眉間のしわと膝の痛みの、ある共通項について

最近わたしが気にしていること、
それは眉間のしわ問題…！

思えばだいぶ若い頃から、
物を見る時に
「眉間にしわ寄ってるよ」
と指摘されることがたまにあったんですが

加齢にともなって
だんだんその癖が顔にフィックスしてくるように
なってきた。

なんとかしたい、眉間のしわ。


だって不機嫌な顔に見えて、
鏡を見ると気分が下がるから。
結構毎日、ご機嫌に過ごしてるんだけどな～。

ということでわたし、
「眉間　しわ」で検索しまくり
いろんな改善方法を試しましたよ。

眉間をマッサージしてみたり
美容液で保湿してみたり。
コンタクト変えてみたり。

でも、思うほど改善しない！！

知人にボトックス注射した人がいて
それもいいと思うんだけど
わたしはちょっとこわい。
どうにかいい方法ないかなーと
鏡をまじまじと見た時。

「これ、しわっていうより・・・
筋肉の盛り上がりと、その影なんじゃない？？？」

と
ようやく気がついたんですよね～。

そう、わたし
物を見る時に、
眉のあたりの筋肉を使いすぎる傾向があって
（＝つまり他にうまく使えてない筋肉があって）

そこがコリになって盛り上がって、
眉間の凹凸になり
そのことを「問題だ」と思ってたんですよね。

これって
去年傷めた膝と同じ現象。

膝を故障させるに至るまで
わたしは本当に
身体の使い方がうまくなかったようで

お尻の筋肉も、
腹筋も、
太ももの裏の筋肉も
足の裏の筋肉も、

全然、使えてなかったんです。

インドア派で
身体動かすのと無縁だったし。

その使ってない筋肉たちが負うべき負担を、
数十年、全部膝が担ってた。
（不憫すぎる…！本当にごめんなさい）

それで膝がSOSを発信して
ようやく
他の筋肉を使えるようになってきたおかげで
膝の負担が減り、
痛みもだんだんなくなってきたわけなんですが

それた同じことが
眉付近にも起きてたんですね～。

使いすぎの筋肉の影には
使ってない筋肉がある。

今回使ってないことが判明したのは
まぶたの筋肉（眼輪筋）でした。

まぶたの代わりに
眉ががんばりすぎちゃってたから
わたしが気になる形（眉間のしわ）で
眉の筋肉が「使いすぎだよ」とSOSを発信してた。

そりゃあ、眉間に美容液を塗っても
改善しないわけですよ。
眉間が「問題」ってわけじゃあないんだから。


問題と感じるものとは別のところに
解決のヒントがあるということも
これもまた
心身ともによくあることですね。

つくづく、この心身には
「すでにあるのに使えていない部分」が
まだまだあるものだなあ、と思いましたよ。

肉体として、
ちゃんと備わっているのに
すでに持ってるのに
使ってない。

今回のように筋肉もそうだけど
もしかしたら
五感を含む感覚器や
意識も心も、
使い切れていないかも。

考え事ばかりして
今ここにある豊かさをしっかり感じ取れていなかったり。

９５％の潜在意識の可能性を見ずに
５％の顕在意識で何とかしようと思っちゃったり。

「きっと無理」なんて頭で制限して
本当はできるのにその芽を摘んでいたり。

思考ばかりに偏って
心で感じることを疎かにし過ぎていたり。

生き方の選択として
使わないという自由もあるけど

使いたいともし思うのなら
その、
すでに持っている、
心身のポテンシャルを信じて伸ばしてみたって
いいんですよね。

膝を傷めた時だって
他の筋肉の可能性を信じて使ったおかげで
痛みがなくなるだけでなく
とても動きやすい身体になったし

今回の眉間問題も
コリをほぐし骨をちょっとケアしたら
あら？というくらい平らになったし。
（でも今はまだすぐ戻る。長年の癖だからねー）

心身の持てる全体性を信じて
意識を向け、使ってみると
ますます、この世を満喫できるのかも。

そう思うと
この身体、心や意識全体が
豊かさの宝庫のように思える。

そんなことを感じながら
まぶたの筋肉をせっせとトレーニングしております。

ひと月後には、
つるんとしたおでこが続いててうれしい！と
書けるように意図します～
（ここは95%の意識を使おう）

【心を耕す一歩　その１６歩目】

使ってない部分の可能性に意識を向ける