abeo工房 〜欧米気分を味わう方法〜
最近の記事
憂慮する科学者同盟(Union of Concerned Scientists)をご存知だろうか? 〜電気自動車のライフサイクル分析でガソリン車よりも気候汚染がはるかに少なく、よりクリーンだ・・としています。2015年のレポートで。〜
さて、パリ協定を柱とする脱炭素の動き。 電気自動車に関してはこの取り組みの中の一つとなります。 なぜか日本では電気自動車しか取り上げられず、挙句陰謀論が蔓延っているわけですが、多くの国が国際合意するこの協定に対し、その考えは荒唐無稽で呆れるわけですが、そんな記事が最近多くなっています。 共通点としては客観性に乏しく、そして言葉使いが汚いことが挙げられます。ほんと、それなりの媒体が陰謀論並べるのは本当にダメだなぁ・・と思うわけですが、その陰謀論でトヨタのハイブリットを潰すため
メルセデス、BEVシフト撤回!・・と書いた日本の媒体がありますが、そんなメルセデスは改発中の新型電動AMGの画像を出したり電気トラックの冬季試験完了を発表しているのはなぜ?
いやぁ、マジで最近の媒体は気持ち悪いくらい偏っていますよね。 なにせBEVは失敗だの、ハイブリットが正しいだの、 そしてそのハイブリットはトヨタが正しいだの、 最後に豊田章男は正しいだの。 この流れは2035年まで流れが変わりながら推移するんですが、 その過程で内燃機のHEV化は予定通りの流れ。 そしてPHEVについても枠組みを考えた場合、2030年まで十分に増えるわけで。 その流れの中、BEVシフトが目標となっていくわけですが、これはパリ協定がなくならない限り変わりませ
マガジン
記事
トヨタハイブリットの一人勝ち・・や、ベンツのBEV計画縮小・・という間違った情報を垂れ流す媒体ってどういうスタンスなのか?〜まぁ、そういうスタンスなんでしょうね。〜
さて、日本では相変わらず情報を自分でとりにいかず、媒体のニュースのみを見て、そしてそれを鵜呑みにする方々がいるわけです。 そういう人たちを扇動し、そのように思わせる・・みたいなのを媒体はよくやりますが、電気自動車の話題でももれなくそんな話に。 ひどいなぁ・・と思うのは、プレスリリースと明後日のことを報じている点。 メルセデスについては・・ このように以前書きましたが、元のプレスリリースを見ると、その違いはすぐにわかると思います。 最近のスマホなどでも自動翻訳があると思い
「日本は火力発電がメインで化石燃料を使っているから電気自動車は脱炭素にならない!」・・という方へ2030年の日本の計画をぜひ知っていただきたく。
巷では電気自動車が失速、ハイブリットが売れているとか言われていますよね。 これの実態は業界の人は・・ ・電気自動車は当初予測通りに売れておらず、前年比プラスで推移するも予測よりも少ないために減産 ・ハイブリット(HEV)のカテゴリーはマイルドハイブリッドとフルハイで構成されており、EURO7排ガス規制の都合、内燃機にマイルドハイブリッドがついたモデルが多くなってきており、その結果、HEVが増えている ・世界は再生可能エネルギーにシフトしていて、日本でも同様 ・・と理
ベンツ、BEVシフトの撤回なんてしていないのに、日本のメディアは何故か「電気自動車計画撤回、トヨタが正しい」と声高らかに言っているのはなぜ?
最近そのような話題がおおくなりました。 色々な媒体、人が「メルセデスがBEVシフトを撤回」とか言ってます。 挙句、ドイツの経済は落ちるという人も。 いやいや、名目GDPで抜かれたてほやほやなのに何それ?・・と思うわけで。 さて、この件はメルセデスが投資家向けの声明で言われたことを曲解して報じているように思われます。 なぜそうなるのか? 多分、編集者やそういう人たちがそういう願望があるんでしょう。 その真実は? ここを読めばわかります。 抜粋しましょう。 ・BEV製
実験室レベルで既存リチウムイオン電池の5~30倍のコストがかかっているトヨタの全固体電池ですが、2027年にも市場投入するらしく、それは10分で1200km分を充電可能ということですが、明日はトヨタの株主総会です。
さて、本日は全固体電池が話題になっています。 そのニュースの多くは朝5時にアップされている傾向があるわけですが、内容がいろいろとブレているのが不思議な点。 1000kmなのか1200kmなのか? 2026年なのか2027年なのか? などなど。 でもその全固体電池、現時点では実験室レベルで既存リチウムイオン電池の5~30倍のコストがかかっているとのこと。 他社は既存リチウムイオン電池で高密度化・低コスト化を進めているので、その差をトヨタのこれが埋めれるか?・・となると