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【ホリエモン万博と僕】 第36話 ホリエモン万博一日目の裏側 - ホリセツBooon

勝手にテーマソング:ホリエモン万博 公式テーマソング - ホリセツBooon

2019年2月2日(土)12:30

メイン会場のスタッフルームでVTuber動画広告を作るはずだった僕は、PCに向かいながら聖徳太子のような感覚を味わっていた。

スタッフルームには、スタッフの行き来が多く、隣接する豆まき会場側のスタッフさんもあくせく動いており、バタバタと人の流れが起きていた。

ふとテーブルの斜め向かいを見ると、全身黒の服を身にまとった雰囲気のある男性がうーんうーんと唸りながらノートパソコンに向かって作業していた。
スタッフルーム------------------------------
僕:
(ん?なんか聞いたことのある声だな。どこかで見覚えが、、あ!!)

「すみません、ひょっとしてチアーズサーカスの須山さんですか?先日お電話でやりとりさせて頂いた阿部です!」

須山さん:
「あ!阿部さんか!どうもどうも!よろしくね!一緒に盛り上げていこうね!でも、このカオスな感じ、なかなかヤバイねwうちのイベントも結構なものだと思っていたけど、それを上回るかもしれないな!ww」
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会場の場所決めと決済手段の件で、色々とご迷惑をおかけしていたチアーズサーカス代表の須山さんに会った。そして、お会いする迄は、シリアスなやりとりからスタートしていたものの、実際にお会いすると大変気さくな方で大変嬉しい出会いの一つとなったのだ。

その後も、スタッフルームの小さな空間で僕にとってのホリエモン万博は動き続けた。
スタッフルーム------------------------------
かなこ氏:
「阿部さん、ティッシュないかな、ティッシュ。鼻が止まらないの!」

僕:
「おおお…お待ちあれ!ティッシュボックスをゲットしてきます!」
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お次はホリエモン展ブースに行き、(販促用の)ホリエモンティッシュを頂いてきた。休憩スペースにはティッシュは必須アイテムだ。

インカム--------------------------------------
小竹さん:
「対談会場です。どなたかゲストの綿辺さんと中山さんの宣材写真とホリエモン万博のロゴデータ貰えませんか?」

僕:
「阿部です。データをチャットで送りますね!」
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怒涛の対談が行われるメイン会場では、機材ディレクターの小竹さんが着々と準備を進めていた。

(電話が鳴った…東京タワー会場の塩田さんだ、どうしたんだろう。)

TEL------------------------------------------
塩田さん:
「お疲れ様です!LIVE Payで一部返金希望のお客さんがいるんですけど、どうすればいいですか?」

僕:
「お、返金対応1件目が来ましたね。購入者番号と返金額を教えてください!」
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LIVE Payの返金依頼も出始めた。
(結果的に、この後もう一件だけしか出なかったのはここだけの話)

スタッフルーム------------------------------
豆まき会場のスタッフさん:
「まもなく長野さん会場入ります〜!堀江さんのスケジュールはオンタイムですか〜?」

僕:
「(お、オンタイム?時間どおりってことかな…)確認しますー!
(インカムで)黒ちゃん、阿部です!堀江さんは予定通りですか?」

黒ちゃん:
「うん、いま入口会場付近を回っていて、まもなくそっちにいきまーす」

僕:
「おけ!すいませ〜ん、堀江さんオンタイムで〜す!!」
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このようなバタバタが延々と続いた。
スタッフルームには、お弁当休憩で当日スタッフの方々が入れ替わり出入りする中で、各会場を回っていた庄野実行委員長も訪れた。
スタッフルーム------------------------------
庄野さん:
「ふぁー!おっつーおっつ〜!もうバタバタだよ〜!」

僕:
「庄野さん、お疲れ様!疲労困憊だねwこの後は、怒涛の対談だからしばらくメイン会場だね」

庄野さん:
「うん、そうそう。これからとみながさんと連携とってメイン会場のゲスト対応していくー。あ、インカムつけなくちゃ。」

森川さん:
「おつかれっすー、いま東京タワー会場から来ました〜♪どうすかどうすか?」

僕:
「いや、バッタバタだよぉぉ(泣 森川さん、ヘルプ!インカム付けて、メイン会場助けて!」

庄野さん:
「あ、インカムこれ使っていいよ〜。てかなにこれ。音がちゃんと出ないんだけど、あれ?なにこれ!もう!」
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スタッフルームの小さな箱の中でも熱量が上がってきた。
庄野実行委員長も前夜祭から六本木で宿泊してから当日参加していたが、連日の睡眠不足がたたり、沸点が低くなっている。

初日の開演後は、ひたすらにバタバタしていたのである。
メイン会場以外の状況も時折耳にしていたのだが、お酒会場のベルサール六本木は、当初懸念していた会場ガラガラという不安はどこ吹く風で賑わっていたようだ。

東京タワー会場においても、ホリエモン祭仙台チームのスタッフとグルメフェスリーダーの阿久津さんとサブリーダーの真間さんがタッグを組んで素敵なチームビルディングを行っていたようだった。

演劇会場も自立運営が出来ており、大変ながらもなんとか回っているように見受けられたのだが、不安な情報が流れてきた。

スターライズ会場で何か色々ヤバイ事態が発生しているらしいと耳にした。

機材準備トラブル、イベント中にゲスト同士のやりとりから起因したトラブル、そしてHATASHIAI(ハタシアイ)というシロウト参加型の格闘技大会で、会場リーダーであり出演者のらいちさんがノックアウトされたあとに救急車で運ばれたらしい!!といった極めて不穏な情報ばかりが届いている。

一体何が起きているのか全く状況が掴めなかったのだが、庄野実行委員長と祭グループリーダーのしげたつさんの二人を中心にトラブル対応にあたっていたようだ。

そして、あっという間にメイン会場では初日のイベント終了時刻を迎え、お客様の退場を見届けた僕たちはも抜けの殻になっていた。

現場の中心にいたはずの実行委員メンバーのほとんどが、自分たちの会場だけで対応に追われてしまい、同じような感覚をもっていたのではないだろうか。

各主要会場の初日を終えたものの、夜型コンテンツにバトンタッチが行われ、堀江貴文39時間密着取材はまだまだ続くのである。

ホリエモン万博2019〜節分まつり〜開幕一日目20時過ぎ、わず。

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このマガジンは、堀江貴文イノベーション大学校(HIU)の会員による、ホリエモン万博およびホリエモン祭の活動をお伝えします。