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【abeo工房考察】なぜ世界は「電気自動車」推しなの?

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世界は電気自動車にシフトしています。 なぜ同じ方向に向いたのか? そしてその目的は?・ 日本自動車メーカーは何故遅れていると言われているのか? 今後、この流れは変わらないのか? … もっと読む
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【abeo工房考察】 なぜ世界は「電気自動車」推しなの? (4) トヨタの誤算と中国市場が与えた「悪影響」

前回までのあらすじ前回の3回はこちら 前回までで ・2050年まではパリ協定の目標を軸に変化が起きる。 ・規制を見越した各自動車メーカーの動き ・全体のパイが減っていく自動車業界の合理化の判断 ・アメリカが混乱した理由 ・パリ協定の範囲などを再確認 ・日本自動車メーカーの動き ※トヨタ除く を書きました。 詳しくは読んでいただければ・・と。 さて、今回はトヨタのいままでの動きを復習です。 トヨタの現状 〜ヨーロッパでのシェアは…〜 日本自動車メーカーの主戦場が北

【abeo工房考察】 なぜ世界は「電気自動車」推しなの? (3) 日本自動車メーカーの動き

間が空きましたが前回の続きを書きましょう。 1回目/2回目のあらすじ 前回の2回はこちら 1回目・2回目で ・2050年まではパリ協定の目標を軸に変化が起きる。 ・規制を見越した各自動車メーカーの動き ・全体のパイが減っていく自動車業界の合理化の判断 ・アメリカが混乱した理由 などを書いていきました。 よろしければ上記2点をよんでいただければ深掘りできるかと。 知っておこう。パリ協定の範囲、決まった時期。 温暖化問題の取り組みの軸はパリ協定ですが、 これは自動車

【abeo工房考察】 なぜ世界は「電気自動車」推しなの? (2) アメリカの混乱と現実

さて、前回の続きです。 全ての温暖化対策は京都議定書に通ず パリ協定(2016年)の結果、脱炭素&地球温暖化対策が加速。 「2050年にカーボンニュートラル」を(努力)目標とし、さらなる変化が始まっていったわけです。 日本もパリ協定に合意しているので、2020年10月26日に菅前首相が「2050年カーボンニュートラル」を発表。 至極当然な話です。 でも陰謀論者は「日本政府が勝手にそれを決めた」とか、「欧州に続かなくていい」など発言してますよね。 そもそも「勝手に」み

【abeo工房考察】 なぜ世界は「電気自動車」推しなの? (1)それはヨーロッパから始まった。

みなさん こんにちわ。 さて、note初めての有料記事(といっても少額ですが)を書いてみようかと。 テーマは電気自動車について 溢れる陰謀論 現在、世界の先進国ではどんどんゼロエミッションカー、 つまり「排出がゼロな自動車」を増やすように進められています。 これについて日本では ・欧州メーカーがハイブリットができなかったから日本車の締め出し ・上記をするためのルール変更 ・環境団体の陰謀 ・原子力発電推進派の誘導 などなどの話が多いように思います。 そして脱炭素がテ