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【abeo工房考察】 なぜ世界は「電気自動車」推しなの? (2) アメリカの混乱と現実

さて、前回の続きです。


全ての温暖化対策は京都議定書に通ず


パリ協定(2016年)の結果、脱炭素&地球温暖化対策が加速。
「2050年にカーボンニュートラル」を(努力)目標とし、さらなる変化が始まっていったわけです。

日本もパリ協定に合意しているので、2020年10月26日に菅前首相が「2050年カーボンニュートラル」を発表。
至極当然な話です。


でも陰謀論者は「日本政府が勝手にそれを決めた」とか、「欧州に続かなくていい」など発言してますよね。

そもそも「勝手に」みたいなフレーズが不思議なわけですが、オチからするとこれらの”反対する”人たちが「パリ協定」の事を”知らない”or”軽視している”という事なんでしょうね。


日本はSDGs後進国と海外から言われていますが、原因はこれらの情報に疎いからなのかもなぁ・・と感じたりもしますよね。


なにはともあれ日本は一応「先進国」。
所得的に見ると一人負けな日本ですが、一応「先進国」ですから、
これらの環境問題には向きあう必要があります。
「先進国」ですからね。
ましてや京都議定書という気候変動で世界で初めての条約を作ることになった国ですから「やらない」という選択肢はありませんよね。

ほら、「先進国」ですし。


「2050年カーボンニュートラル 」は世界の標準的な目標、そして大気汚染対策もセット。


なので、日本の「2050年カーボンニュートラル 」はマスト。
そしてゼロエミッション も目標となるわけです。

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