カラフルな抽象世界の散策 -大城夏紀[project N 94]@東京オペラシティアートギャラリー
東京オペラシティアートギャラリー。
こんなふうに、廊下に広がる「風景」があった。
風景、その抽象化
風景のように見えるその展示に置かれている作品は……しかしカラフルに抽象化されている。
視覚的連歌の世界を散策
難しい……理解は無理なのだろうかと一瞬感じて、いや、そんなふうに下を向くべきではないのだろうと思った。だって、アウトプットされた世界はこんなに楽しいのだから。
カラフルな風景の一部に
カラフルな風景を愉しみながら、ぐるぐると散策する。「詩歌」を意識して、上の句と下の句、詠んだ風景、連歌などをイメージしてみたりする。
道端の草花に目をとめて、じっと覗き込んでみるように。
歩いたり、かがんだり。寄ってみたり、引いてみたり。
ふしぎなことに、まるで自然のなかを散策してきたような清々しさがこみあげてきた。
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