「ワク」が2個ついてるからなんか楽しそうだと思った〜〜!

お母様:
家での時間がすごく好きなので本人が「やる」って言うかは分からなかったのですが、のびのびと自分の好きなことに取り組むのが得意な方なので、説明を聞いた時に、陸に向いているなとは思っていました。いつも楽しく通わせてもらっている「あびらぼ」とスタッフの方々が同じというのも安心感がありましたしね!

あとは、家での一人遊びはワクワクしながらやっているのですが、外(社会)にどう繋がるのかイメージがつかなかったので、どうなるのか見てみたいなあと思ったのもありますね!

◆「”オリジナル地球内極秘超危険生物図鑑”を作ってグッズ販売をする!」というプロジェクトでしたが、やってみてどうでしたか?

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それぞれのワードに想いがたっぷり
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5体を選ぶのに苦労しました(笑)

陸くん:
自分のキャラクターをグッズにして売ることができたのが良かったし、いっぱい「ハート」がついて嬉しかった!

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販売サイト「Suzuri」上では、特にお気に入りの5体が販売されています!

お母様:
陸は、計画的に何かをやることがあんまり得意じゃないのですが、「ワクワク研究所」の期間中は、「日曜日にワクワク研究所があるから〜!」と逆算して取り組んでいてビックリしました。毎回楽しげに帰ってきて制作物を見せてくれていたのもあって、私が口出しすることはほとんどなかったですね。

あとは、家でもキャラクターの絵を描くことはあるのですが、今回みたいに細かい設定まで書くことはなかったので、そこがすごく新鮮で面白かったです(笑)

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地域性も感じられるオリジナルさ(笑)
危険ポイントの設定が秀逸すぎます(笑)

◆「ワクワク研究所って?」と周りの人に訊かれたら、お二人はなんて答えますか?

陸くん:
うーーん、、、とにかくワクワクする場所!!!!何かしら自分の好きなことができるからイイ!

お母様:
難しい質問ですね…用意しておけば良かった(笑)

でも、学校とはまた違う学びの場なので、ありがたいなと思っています。今、陸は6年生なので「高学年だからこうあらねば…のびのびやっていてはダメかも!」とプレッシャーを感じることもあるようで。もちろんそれも重要だけれど、それだけだと勿体無い気もしていて。「ワクワク研究所」では、本人のワクワクを大事にしてもらえるし、それをカタチにするサポートも丁寧にしてもらえるので、そこが嬉しいです。

そういえば、「ワクワク研究所」で、アニメづくりプロジェクトをやっていた子に影響を受けて、陸、最近、ipadを使って家で短編アニメを作っているんです。今までは、絵を描くといっても基本的に1枚描いて終わりだったんですけど、今は、アニメをつくるために時間を忘れて何枚も何枚も描いている。他の子のワクワクが新たなフックになるというのも、「ワクワク研究所」の良さなのかなって思います。

◆お母様のように、「お子さんを信じてまっすぐ応援する」というのは、なかなか難しいことだと思うのですが、大事にされている教育観などはあるのですか?

お母様:
「こうです!」と答えられたらカッコ良いのですが、そんなにかっちりしたものはありません、ごめんなさい(笑)

ただ…そうですね…

学校の勉強を頑張って生活の安定に繋げるやり方は、私たちが子ども時代に教えられてきた道なので分かるのですが、私たちと息子では生きている時代が違うので、それだけじゃないんだろうなあとも思っているんです。勉強が好きな子はそっちの方向に伸びていったら良いけれど、陸みたいに嫌いな子もいて、そういう子は違う伸ばし方があるんじゃないかなと。「嫌い→できない」が積み重なりながら大きくなったら、心が狭くなっちゃうんじゃないかな〜と思うんです。そうはなってほしくない。

そこまでは分かっているんですけど、「じゃあ具体的にこうしたらいい」っていうやり方は分からなくて。そこは、きっと(あびら教育プランのスタッフのような)若い世代の方々の方が答えを持っているのかなと。

親にできることは、「もしかして…」という気持ちで息子に合うかもしれない場所を探してあげることくらいなので、それだけはやってあげたいなっていうのはありますかね!

陸は今まで、なかなか習いごとに行きたがらない子だったので、「あびら教育プラン」に参加し続けていることは本当に良かったなと思っています。

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最後にパシャリ。いつも一瞬で良い表情をしてくれます。

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「わからないからこそ、家庭に閉じずに大らかに」という素敵な想いを持つお母様と「自分のワクワクをカタチにできて良かった〜!」と喜ぶ陸くん。二人にインタビューをさせてもらったことで、改めて、「ワクワク研究所」を通して、子どもたちの個性が輝く瞬間のお手伝いができて良かったと感じさせてもらいました。

インタビューに協力してくれた陸くんのオリジナルグッズはSuzuri上で販売しておりますので、良かったらご覧ください!

また、他の子どもたちのプロジェクトはこちらのサイトに掲載しておりますので、気になる方は是非!

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