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転職活動を失敗しやすい例6選/よくある失敗談と、失敗を防ぐコツを紹介

この記事のポイント:

・転職後によくある失敗を知った上で転職活動をするのがおすすめ。
・400名中53%が「入社後のギャップ」を実感している。
・転職活動の進め方で、ミスマッチやギャップは減らす事ができる。
・転職後の対処法も一部ご紹介。

ミスマッチの割合

マンパワーグループが正社員として働く20代~50代の男女400名に、
「入社後に違いを感じたことがあるか」聞くと、約半数(53%)が入社後にギャップを感じていることが分かりました。
(引用:ミスマッチとは?採用におけるミスマッチの原因と対策をご紹介

引用:ミスマッチとは?採用におけるミスマッチの原因と対策をご紹介

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ーー本題はここからーー

◆1:転職で失敗しやすい例  「転職したらやりなおせる」と思い込んでいる

「転職をして何を改善したかったのか」一番大切な転職の目的を忘れる方は意外にも多いです。

転職したけど変わらなかった。もっと合わない環境に来てしまったという方も一定数います。

「とにかく今の会社を辞めたい」気持ちが強すぎると退職が目的になる場合があり、「入社する会社を妥協してしまう」ことがあり注意が必要です。

最も避けたいのは、「転職後の早期離職」など転職失敗です。今いる会社の何が合わなかったか、改善したいことを明確にして面接企業へ確認を徹底しましょう。

転職して日常が良くなりプライベートや週末もより有意義にしたいはずが、転職を失敗すると「また転職」を考えることになります。

短期離職が続くとどんどん採用企業側も慎重になり、面接が受からない、書類お見送りが増えるなど悪循環になる場合があります。

最後の転職にしたい方、一旦落ち着いて働きたい方も多いと思いますので、3〜5ヶ月程度で終わる転職活動を妥協せずやり切りましょう。

→入社前の対処法

・今の会社の何が合わなかったのか原因を明確にする。(できればエージェントなど第三者とも客観的に整理できるとなお良い。)

・どんな環境なら同じ事が起きないかを定める。(課題がハードワークなら残業月●時間に抑える など)

・オープンワークなど口コミサイトも活用する。(合わなかった方が書く内容のため100%信じるではなく参考として目を通す。)

・内定をもらって飛び込まずに、転職活動を焦らずやり切るマインドを持つ。

◆2:転職で失敗しやすい例 あまり考えず数100社エントリーしてしまう

・段々疲れてきて、内定がでた会社に入社してしまった。(疲れてくると判断が鈍る)

・業界、企業研究が足りず面接通過しない。

・自信なく書類通過率10%ほどと言われ、大量に応募してみた。

など、なりふり構わず行動するメリットもありますが、大きなデメリットもあります。

・段々疲れてきて、内定がでた会社に入社してしまった。(疲れてくると判断が鈍る)

志望度が高い企業の面接結果は、気になって寝れないという方もいます。
書類エントリーや面接で「お見送り」と言われて嬉しい人はいません
どこかで否定されたような気持ちになります。

そこでちょっと志望度は低いけど内定をもらうと認められた気持ちになって「とりあえず入社」してしまう方もいらっしゃいます。
(この判断が必ずしも悪いわけではありません。)

メンタル勝負でもある転職活動を成功させるには、体力を温存して計画的に進める必要があります。

・業界、企業研究が足りず面接通過しない。

とりあえずエントリーする方の傾向として、「受けながら企業を知りたい」方が多いですが、「様子を見ながら面接合格できる方」は一握りです。

本当に受けたい業界や会社がわかってきた頃には、「本命企業はほとんど落ちている」なんて事はリアルにある事です。

・自信なく書類通過率10%ほどと言われ、大量に応募してみた。

「書類通過率は10%程度だから考えすぎずに書類選考を開始しましょう。」というアドバイスもあるかもしれませんが、書類は通っても業界や企業分析が足りなければ面接で落ちてしまいます。

→事前の対処法

・「とりあえず受けましょう」と言わない、「大量の企業提案」をしてこないエージェントを探して話して見る。

・せめて、応募する業界や職種は1〜2ジャンルまで絞れると良い。(多ければ多いほど決断を先延ばしにしている。)

・面接してみたいなら、気になる業界の「意向がやや低い会社」に絞ってエントリーしてみる。

・書類通過率20〜30%を下回る場合は、専門性が求められるなど挑戦が難しい場合がある。

◆3:転職で失敗しやすい例 聞いていた条件と違った

「聞いていた話と違う!」のはよくある事です。
まさか自分が…と思いますが、そういう方ほど注意が必要です。

「聞いてた話と違う」はあってはならない問題ですが、確認を怠ったり書面で残せてない場合、「気づけなかった自身の責任」にもなります。

特に、スタートアップや中堅〜中小企業、採用慣れしていない会社では、ミスも起こりやすいため気をつけましょう。

※決まった日に給与が振り込まれない残業代は支給対象外の事あります。
 自身が思う当たり前は当たり前ではありません。

→入社前の対処法

・内定通知書で主に確認するのは、雇用形態提示年収入社後の評価方法(昇給速度の目安)、配属部署(変更ないか)。

・承諾する前に、「内定通知書」を書面/PDFでもらう。
時々書面で提示せず口頭の場合があるため、「証拠」として残しておく。

・年収の詳細(月の額面や、見込み残業などの内訳、手当などを確認する。)

・昇給例、昇給イメージは「評価制度」について確認する。

※お金や評価の話は、秘匿性高い情報のため内定後に聞くのがベター。

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◆4:転職で失敗しやすい例 想像した業務内容と違った

最も業務内容についてはミスマッチが起こりやすいです。
配属部署はどこで、部署の役割は何か、日常行う業務の割合など業務内容はイメージではなく具体的に確認しておきましょう。

→入社後の向き合い方のポイント

思っていた以上に業務が難しく、経験が活かせない場合もあります。
「即戦力」と期待されても働く環境や進め方が変わればチューニング期間も必要です。

焦らず3〜6ヶ月かけて着実に仕事を覚えていきましょう。
難しいからこそスキルアップにつながり、自身の不足を補い強みを伸ばすチャンスでもあります。

→入社前の対処法

面接時の逆質問や、最終面接後のオファー面談で確認可能です。

・現場メンバークラスの方と話す機会を作り、業務内容、ルーティーン、月の行動指標と数などを聞く。
・業務内容だけではなく「担当サービス」の完成度や、課題、提供価値、競合と比べた強みも把握するといい。
・上司にあたる方にメンバーに求めていること、ミッション、現場の課題感を聞く。(現場と乖離がないかも確認。)
・入社後〜1年の研修、現場配属、一人前になるまでの主なイメージを確認する。

※「会社の社風(雰囲気)や一緒に働く人が合わない」と短期離職される方も多い。

→入社前の対処法

・できるだけ一緒に働く近い存在の方と、事前に話す機会を作りましょう。

・特にメンバー、上司になる方とはお話ししたいですね。タイミングあえばお子さんがいる方、同性同年代の方、経歴が近い方などと依頼するのもありです。

◆5:転職で失敗しやすい例 会社名、ブランドだけで企業を選んでしまう

大手なら間違いない。確かに知られている会社、有名企業なら「ちゃんとしている」可能性は高いです。

ただし、有名企業の中にも業務の難易度が高い大量行動を求められる、残業時間多め厳しい口調が飛び交う部署はあるのだと思います。

結局、「何をどれだけ良くしたいのか」次第で受けると良い業界や会社、職種は変わってきます。

大手を選ぶことも悪くないですが、もう一歩踏み込んで考えると転職で得られる事は増えるでしょう。

大手なら全てを満たしてくれると思わず、「自分は何を改善したいか」まで考えてみてください。

→入社前の対処法

・有名企業なら大丈夫と思わない。(具体的に何があわなかったか原因を把握して、どんな組織、業界、職種、労働環境なら改善できるかと考える。)

・ブランド=安心という考えが強いなら大手思考を認識しておくこと。(認識しながら大手の中でも+@で「何を確認するべきか」を考える。)

◆6:転職で失敗しやすい例 慎重になりすぎてどの会社も悪く見えてしまう

「また、同じ問題が起きるんじゃないか。」
今の会社で辛い思いをしている場合、深く傷を負ってしまっている方もいらっしゃいます。

そのような場合、エージェントとしては常に安心感を持ってもらえるようケアも大切にしています。加えて、具体的に何が問題だったのか、会社の何を見れば「再発リスクを最小限に抑えられるのか」とアドバイスしています。

行動に移さなければ、企業の優劣(合う合わない)を判断する事もできません。

本質的になってしまいますが、「劣悪な環境」なのであれば転職すべき(場合が多い)ですし、前回の反省を踏まえてベターな環境を探しに行くアクションが求められます。

転職しなければ、ずっと今の状態からは変わらないため、違う会社を知る機会として期待値を高めすぎず「ちょっとでも今より良くなりそう」と感じるなら収穫と考え活動の一歩を踏み出していきましょう。

「同じ匂いがする、合わなそうだな」と感じる嗅覚を備えている事も多いため、同じような環境を選ぶ事のないように冷静に見極めていきましょう。

企業について知るべき内容は問題によりますが、これまで記載した内容全てが当てはまります。とにかく具体的に事実ベースで情報を集めることです。

→入社前の対処法

・センシティブ、感情的になっている可能性が高いため、冷静に客観的に状況を整理しましょう。

・「今までの会社」が100点中30点であれば、60〜90点の会社はどんな会社なのかと考えてみる。

・不安が強すぎて応募に至らない場合は、仮説を立てて応募し面接などで確認していくようにしましょう。(行動して確認しないとわからない事もあるため決めつけすぎないよう注意。)

・ハードな環境を経験している方ほど、意外と多くの会社で「よくなった」と体感する事が多い。(年収が低すぎた、業務がハードすぎた、年間休日100日程度だった など)

◆最後に:少しでもお力になれていたら嬉しく思います。


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※ご相談頂いても、もちろん無理な活動は勧めません。

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初回面談で「ご要望にお答えする」ことを大事に向き合い、
形式的な質問のみで何となく求人紹介と言ったことはありません。

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