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そんなノスタルジーなことじゃないんよ、はよフライパン洗え…な話。

横浜って海のイメージが大きいとは思うのだが、
北にも南にも東にも西にもけっこう広いし、実は山の方が圧倒的に多い。

そんなわけだが、やっぱり海の話(笑)。

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子どもの頃は家族で自転車に乗ってよく海へ出かけた。
釣り、あさり掘り、バーベキュー、海水浴…。

自転車で橋を渡ると、一気にそこから先はもう海のある町という雰囲気。
橋を渡るときの高揚感。

途中には、あれって何屋さんって言うんだろな、おにぎりやサンドイッチ、お菓子、
ジュースにビール、そして、ビーチサンダルや浮き輪なんかも売ってるお店がある。
何でもかんでも売ってる。お米とかもある。パンツ(下着)も。
たぶんもうそのお店はないだろう。

そこで買い物をすると、なぜかゆで卵をくれる。
何も特別じゃないフツーのゆで卵だけど、お塩をパラパラッとかけるだけで、ものすごく美味しく感じてしまう。

殻をボロボロと剥きながら、毎回同じそのゆで卵を食べることは、
海へ繋ぐ橋を渡るときと同じくらいワクワクしたもんだ。
(昭和~(笑))

そして、ボロボロと剥くといえば、父親の背中の皮である。

40~50年前といえば、今みたいに紫外線は大敵!どころか、
焼いて健康になれ!くらいな勢いで、めちゃくちゃ日焼けしたもんだ。
今考えると恐ろしい(;^_^A

父は海でも焼き、家の庭でも焼き、いつでもけっこうしっかり小麦色だった。
グラサンして、バミューダパンツ履いて、上半身裸で、ビーチチェア(日焼け用に自作(笑))に寝そべり、
何時間も太陽に当たっていた。
いやー、ホント、恐ろしい(;^_^A

あまり赤くならずにすぐに黒くなり、数日すると焼けたところの皮膚が剥けてくる。

それを姉妹で奪い合うかのように剥くっ!(笑)
たまに母親もやりたがる(←子どもに譲るとかいう気はさらさら無い)。

そーっと…キレイに…いかに大きく剥けるか。

何でそんなもんに群がったのか、子ども時代の自分の心は全く分からないけれど、
そんなもんに夢中になって時間をつぶせるほど、のんびりと時間が流れていたのかもしれない。

高校生くらいまでやってたかも(笑)

さて、
何でゆで卵の殻剥きや、父の日焼けの皮剥きなどを思い出したのかというと、
コレ↓のせいである。

パスタ茹でたんだと思うのだが、茹で汁は片づけたものの、フライパン洗わずに半日放置したら…

うわー、パリッパリ!

なんなら、ヌルヌルしたとこを洗うより、こうやって剝がした方がラクチン♪

楽しくなってきて、そーっと…キレイに…大きく…

剥けた~~~!\(^O^)/

そこでハッと気づく。
… … … これって … … …
そう、アレですよ、何十年も前に、なぜだか夢中になった父親の背中の皮(笑)

子どもの頃をあれこれ思い出して、涙滲んできたわけ。

あぁ、なんか切ない。

台所で1人、放置したフライパンをペリペリとやりながら泣いてるアラフィフとか、
一体何の図なんだか(笑)

というわけで、2020年4月26日のTwitter投稿のスピンオフ
「そんなノスタルジーなことじゃないんよ、はよフライパン洗え…な話。」
でした。

Twitter連動投稿、突如新作アップ。
いや、新作って言ってもねアータ(デヴィ夫人)、2年前の投稿ですよ、これ。

そんなことより、ホント、はよ洗え(笑)


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#どうでもいい話 #スピンオフ
#Twitter #note_twitter #note活用

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