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【写真】快晴,東京. その17 潮風公園 -壮大な影絵劇-

 台場の西側に夕陽を観にいっている。青海ふ頭、東京国際クルーズターミナルときて、この日はその北側の潮風公園へ。

■潮風公園のサンセット


 この日も新交通ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル駅」からスタートする。

 潮風公園。この日も、人影はまばら。

 対岸に沈む夕陽。


■壮大な富士山の影絵劇

 夕陽が沈んだあと、風景は一挙に平面的になり、まるで「影絵」のように変わっていく。

 富士山のシルエットは、その影を次第にくっきりとさせる。

 あたりにはだれもおらず、聴こえてくるのは風の音と、過ぎ去る旅客機や船のエンジン音だけ。

 わたし一人を観客に、これから空をスクリーンに見立てた、壮大な舞台がはじまるかのようだ。


■夜景を後に

 闇があたりを包み始める。

 公園を後に、駅の方へ。


■冬の16時半前後の、濃密な時間

 1年で最も陽が短い時期の、陽の入り(16時半頃)を挟んだ、ふしぎな時間。

 30分にも満たない時間のなかに、これだけ濃密な経験がある。


 

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