【写真】新春,東京タワー 凛々しく怪しいその美しさ
東京タワー。
わたしにとっての東京タワーは、下の写真のように、風景のなかにその存在を探すイメージだ(六本木ヒルズのスカイデッキから撮影)。
年明け2日。お天気のよさに惹かれて、東京タワー付近に出かけてみた。地下鉄でいうと都営大江戸線の赤羽橋駅~大門駅のあたりだ。
■エロスも感じる美しさ
日没とともに点灯。三が日のライトアップは、電球をちりばめたインフィニティ・ダイヤモンドヴェール。
坂をのぼって近づいてみる。混雑とまではいかなくても、大勢の人がいる。
空の暗さと反比例して明るさを増すライトアップ。
なんだか美しい脚を眺めているようで、ちょっとフェティッシュな気分にもなる。
■空が闇を増すと、妖艶さも
坂を下りて御成門駅のほうへ。この日の曇り空も手伝って、空が暗くなりだすと、タワーの姿は妖しさを増してきた。
ほどよく空を覆う雲、枯れ枝のシルエット、ささやかな街灯の灯り。このすべてのバランスが好きだな、と、しばらく公園に佇む。
■今年も、都内の多くの景色の中で
青空の下の、健全そのもの(?)な姿も、もちろん好きなのだけど。
2023年も、さまざまな風景のなかで、東京タワーと出会うことになるのだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?