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旅,写真

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#散歩日記

5/12まで【写真】Playground Becomes Dark Slowly@日比谷公園

 「日比谷公園で、粋なアートイベントが開催中」アート好きの友人からメッセージが入り、某日の夕刻、訪れてみた。  ほんとうに粋な、心が動くイベントだった。その記録を手短に写真で。 某日、夕刻、日比谷公園  銀座方面から、日比谷公園へ。  公園入口すぐに、地図による作品案内がある。 「はなの灯籠」永山祐子(土曜日開催)  まず、地図「C」の作品へ。土曜日のみ開催のため、ただ池を観るだけになったけれど、  水面に花々が浮かぶようすを思い浮かべる。 「余白史」細井美裕

活字文化と,郷愁と -「市谷の杜 本と活字館」(大日本印刷市谷工場跡地)

 友人たちに誘われ「市谷の杜 本と活字館」(大日本印刷市谷工場跡地)へ。 活版印刷の工程を再現・展示  2階建てで、1階はこのように、活版印刷のプロセスが、かつて使用されていた機械とともに展示され、  2階では企画展と、ワークショップが体験できる。 活字愛に満ちた空間  隅々まで活字愛に満ちている空間に癒される。 活版印刷のプロセス  約30分の館内ツアー(要予約)で見学をしたのだけど、  大日本印刷の場合、写植が中心になったあとも、2003年まで活字印刷を請

[神宮の杜芸術祝祭](2020-21)名和晃平,松山智一,三沢厚彦,船井美佐

 先日、こちらの記事で、名和晃平作品について、神宮の杜に設置された白い鹿の像について「撮影した写真が残っていないのが残念でならない」と書いた。  その写真が出てきた。  古いカメラで撮影したものだが、アップしておこうと思う。 天空海闊 -初開催の野外彫刻展 ウェブサイトには、当時の開催趣旨が残っている。 名和晃平 White Deer(Meiji Jingu)  わたしの中で、名和晃平作品といえば、杜の中で出逢ったこの白い鹿だ。ご覧のように少し高い位置に設置されて

高松散歩 -川島猛展,伝説の喫茶店,猪熊さんの県庁壁画

 短い高松の旅、最終日。その日は船には乗らず、街を歩いた。 川島猛 展@高松市美術館 高松市美術館開館35周年記念 特別企画「川島猛展」。 ■ ■■  60年代、70年代、80年代、と、年代を追って代表作が展示されている。まずは、作家の代表作のひとつ、Red and Blackから。 ■ ■■ ■ ■■ ■ ■■ ■ ■■ ■ ■■  そして最後は、近年の作品が展示されている。  引いて全体感を観たときと、寄ったときの印象がかなり異なる作品だ。線を目で追っ

【写真】曇天と晴天: 大門(浜松町)~竹芝ふ頭

 年明けのその日の午後は、都営大江戸線大門駅からはじまる旅。  JR浜松町駅の一部は工事で生まれ変わっている最中。エレベーターで、新しくできた自由通路へ。モノレールと新幹線が轟音とともに、忙しく行き交っている。  首都高を眼下にしながら、  ゆりかもめ「竹芝」駅に向かって歩き、  竹芝桟橋へ。 ■表情豊かな雲  竹芝桟橋の遊歩道は、夕暮れまでの時間を静かに過ごす場所のひとつだ。  人影はまばらで、時折、散歩やジョギングを楽しむ人とすれ違う。あいているベンチに陣取

【写真】新春,東京タワー 凛々しく怪しいその美しさ

 東京タワー。  わたしにとっての東京タワーは、下の写真のように、風景のなかにその存在を探すイメージだ(六本木ヒルズのスカイデッキから撮影)。   年明け2日。お天気のよさに惹かれて、東京タワー付近に出かけてみた。地下鉄でいうと都営大江戸線の赤羽橋駅~大門駅のあたりだ。 ■エロスも感じる美しさ  日没とともに点灯。三が日のライトアップは、電球をちりばめたインフィニティ・ダイヤモンドヴェール。  坂をのぼって近づいてみる。混雑とまではいかなくても、大勢の人がいる。

【写真】快晴,東京. その17 潮風公園 -壮大な影絵劇-

 台場の西側に夕陽を観にいっている。青海ふ頭、東京国際クルーズターミナルときて、この日はその北側の潮風公園へ。 ■潮風公園のサンセット  この日も新交通ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル駅」からスタートする。  潮風公園。この日も、人影はまばら。  対岸に沈む夕陽。 ■壮大な富士山の影絵劇  夕陽が沈んだあと、風景は一挙に平面的になり、まるで「影絵」のように変わっていく。  富士山のシルエットは、その影を次第にくっきりとさせる。  あたりにはだれもおらず、

【写真】快晴,東京. その13 薄暮,レインボーブリッジから

 空から舞い降りてきた巨人のような雲が、強い風にゆらゆら漂う午後、  再び、お台場海浜公園。風は、強さを増している。 ■おだいばビーチ→台場公園へ  おだいばビーチを通り、まず台場公園に向かう。寒さと風のせいか、あたりに人の姿のあまりない。  幕末の黒船来襲に備えて設置された2台の砲台跡が、西日を受けて静かにたたずむ。  傾いていく陽はその明るさを増している。 ■レインボーブリッジ、夕暮れ  来た道を戻り、レインボーブリッジのサウスルートへ。  風邪はやまず、

【写真】快晴,東京. その10 東京ゲートブリッジ,富士山と満月と

 快晴予報の日に、カメラと一緒に出かけるようになった話を書いてきた。  12月8日の今日は満月で、しかも快晴予報だったから、どこに行こうか迷った末、東京ゲートブリッジを再び訪ねることにした。  ただ、天気がよすぎて、その前に都内の紅葉も撮っておこうなどと著しい寄り道をしたために、予定していたバスに3分違いで乗り遅れた。  実は、最寄りのバス停である「若洲キャンプ場」までの便はそれほど多くない。最適解を提案してくれるGoogle検索からうっかり外れたときの落とし穴でもあ

【写真】快晴,東京. その8 お台場ガンダム,飛行機,夕景

 その日も午後は快晴の予報。汐留で仕事があったので、カメラバッグ(には見えないはずなのだが、カメラマンさんにはしっかり見抜かれた)持参で行き、解散後、近場の夕陽スポット・台場へ。 ■夕刻近く、旅客機のシルエット  お台場海浜公園駅から、シンボルプロブナード公園、  ウェストプロムナードへ。 ※すべての写真の加工は、最小限のトリミング等のみ  視界を、とにかくたくさんの旅客機が横切っていく。 ■夕景、ガンダム  お台場、ダイバーシティ東京といえば、実物大ユニコーンガ