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【無料】内定への最短ルート/転職活動完全マニュアル/Q&Aあり

このnoteを読めば「転職活動の流れ」について完全に把握できます。
永久無料なので記事をスキ&保存頂きときどき見返すことをオススメします。)

◆書き手の紹介

◆【キャリア相談】カジュアルなご相談から承っています。

土日祝、夜間も🙆‍♂️ お電話で30分程度から可能です。

なぜ「転職活動完全マニュアル」を書いたのか。

転職活動自体は、シンプルで大体の流れを把握して計画的に行うほどバタバタせず、予想外もなく、神経をすり減らすこともなくなります。

転職なんて滅多にすることではなく、良い転職をした同僚も転職のプロではないため、情報が近くにある人とない人で差が出てしまいます。

転職活動の流れを事前に把握していないとどんなリスクがあるのか。

・2ヶ月超の転職活動で、想定外が多く行き当たりばったりな活動になる。
自分に妥協して軸に沿わない最初の内定企業に決めてしまう。
・決断に時間をかけられず、入社後にミスマッチを感じ早期離職する。
・早期離職といかずとも、もっと良い選択肢があったかもと後悔する。

もちろん、転職後の結果は誰にもわからず100%はありませんが、
「どのように意思決定したか」も転職活動には大切だと思います。

転職活動の流れを事前に把握しているとどんなメリットがあるのか。

・2ヶ月超の活動を焦らず計画的に進め、心に余裕を持って判断できる。
自分軸からブレずに企業選定し、複数内定。最も納得いく企業へ承諾。
・事前に入社企業の業務、キャリア、同僚を知り狙い通りの経験を積める。
・選択肢を広く見て決断したため、雑念なく目の前の仕事に集中できる。

転職活動だけではなく、何事もまずは知ってるか知ってないか。

ドイツ初代宰相のビスマルクは、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と語ったそうだが、愚者は自分で失敗して初めて失敗の原因に気付き、その後同じ失敗を繰り返さないようになるが、賢者は過去の他人の失敗から学び同じ失敗をしないようにする。 プロジェクトも同じである。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
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※この記事へのご推薦のお声を頂きました。

総合商社→大手人材会社でハイクラス向け転職エージェントとして活躍されたリチャさんからご推薦頂きました。

【本題】「転職活動の流れ」はこちらから


①転職活動の全体像

入社するのは今から3ヶ月後くらいと思っていてください。

大体、今日(仮に4月1日)から活動するなら、7月入社になります。
詳しくは以下です。

面接開始は、今日から20〜30日後(4月20日頃/20日後で計算)
内定獲得は面接開始から45〜60日後(5月15日頃/45日後で計算)
内定承諾は5月20日頃、同時に退職交渉開始。
退職日は目安6月末だと、入社日は7月1日。

いつ始めたとしても、かかる日数は大きくは変わりません。
今月から面接開始なら、A月頃には内定が出るなら
30日後から面接開始なら、A月(+30日)頃には内定が出るイメージです。

◆POINT
1:自分軸を定め次第、活動開始。
2:面接をいつ頃から開始するか、いつ頃に入社したいかを決める

転職を今すぐ考えていない方も、余裕を持ってキャリアを見直す事には大きな価値があります。(以下、参考記事)

やりたい事がまだ定まっていないという方は、以下をご覧ください。
やりたいことを探すために掛ける時間は大切で、転職満足度にも大きく関わります。

②準備期(約20〜30日)

内定時期、入社可能な時期を定められれば、後は具体的な活動の準備です。
約20〜30日を目安にして以下について考えてみましょう。
あくまで〜30日というのは目安で、もう少し時間が必要な場合は伸ばしても良いでしょう。

もし余裕があるなら、準備期間の後半ではSPIの勉強、面接対策を進められるとさらに良いと思います。

常に先で何があるのかを意識して計画的に準備を進めていきましょう。

ただし、あくまで準備期間はこれから目指すキャリアへの「仮説」に過ぎないため、正確さは肌感覚70〜80%程度までにし、残りの不透明な部分は面接に入ってから内定の回答期限までで確認していくようにしましょう。

一度も誰にも会ったことない企業を、ネット情報などだけで判断するのは非常に難しいです。

1:(自己分析)転職理由何をしたいか培った経験の棚卸し
2:(他社理解)選択できる職種企業群キャリアパスの把握
3:具体的な応募企業を決定(推奨は書類推薦6〜8社をワンセット)

③活動期(約45〜60日)

・書類選考(3日〜10日程度)
・個人情報への同意
・SPI/適性検査の受験(会社によって受験タイミングが異なる)
・面接(主に2〜3回)
・内定
・内定承諾/辞退
・承諾なら、現職の退職交渉
・退職交渉完了、現職の引き継ぎ、入社先への入社手続き
・現職の退職/転職先へ入社

【書類選考〜SPI/適性検査/筆記試験】

・書類選考の注意点

面接と同じですが、応募先の企業に合わせた書類の添削が必要です。
営業経験者なら、これらを中心に整理されてみてください。

1:毎年の「営業目標、実績、●名中●位」の記載はMust
2:周りがやらない何ができていたからその実績を出せていたのか
3:扱う商材の3C分析(自社、他社、顧客)、自社ならではの強み

SPIがない場合、書類選考を通過するとすぐに面接の日程調整を行います。
そのため、書類を出す段階で面接準備も並行して行っていることが理想です。

面接は90%準備次第で変わってきます。

スキル面では、面接企業の職種と、経験の共通点を整理するといいです。

意向面では、転職理由→転職軸→受けている会社群の背景→その中でなぜ当社か≒志望動機という風に整理してみてください。

・個人情報への同意

メールアドレスへ直接届く形式がほとんどで準備不要です。
同意を忘れてしまい、選考辞退になる場合もあるためご注意ください。
個人情報同意後に、SPI/適性検査がある場合は届きます。

・SPI/適性検査の注意点

書類推薦後、各社から履歴書記載のメールアドレスへ、SPI/適性試験(テスト、性格診断)の受験依頼が届きます。
書類推薦から、「●週間以内」という期限付きのため書類推薦のタイミングにご注意ください。

・SPIの勉強方法の注意点

ご自身で3日程度など期限を設けてご準備をお願いします。
SPI通過のPOINTは、全問題数と、所要時間を把握し、時間内に解ける問題を解き切ることです。
ネットにある練習問題で済ませる方もいれば、網羅的に復習できる1冊を購入して勉強される方もいらっしゃいます。

例:
60問、制限時間60分なら30分時点で余裕を持って、35問くらいは回答できていたら理想です。注意は、解いた問題は後で戻れないため、解けないのを簡単に判断しすぎて時間があまりすぎてしまうことにもご注意下さい。

良くあるのが、解けない問題へ時間をかけすぎてしまい、最後まで解けずにSPIで落ちてしまうことがあります。時間配分を気にしながら解けそうにない問題は捨てて、次に進める意識をされてください。

・性格検査

・目的は、業務上において、どのような対応をするかをみており、面接時の印象とギャップがないかの確認にも用いられます。

・時々あるのが、内向的な人などですとプライベートと仕事モードが全然違う方もいらっしゃいます。「仕事モード」の自分で回答しましょう。

【面接】

会社や業界ごとに異なりますが、転職では平均2〜3回。

一次:人事(懸念の確認、基礎的な質問へのチェック)
二次:現場マネージャーなど(スキルの詳細なチェック、志望動機)
最終:部長や役員、代表(熱意と論理双方から覚悟の確認)
※会社により全く異なることもあります。会社ごとに準備するのが理想。

自身の企業ごとの意向を早い段階で整理する。(以下参照)

・一次を受ける前から応募企業群の中で志望度をランクづけ。
 (できれば自身の転職軸に沿う「ランクの理由」も整理)
・二次、最終面接毎にランク入れ替え、どの会社が一番か常に意識する。

・二次面接頃から内定を意識する

この整理は、面接における志望動機を聞かれる際にも役立ちます。
早ければ二次選考受験前後、遅くても最終面接では「そろそろ内定」、
「承諾する1社に絞る」ことを意識して選考に臨んで下さい。

・年収交渉も内定後ではななく、内定直前に行う必要があります。

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・「逆質問」を自身の意思決定のために活用する

一次、二次などでは、最終フェーズで志望動機を心からいうための情報収集を逆質問の際にするといいです。

・「企業の特徴」を面接で聞く ≒ 次回面接の志望動機で使える

・競合踏まえた御社の強みはどのようなものか。
・御社ならではの営業活動を行う際のこだわりや仕組みはあるか。
※調べないで質問せず、調べた上で仮説を持った質問がおすすめ。

・面接時の注意点

内定だった場合の回答期限を揃えるためにも、一次、二次、最終のタイミングを揃えて受験することです。

・面接対策のPOINT

当記事では転職活動のスケジュールについてまとめているため、詳細な面接対策については以下記事をご確認頂けますと詳細にまとめています。
面接のたびに合格率を上げる「振り返りシート」も無料プレゼントしてます
→こちら:超重要 : 面接の振り返りで、合格率UP

【内定〜承諾フェーズの注意点】

内定獲得おめでとうございます。
注意点は、PDFなどで内定通知書を頂けた段階で正式内定となります。
正式内定の前は、口頭での内定などとなりますが、あくまで内定予定の段階です。「取り消し」のリスクがあるため、正式内定前に現職へ退職交渉するなどは気をつけましょう。

正式内定前に現職へ退職交渉をしてしまい、内定予定の企業が内定取り消しとなった場合、企業もエージェントも責任をとってくれません。

・回答期限に注意する

内定後、大体3〜10日程度の以内に回答期限を設けることが多いです。
中途の転職では企業も即戦力として早くきて欲しい気持ちがあるためです。
そのため、内定の段階から最低なら3日以内に回答しないといけないかも。と言うことを想定した上で意思決定をしてください。

・オファー面談を依頼する/良い意思決定(承諾or辞退)をするために

全部ではないですが、企業によってはお願いすれば「一緒に働く社員さん」と面談の機会をいただけます。そして、これまでの選考と違うのは正式内定を頂けているため、これまで聞きにくかったことも比較的聞きやすいと言うことです。

オファー面談のポイントは、2つです。
・自身と境遇の似てる人とお会いして話を聞く。
 →性別や年齢、未経験での挑戦、同業種/職種からの転職など
・自身の少し先を走る理想の方とお会いする。
 →リーダー、マネージャーの方など

④現職の退職交渉(交渉は14日前後で完了)

退職交渉は、面接よりも緊張するという方がいるほどの転職活動の山場です。
最後の力を振り絞って乗り越えましょう。
最後の最後、もう一踏ん張りです。

・退職交渉の流れ

・初回の退職報告、交渉
・目安3〜5回の面談で終了することが多い
・開始から目安10〜15営業日で完了させられるようにしましょう
・ゴールは、「退職することの確定」→「退職日の確定」

・退職に関する情報収集をする

・周りに直近退職された方、退職待ちの方がいたらどのような流れか、どこで苦戦したか、どこがポイントかを聞いてみてください。部署、会社ごとに全然違うので社内の情報があると一番スムーズです。

・強い気持ちを持って、誠心誠意進められれば問題なく退職できますが、難航する際は、ご自身の退職を優先した判断が必要なケースも出てきます。

・辞めることを伝える時の注意点

第一声、「なんで辞めるの?」にどう答えるか。

・面接での転職理由のように前向きにやや建前を入れて話す。
・理想のゴールは、(難しい場合もあるが)上司にも応援してもらうこと。

・転職理由を伝える際に、
「今の自身があるのはこの会社で仕事ができたから。」
「●さんにお世話になった中で本当に申し訳ありません。」
など感謝の気持ちを誠心誠意伝えることも大切です。

辞めることを伝える際に、「入社先が決まっている」ことを伝え、相談では無いことを明確にする。
「じっくり考えて時間をあけてから改めて話そう」など相談と間違われる可能性もあり注意。

入社先を伝える際、「社名は伝えないこと」。ありもしないことやネットにある書き込みを見てあの会社大丈夫なの?と言われることもあり得、誰もいい気分にならないためです。

※ご本人は面接で複数名の方とお会いし、人事様や社員様ともお話ししているので、ご自身で判断した視点を重視するべきではないでしょうか。

・退職日程を決める際の注意点

退職日を伝える時に、入社企業の提示する「入社月」を軽視しないことです。安易に記載日より遅くなるような交渉は避け、基本的には指定ないで完了させましょう。

目安現職があるなら、30〜45日以内で退職交渉は可能と判断されることが多いですが、もし同僚などをみても退職まで2ヶ月以上かかりそうならエージェントや企業人事などに早めに相談されてください。

・有給休暇獲得で交渉する時の注意点

在籍期間が長いほど、有給休暇は長いと1ヶ月以上あることもあり、滅多にない転職のタイミングで社会人の長期休暇を取得したいですね。

ここで有給をできる限り獲得するためのポイントは、退職日が確定した後に、有給の交渉をすることです。

具体的には、
「退職日(仮に今、6月後半で、退職日が8月末)までの、
時間の使い方のご相談なのですが、8月10日までにA、B、Cを必ず完了させますので、終わりましたら有給を取得させてください。」

といった感じでしょうか。
会社側としては求める成果が出せていれば、了承しやすいと思います。
相手も感情のある人ですので、ギブアンドテイクの精神で交渉することができれば、わかってもらいやすいかと思います。

理想の退職日と共に、有給も取りたいという交渉をするのは避けましょう。

※目次から、今悩んでいるポイントをご覧いただくことも可能です。
項目ごとに極力例文や、面接官の意図なども盛り込んでいます。
面接する度に、面接が良くなる振り返りシートも添付しています。
※特典:最下部「◆超重要 : 面接の振り返りで、合格率UP」へ。

◆要確認/面接対策はどれくらい価値があるのか?

まずはこちらをご覧ください。

・企業によっては、一度不合格になると、2〜3年再挑戦できない※
・面接は、他に面接を受けているライバルとの競争
・IT /人材/コンサルなど市場価値高い人気業界は、面接難易度も高い
※数ヶ月では経歴は大きく変わらないから。

・以下質問への回答で面接官を納得させられますか?

Q 興味のある●業界は、社会にどんな価値を提供しているか。
Q なぜ●業界、株式会社●●へ関心を持ったのか
Q 当社で、●さんが活かせる経験を教えてください。

◆要確認/面接対策はどんなメリットがあるのか

・面接評価が高いと企業の有益な社内情報を得やすく、ミスマッチが減る
・企業に「年収UPしても採用したい」と思われる可能性が高まる。
・入社後に、花形部署や希望部署へ配属される可能性も。
・本来の実力を最大限アピールして内定を獲得できる。

心から思うのが、対策をろくにせず、感覚で臨む方が殆どなので、
「しっかり準備したら、実力以上に評価されるだろうな」ということです。

もちろん、小手先の対策を指していません。

●●を言えば受かるというものではありません。
大切なのは、伝える言葉を洗練させること、どういう具体性で伝えればいいかをしっかり理解しながら、心から伝えるようにすることです。

◆年間100名と模擬面接をしていてよくあるミス。

こういう失敗が多いです。

・年に約100名の転職相談者さんと私が面接官として模擬面接を行いますが、自己紹介、転職理由、志望理由、自己PRなどで最初から良さを発揮できている方は少ないです。

・一方、「転職理由、弱み、大変だったこと」と言った質問で、自己評価を下げる(企業の採用意欲が下がる)発言を知らないうちにしている方もたくさんいます。
※大概、振り返りの時に「あの発言まずいですね。模擬面接やっておいてよかったです。」とご自身で気づかれる方が多いです。

◆面接は99%準備次第。魅力を出し切れてますか?

・面接は一発勝負。仕事もある中で限られた時間で要領良く面接クオリティを上げたい

合格率は正当に上げることができる。面接がどのようなものかを知り、面接官は何を求めているのか。どのような発言は好ましくないかを知れば、適切にご自身の魅力を伝え、結果年収UP内定、高評価入社、入社後の抜擢などにも繋がる

・ネットを検索しても、面接に関する情報が網羅され、これだけ見ればいいなというテキストや動画が見当たらないから。

いつも、支援する候補者さんの面接対策に伴走しているから。
普段から、20〜30代の法人営業経験者さんの転職支援を行い、面接難易度が高く人気業界(HRTech、SaaS、Web、HR領域など)の支援を行う中で、高い通過率を出しています。

支援者へは(ご希望や状況次第ですが)5回ほど面接対策を一緒に行い、どのように自身を見せるべきなのか。どのようなことを伝えるべきなのか。志望企業/職種から逆算した対策が重要です。

面接で苦戦していた方が、「複数内定獲得」、「年収UP150万円UP提示」、「IPO企業へ高評価で入社し、入社後も初月300%達成。社長直下で経営に近い業務へ抜擢」などの結果を出しています。

対策を一緒にして、面接へ行ってもらい、企業からフィードバックをもらうPDCAサイクルを相当数回しているので、最新の面接感覚を持ち、どれくらい押さえておくと良いのかの基準を持っています。

◆発信者の経歴について

・転職エージェントとして約8年以上、30代〜50代の日本で上位4%と言われる年収1000万円帯の方のキャリア支援からスタートし、20代〜30代の法人営業職経験者のキャリア支援を行なっています。

面接対策は、キャリア支援対象者1名へ10時間程(希望と状況による)
面接難易度の高いIT、SaaS、HRTech、人材業界の転職支援が中心
・2020年度には、マイナビ主催の求職者満足度で440社中1位。
・The Best Matching Of The Year4年連続受賞(約400社中20社が抜擢)
・マイナビ社共同で2020年に約10回セミナー講師として、最高800名の同業エージェントへ向けてエージェントとしてのイロハを発信。

・面接対策を一緒に行った「転職相談者様」の実際のお声

経歴:IT商材の代理店セールスで上位成績を継続 20代女性
内定先:大手人材企業の両面エージェント

経歴:大手人材業界営業/マーケ経験 
内定:業界最大手SaaS企業のCS

◆キャリア相談はこちらから

キャリア相談、キャリアプランを見直したい、職場の悩み相談は以下からお願い致します。
※ご相談頂いても、もちろん無理な活動は勧めません。

土日祝、夜間も🙆‍♂️ お電話で30分程度から可能です。

最短で、「面接での正解」を掴み、気づかぬ間に墓穴を掘ることなく、魅力を最大限発信しましょう。

※よろしければ、お気軽な「いいね、コメント」お待ちしております。慣れておらず、1投稿書くのにかなり時間をかけていることもあり、1つ1つのいいねはとっても励みになっています。ぜひ、少しでも役に立ったという方は、周りの方にも教えてあげてくださいね。ご質問などあればTwitterからでもnoteでもお気軽にご連絡ください。

◆事前準備:面接の心構え/面接はどんなものか。

面接は、「あなた」を魅力的に提案する営業です:

営業経験者なら、商談だと思って望んでください。商談同様に、受け身ではなく場を率先して作っていく必要があります。

聞かれたことにだけ答えるのではなく、相手の意図を汲みながら、話をしましょう。初回のデートのイメージにも近いでしょう。

初回デートで期待と緊張がある中で、
お相手の第一印象が「自信なさそう」、「なんだか元気ないな」、
「ネガティヴなことばかり言ってるな」だったら皆さんはどうですか。

自身の印象を平気で下げる発言に注意:

企業も評価をしています。
限られた1時間の面接で第一印象が決まる。その印象は話をする自身次第で決まっていく。これも営業と同じです。提案する営業本人が「この商品はやめた方がいいですよ」、「〜が弱いです。」などと伝えると、採用するか悩んでる企業からすれば不安になる。他のもっと魅力的な商品/魅力的な方を選ぶ心理に近いかも知れませんね。

事前に感じていたネガティヴポイントが面接で払拭され、良い部分が評価されれば前向きに選考される。企業は採用するかどうかで見ており、他の候補者とも面接している。その中で自ら「自信がない」、「〜が苦手」など伝えると相対比較で負けてしまいがち。

※大事なのは、「ネガティヴなことを言わない」ということだけではなく、「面接がどのようなものかを知り、よく考えた上で、発言をするべき。」ということです。

メラビアンの法則(何を話すかではなく、どんな人が話すか)

転職理由って、どんな意図の質問なの?

これから何したいの?という質問です。

転職理由の回答が「〜が嫌だからやめます。残業が多いから〜」というのもわかります。それが悪いわけではなく、それが退職のきっかけだったとしても、じゃあその先で「仕事でこれから何をしたいの?」というのが、面接官が聞きたいこと。働きやすい職場を探してても、面接官はまずは業務適性をみている。

ここですれ違いが起きるんですよね。
どうしてもいきなり残業とか、働き方とか、今までの辛かったことを言われると、「改善だけできればいい」という後ろ向きのような印象を受けてしまう。どの職場でも、何かしらストレスはあるので、面接官もそういうことあるよね。ということは共感してるんです。

※嫌なことがあったというのを踏まえて、その先で「だから環境を変えることで、もっとこうしていきたい」、「(せっかく転職するなら)〜なことにチャレンジしたい!」という前向きな気持ちへ整えた状態で面接をするのがベストです。

それでは、ワークライフバランスとか、残業、人間関係の部分ってどうやって確認すればいいの?

確認できるベストなタイミングがあります。

一次通過し企業から自身が評価がされ始めた頃、確実なのは内定後にオファー面談(条件について詳細な説明をしてくれたり、配属予定部署の社員さんから業務内容について詳しく聞けたりする)で確認することができます。

大事なのは、企業も評価をしている初手から「自身ばかりが実現したいことを主張してしまう」と相手の評価を下げてしまうので聞くタイミングやどのように聞くかが大切ということです。

相手は、自分のことを何も知らないと思って丁寧に話す:

面接官も、経験したことがなければ、詳しい業務内容を知らない。
「職務経歴書にも書いたしおそらく知ってるよな」ではいけません。
自身の説明の仕方で、全く違う印象に映ることを理解しておきましょう。

※勝手に印象をもたれてしまうケースもあります。

「不動産営業」の場合を例に挙げてみましょう。

◆不動産営業経験がある方への魅力:
体育会のような行動力、明るくガッツがありストレスにも強いのかな?

◆不動産営業経験がある方への懸念:
行動重視だと思うから頭を使った提案経験はどれくらいあるのだろうか?

◆懸念へのフォロー:
不動産営業でも、「提案力に強みがあり考えて営業してきた」なら、「考えて良い提案をしていたこと」を強調して伝えることで、「行動力もあり、思考力も高いんだ」と印象を自分の力で塗り替えることができます。

ご自身の職種は、どのような第一印象を持たれる仕事なのか。考えてみましょう。

周りに、●●ってどんなイメージある?良いところと、ちょっとスキルとして弱そうに感じることとかある?を聞いてみてください。

◆自己紹介

長くならず、概要を伝えること。一番最初の印象にもなるため、特に明るくハキハキ、端的に終了する。

例文:

●と申します。本日はよろしくお願いします。●大学を卒業後、〜へ入社いたしました。主には法人営業職として製造業界の人事部長様や人事様を顧客に、採用支援を行ってきました。中でも、周囲と比べてご紹介させて頂いた候補者さんの内定承諾率が高く、部署で30名中1位を直近2年は継続してきました。

◆転職理由

転職理由は、「これから何をしたいの?」という質問と捉えてください。また、転職理由と似た質問で「転職のきっかけ」という聞かれ方もありますのでそれぞれ「意図」やどんな違いがあるのかも整理してみてください。
※〜が嫌だった。不満だというのを聞きたい質問ではないことご認識ください。

◆転職を考えたきっかけ

なぜこのタイミングなの?なんで今なの?という質問です。そして、なんで●●業界がいいの?という質問です。

例:

・30歳という節目でキャリアを考えるようになったのがきっかけです。

・結婚を機に、改めて長期のキャリアを考えた際に、転職を通してどうしても自身の中でチャレンジしていきたい領域から貢献したいと考えるようになりました。

・1年前頃から、採用に関する専門性でより(自身からすれば)顧客の成長に直結すると感じる仕事も考えていた。このタイミングで仕事がひと段落したため、転職活動を開始しています。

※同業種への転職:なぜわざわざうちに?

同じ業種だからこそ、差別化を伝えればOKです。差別化し、それが顧客のためになるからなど、自分のため(利己的に見えてしまう。)ではなく「顧客や社会のため」だとベストです。

例文:営業なら、
・営業として希望先が、「業務範囲が広がる」なら、より自身が長い期間顧客と接点を持ち価値提供できる。

・「業界1位を志望する」なら、(大手だからはNG)最大手だからこそ、業界をリードする開発も、まだやっていない新たな試みもできる。この業界が好きだからこそ、そんな風に顧客とやはり関わりたい。など。

※異なる職種への転職なら、なぜ●●の職種がいいの?

例文:新規営業経験者→カスタマーサクセスへの転職なら、
①長らく、新規獲得の営業をする中で、「商材を提供した後の顧客に伴走し、活用支援をできるカスタマーサクセスとしてキャリア形成をしていきたい」と考えるようになりました。

②そう思った背景としては、社内で商材導入後のサポートチームとも連携して導入後の顧客とも接点を持つ中で、新たなきっかけを提供する商談の場にとどまらず、直接自身がサービスを通じて顧客を良くしていく瞬間に立ち会えたらもっとやりがいを感じられるのではと思うようになりました。

◆転職理由 例文:人材業界志望の方

①これからは、人材業界にて「採用支援」を行う立場から、企業の成長支援をしたいと考えるようになりました。

②そう思うようになった背景として、「これまでの職場で、中小企業の経営者様とお仕事をする機会も多く、その中で採用に関するご相談も頂き、お話を聞く中で社員様を大切にされ事業展開されてきたお話を伺うことが多かったのが大きなきっかけです。」

※ここからは、実体験を用意する。上記の「〜」の中身が実体験に基づいており、これまでの仕事の中で、採用ニーズ(採用に関する苦労)や大事さを身をもって実感した。という「体験」があると説得力が増します。生々しいその瞬間を具体的に伝えられることが大切です。
Before:「採用で困っている」→After:「採用で改善/向上された」の体験があると、それそのものが、転職先で行う支援のため企業もミスマッチがお気にくく、人材企業の行う課題解決と近いため共感されやすい。

③これらの経験の中から、現職でもお役に立てている実感があるのですが、採用の側面から企業に関わり、Ex採用成功=顧客の売上成長といった形でキャリアを形成していきたい。

◆転職理由 例文:IT業界志望の方

①これからは、IT業界にて「顧客組織の効率を高める」立場から、企業の足元を支え、成長支援をしたいと考えるようになりました。

②そう思うようになった背景として、「これまでの職場で、中小企業の経営者様とお仕事をする機会も多く、周囲でITツール導入で人手不足を改善する企業も増えてきたから、自身も興味があるというご相談も頂きました。実際に、ツール導入の際に弊社サービスとの兼ね合いから少しだけ進捗に関わり、導入後大幅な工数削減ができたというお話を聞いたことが大きなきっかけです。」

※ここからは、実体験を用意する。上記の「〜」の中身が実体験に基づいており、これまでの仕事の中で、顧客組織の業務フローの非効率さ(決まった作業に時間をかけていることへの不満)や効率化の大事さを身をもって実感した「体験」があると説得力が増します。生々しいその瞬間を具体的に伝えられることが大切です。

③これらの経験の中から、現職でもお役に立てている実感があるのですが、人手不足を効率の側面から解決し、従業員様がさらに未来のために重要な仕事にあたれるような成長支援をしたいと思うようになりました。

◆転職理由 例文:コンサル業界志望の方

①これからは、コンサル業界にて「決まった商材に拘らない、多角的に課題解決できる」立場から、企業の成長支援をしたいと考えるようになりました。

②そう思うようになった背景として、「これまでの職場で、中小企業の経営者様とお仕事をする機会も多く、複数の会社では「組織の効率化」に課題を感じているというお悩みが多かった。商材提供はできないものの、極力調べると、複数の解決方法があり、顧客に合わせて複数の業者へ相談をしてみては?と非効率さを解決するきっかけになれたのがきっかけです。」

※ここからは、実体験を用意する。上記の「〜」の中身が実体験に基づいており、これまでの仕事の中で、複雑な課題を、掛け合わせの提案で解決した「体験」があると説得力が増します。または、サービスという形に囚われない提案で、改善のきっかけを作った「体験」など。生々しいその瞬間を具体的に伝えられることが大切です。

③これらの経験の中から、現職でもやりがいも感じるのですが、コンサルという1つの商材にとらわれず、顧客起点での提案〜実行が求められるコンサルの側面から企業の成長支援をしていきたいと考えるようになりました。

◆新卒時の就活について、一社目を決めた軸

ポイントは、どんな考えで会社を絞っていったのかという
「考え方のプロセス」と、「どんな軸で決めたのか」の2点を見ています。

例文:
①〜を軸に〜業界を見ていました。
②〜業界の中でも、〜を重視していたので、●、●を見ており、
 内定は、●から頂きました。
③内定企業の中から、当社を選んだ決めては、●でした。

上記のように一口で回答するのが理想です。
もし、最初にざっくりした回答をすると、

Qどんな業界見ていたの?
Q他の業界は見てなかったの?
Qなぜその業界を見てたの?
Q何が決めてでその会社を選んだの?

などと一つずつ聞かれる可能性が高く、余分に時間をかけてしまいます。
もし、余裕があれば、新卒時の考えと今回の転職理由が大きく矛盾していないか。毎回、その場のノリのように見えないか。と振り返ってみてください。

「なぜ、一貫性は求められるのか?」
一貫性、一貫性とよく聞くかもしれませんが、1社目を決めた際の考えと、2社目を決める際の考えが大きく異なっていると、考えがなくまたすぐ辞めてしまうのではないか?と懸念になってしまうためです。

◆営業成績を整理する。

成績はどのように整理すればいいのでしょうか。
営業の方は、以下のように整理をして、職務経歴書に記載してください。

16年 目標●万円 実績●万円 達成率●% 営業成績●名中●位
17年 目標●万円 実績●万円 達成率●% 営業成績●名中●位
18年 目標●万円 実績●万円 達成率●% 営業成績●名中●位
19年 目標●万円 実績●万円 達成率●% 営業成績●名中●位
20年 目標●万円 実績●万円 達成率●% 営業成績●名中●位
21年 目標●万円 実績●万円 達成率●% 営業成績●名中●位
22年 目標●万円 実績●万円 達成率●% 営業成績●名中●位

「勤め先では、成績公表してないんです」という場合、

自身で調べましょう。完全に正確な数字ではなくても大体の順位はわかるケースが多いです。成績を通して、勤め先で周りと比べてどれくらいの成績を出しているのかを知りたいので、本当にわからない場合、正確な数字でなくても止むを得ません。

「営業でない方」の場合も、

組織で月々「最も重要視している行動数や結果」を設けているケースも多いはずです。その数値を整理しておきましょう。

営業成績はどのように、いつ伝えるのか。

営業成績は、面接のできる限り序盤に面接官に刷り込むようにアピールをしましょう。なぜか。面接のできる限り序盤に、自身の成績(Ex:30名中5位)をわかってもらった方が有利に面接を進めることができます。

自己紹介で、以下のように実績をきちんと差し込みましょう。

●と申します。本日はよろしくお願いします。●大学を卒業後、〜へ入社いたしました。主には法人営業職として製造業界の人事部長様や人事様を顧客に、採用支援を行ってきました。中でも、周囲と比べてご紹介させて頂いた候補者さんの内定承諾率が高く、部署30名中1位を直近2年継続しています。

ちなみに、面接の最初で言った後も、改めて「業務のことを教えて」と聞かれた際や、「自己PR」を聞かれた際にも、工夫点と実績をセットに必ず成果は差し込んでください。

面接官も人なので、一度さらっと言われても覚えられないこともあります。
他の話を30分聞いたあとだったら、忘れている可能性もありますよね。


大切なことは繰り返し伝えましょう。(少なくても2〜3回)

職務経歴書に書いた営業成績はきちんと読まれているのか?

面接官は、職務経歴書を読んでくれてるんじゃないの?と聞かれるのですが、忙しい方は見落とすこともあり、直前まで別の求職者と面接をしている「かも」しれません。

また、面接官も成績は知ってるけど、自身で面接時に0からアピールしてね。という方がいてもおかしくありませんよね。

もし、営業成績が良くなかったとしても以下のパターン②のように、
自身の成績やKPI /行動数を振り返ってみましょう。

良い例:
パターン①
(結論)営業成績は、在籍部署で25名中3位で、同期5名中1位です。

解説:先ほどの方と違い、一番最初の25名中3位でなんとなくわかりますよね。ですが25名中18位だとしてもアピールできないからと伏せないでくださいね。同期の中では5名中2位とか、新規開拓の行動数では部署内で1位とか、少しでもアピールできる部分を切り取って補足することができれば印象も変わりますよね。

パターン②
(結論)営業成績は、在籍部署で25名中18位、同期5名中2位です。
(理由)営業成績ではアピールできませんが、25名中経験豊富な30代以降の先輩が20名で、私たちは6年ぶりの新卒です。その中で、同期内では約2倍新規開拓の商談を1年継続することで2位成績を獲得しています。

解説:どうでしょう。25名中18位の成績だけを話すよりも、最大限、自身のことを把握したアピールになっていませんでしょうか。自身を客観的に分析して、何が秀でているかをしっかり整理するようにしましょう。

◆業務について詳しく教えてください。

業務について説明する際の例:

・やってきた業務のうち、メインはどの業務だったのか。
・メイン業務は、新規営業(何)で、アポ獲得〜商談まで(業務範囲)を任されました。
・主な顧客は、中小企業で特に建設業界の経営者様と商談することが多く、(顧客は誰)
・よくあるのは「〜な課題」に対し(当社サービス)で解決する営業でした。

複数業務をしてきた場合は、割合を数値にしておくのがおすすめです。

例:
新規営業70%、既存営業30%

※既存営業とは?:既に契約実績のあるお客様向けの追加購入、継続購入、購入後のフォローなどを行う業務です。

・志望職種によって見せ方を工夫する。
今後も新規営業をやっていきたいなら
・新規営業の特に時間をかけていた業務から工夫点を洗い出す。
・既存営業の経験も活かし、契約後のフォロー経験も活かして、新規営業で工夫していたこと(例えば、成約後の顧客ニーズを目の当たりにしたからこそ、成約前の商談でリアルな顧客の悩みを例として話せる。)を伝えると経験に基づくご自身らしいエピソードになります。

→30%経験してきた既存営業の方を活かせる職種を希望するなら、
・限られた中でも既存営業でどんな工夫をしてきたのかを伝える。ことが重要です。

◆KPIについて教えてください

Q:「KPI」の質問で面接官は何を求めていることが多いのか。
A:実際、面接官により定義も様々で一概には言えませんが、面接では主に「月間で何を目標にしていて」、「目標達成へ向け前工程で何をどれくらい行う設計なのか」です。この辺りが数字で伝えられれば問題ありません。

新規営業の場合:
・月アポ獲得   30件/社内平均 35件/自身
・月商談実施件数 25件/社内平均 30件/自身
・月成約件数     5件/社内平均    8件/自身
・月売上目標  ●万円/社内平均 ●万円/自身

既存営業の場合:
・月注力顧客数  15件/社内平均  15件/自身
・月顧客訪問数 1社2回/社内平均  1社3回/自身
・売上     ●万円/社内平均   ●万円/自身

大切なのは、「社内平均」と「自身の行動」を比べることです。
意外に数字を出して比べてみると、「自分って成約率が高いな」とか、
「思ったより行動数が多いな」と気づけることもあります。

※上記KPIの中で、どの部分が得意だったか。
何%高かった、何件多かったかと数値で答えられるように。
なぜその数値が高かったのかを工夫点として回答する。

もし営業成績が、30名中1位だとしたら、
平均通りの数値をやっていれば、真ん中の15位くらいの成績になるはず。
社内平均数値の中で、何が良かったから、高実績だったのか?を証明することができる。

もし、高い実績を出したことがあれば、高実績が出た際に、●な工夫をしていたと話すことができれば、周囲よりも●ができていたから結果が出ていたと企業も評価しやすい。

上記のエピソードの一部分を切り取って、以下の質問について回答でもOK。
・自己PR
・大変だったこと/どのように乗り越えたのか
・強み/弱み 
・周りにどのような方と言われますか?

◆強み/弱みについて教えてください。

強み:

・「質問の意図」:理想は、メイン業務の中での強みがいいです。営業をしているのに、事務業務が得意です。というのも良いのですが、まずは営業としてのアピールを最優先にしたいですよね。ちょっとズレてるなと思われてしまう可能性があります。

・できれば、他の内容と関連性ないものではなく、ご自身の職務の中でのキャラクターや志望ポジションに沿った(一貫性のある)内容だと理想です。

例:(顧客理解の高さ、提案力の高さのアピールになっています。)
強みは、特に新規開拓営業を行う中で、限られた時間で顧客の潜在的な課題を言語化し、納得感ある解決策を提案することです。周囲からも長けていると言われることも多いです。具体的には、扱う商材はまだ導入して当たり前のものではなく、顧客も利用イメージがないため、顧客の課題を把握して、解決に繋がる提案をできるほど高い結果を出しやすいと考えています。その中で、上記の強みが培われました。

弱み:

・「質問の意図」:弱みを知りたいのではなく、どのようにそれを乗り越えたか。多少苦手なことも改善したり、向き合っていくことができるかを見ている傾向にあります。必ず、どのように改善したかも合わせて回答しましょう。

できれば最近クリアした弱みにする:昔すぎる内容でもNG。何かしら誰しも苦手なことなどあるはずなのに、気づいていないのか、負荷のない業務だけをしているのか。と思わせてしまいます。

例:(結果的に「マルチタスク」のアピールになっています。)
顧客のことを思うがあまり、同時に複数の企業を任される中で、優先順位を見失い、進捗を予定通りに進められなかった経験があります。
それに対し、自身が「まずはやるべきこと」を把握し、余裕がある状態なら、深く向き合いたい顧客へも時間を割くようにして同じ失敗をしない様に対策しています。
※当エピソードからは、「顧客へ思いのある方」という風にも伝わりますね。「空回りになってしまった」というニュアンスがあると、良いかと思います。

類似質問①:苦手な人への対処法ってどうされていますか?

・質問の意図:コミュニケーションで意思疎通しにくい方がいる場合などにどうやって工夫して仕事を進めるか?といった意図が含まれています。

・そのまま苦手な方の対処法を伝えると、暗に「苦手な人がいる」ことを認め、自身をネガティヴに映す可能性もありますね。
だからといった、「苦手な方はいません」という回答も、面接官からすればそんな訳ないでしょ、、。と思いすれ違ってしまいます。

あくまで一例としてですが、
苦手な方は、そんなに多くはないのですが業務上、いろんな方とお話しする中で、確かに依頼する意図とズレてしまう方はおります。その際の工夫点としては、相手の話を伺いどこでズレたのかを確認して、具体的なアクションと、どうして欲しいのかを再度説明するようにしています。

このような答え方がベストかもしれません。

類似質問②:ご自身より更に上位成績者との違いは何ですか?

・質問の意図:謙虚に客観的に自身を捉えられているか。的確に答えられることで、状況を把握している向上心がある方と感じさせられる。(もし、的外れな回答だと、現状に満足している、分析不足と見られる可能性あり)

注意点:ただし、「なんでそれをやった上で転職しないの?」と言われてしまうような回答にも注意しましょう。

悪い回答例:

「上位者との違いは、行動量だと思います。」と伝えた場合、
「行動するだけなはずなのに、なぜ同じ行動をしないの?」とネガティヴ目なツッコミが想定されます。
上位成績者が自身より何ができているか分析していることをアピールしましょう。

良い回答例:

「上位者との違い(現職で、自身がさらに上位成績をとるために必要な要素)は、担当顧客のうち単価の高い大手企業の割合が少ない点です。新規開拓し、一部開拓できていますが、●社ほど開拓できれば近づけると考えています。ただし、そのためには引き続き長期アプローチが必要で短く見積もっても半年〜1年半かかる見込みです。そのような中で新たにどうしてもチャレンジしたいことが見つかったため、非常に悩みましたが転職を決断しています。」

このような回答が理想です。

◆希望業界/職種へ向けてアピール内容を定める

・商材は何か。
・営業する際の課題は何か。どれくらい普及しているか。
・競合の中で、その企業は業界何位か。

例えば、IT業界のSaaSであれば、商材を広めていくフェーズのことが多い。

◆顧客企業のSaaSサービス導入に関する心理:

周りは導入し始めているものの、
「まだ特別困ってない」
「自社はまだいいんじゃないかな」
「導入するメリットがよくわからない」と感じている顧客が多い。

◆どのように営業するのか:

SaaSを今から導入するメリット。
なぜ今いれた方がいいのか。
具体的に入れてみた顧客で、どんな変化があったか。を伝え、
「導入後の価値提供」、「絶対入れた方がいいね!」と思わせられることが大切。

◆どのようなアピールが必要なのか:

・SaaS業界のフィールドセールスを志望されるなら、
「発信力」、「開拓力」、「顧客への課題認識〜課題設定力」が求められます。

・SaaS業界のカスタマーサクセスなら、
「伴走して価値提供する力」、「データをもとにした的確な提案」、「組織を巻き込む推進力」。

といったようにどのような職種を希望されているかで、面接官が知りたいスキルは変わってきます。

◆面接の話し方/端的に話すフレームワーク

・結論→理由→結論
(最後まで話を聞かないと答えがわからない状態を避ける。)

例えば、営業成績ってどの辺なのですか?と聞かれた際に、悪い例と良い例をそれぞれまとめてみます。

悪い例:
「営業成績についてですね。私は今、入社して3年目でして、同僚は同じ部署に10名ほどおります。その中で、上司の方は大体10位くらいで、、、」

空気が冷めていくことに、お気づきでしょうか、、、。
答える内容を想定できておらず、考えながら話をすると上記のような回答になりがちです。

良い例:
(結論)営業成績は、在籍部署で25名中3位で、同期5名中1位です。

解説:先ほどの方と違い、一番最初の25名中3位でなんとなくわかりますよね。ですが25名中18位だとしてもアピールできないからと伏せないでくださいね。同期の中では5名中2位とか、新規開拓の行動数では部署内で1位とか、少しでもアピールできる部分を切り取って補足することができれば印象も変わりますよね。

◆一次、二次、最終選考の役割

・一次面接で聞かれること

あってみて違和感なくアピールできれば内定を出したいと考えて、
書類選考を通過させていると考えましょう。

スキルチェック。上記で記載した基本ができているかの確認です。
身だしなみ、オンライン面接なら背景が生活感がないか。
人事の方などであれば、現場の部長、マネージャーに合わせるラインを超えているか(準備ができているか)といった見方をするケースもあります。

・新卒時の軸→転職理由→転職軸に一貫性があるか
・転職理由がネガティヴでないか
・現在の仕事を通して工夫してきたことを論理的に説明できるか
・(KPI)などの行動数字を踏まえた説明ができるか
・どれだけ考えて転職活動に臨んでいるか(面接企業、業界、職種など)

・二次面接の特徴

二次面接は現場マネージャーや現場メンバーの面接が多い。
一次より深く「業務適性の確認、現職での工夫点について、なぜ当社か」をみています。

・最終面接の特徴

◆当社への入社意欲 ≒ 「覚悟」
◆これまでの面接を通して自身への「懸念の払拭」
 これら2つです。

覚悟には(感情面)と、(理屈面)の2点から見られます。

覚悟(感情面)は、雰囲気や熱量からも判断されます。

例えば、志望度が高い会社があるなら志望度は?と聞かれて、「第一志望です」と即答できると伝わりやすいです。

ただし、第一志望の解答の雰囲気が、淡々としていたり気持ちがこもってい
なければ「本当に?」と面接官は感じてもおかしくないです。

最終面接で、ふいに「内定出たらどうしますか?」と聞かれたら、皆さんはドキッとしませんか。その質問にどれだけ事前に心の準備をして、どう回答するかを強い意志で整理して臨むプロセスの中で「覚悟」は作られていきます。

覚悟(理屈面)は、具体的に以下のような聞かれ方の中で見極められます。

Q今回の転職の軸は。
Q他にどこを受けているか。
Qなぜうちなのか。
Q第一志望はどこですか。
Q全社内定出たらどのように選ぶのか。
Q内定が出たらどうしますか。

また、最終までに懸念点となっていた部分を解消、より明確な回答を求められるため、選考通過の連絡時にフィードバックがなかったとしても、以下のように聞いてみましょう。

貴社への意向が高く、次回面接へ向けて足りなかった点は再度考え直した上で、より良い面接になるように準備をさせていただきます。

貴社から見た率直な懸念点や再度調べた方がいいこと、考えたほうがよいことなどあればご指摘いただけますと幸いです。

◆おまけ:年収交渉はいつするべきか

POINTはこちら。

・最終選考前後がおすすめです。
・オファーレターで「年収提示」を受けたあとの再度交渉はお勧めしません。
・基本は「現年収以上ですとありがたいです」がベターで無難回答。

企業から、採用有無は不明確でも良いので、「自身を評価してくれている」、「前向きに検討してくれている」と感じたタイミングで伝えてみましょう。

例文/交渉の仕方:
①「現年収以上ですとありがたいです。」と伝える。
②「もしできるなら〜万円などですとありがたいです。」と謙虚に伝えること。
※あくまでキャリア軸での転職であることを忘れずに交渉すると、交渉成功率も上がってきます。

もし、他社様からも内定が出ている場合には、他社からは●万円と提示を受けていることを伝えることも時に有効です。
※ケースバイケースで一概には言えないため、慎重に行いましょう。

また、ご自身での交渉は難しい面もあるため、利用しているエージェントと一次面接前から協力できるように依頼をし、ベストなタイミングでの交渉ができるようにすることがおすすめです。

内定通知書で年収提示後は、基本的に年収交渉は難しいためご注意下さい。

・年収UPは、可能なのか?

・可能ですが、経験年数に見合った「目安の相場年収」が存在します。
※皆さんの今の職場に未経験で自身と同年収で中途入社されたら、良い気持ちはしませんよね。

・年収UP提示は、「面接時の評価が高い=●か月で結果を出してくれそう」と期待されていることが基本条件です。
※よほど高評価な場合、企業様側から気にかけてくれることもあります。

・面接で自身を売り込むことができるかも重要。
メイン業務に加えてリーダーへ抜擢したい/育成力あり/早々に企画も任せたいなど+@の活躍が見込める点も年収UP提示のありうる要素です。

・同業種でも高年収企業もあるので、過去内定データから企業選定するのも大切。

・※注意※:年収交渉時の考え方

過度な交渉はおすすめせず、基本は先方の提示額を待つのがベターかと思います。

もし交渉が成功して高年収で入社できたとしても、
「年収高めに出したのだから、成果もその分出してね。」というプレッシャーを受けるケースもあります。

もちろん、成果が年収に見合わない場合には、降格や異動、年収ダウンといった事例も多くはありませんがあります。

中長期で経験/キャリアを身につければ自然と年収UPも見込めます。
バランスをみながら検討されてみてください。

⑤引き継ぎ〜入社まで(約45〜60日程度)

・引き継ぎ時の注意点

ここまできたら、基本は注意点もないでしょう。
お疲れ様です。

退職に厳しい会社の場合は、一度退職日が決まった後も、「退職を遅らせて欲しい」と交渉されるケースもありますので気を抜かないように、自身の引き継ぎスケジュールは最後まで自己管理しましょう。

・引き継ぎをスムーズに進めるポイント

・引き継ぎやすいように改めて業務をチェックリスト化
・主なタスクを大項目で分け、期間、流れなどを見える化
・週1回でも、引き継ぎ関係者と面談機会を設けて抜け漏れをなくす
・上司や引き継ぎ者側の意見や「こうして欲しい」を聞いておく
・いずれも上司や関係者(引き継ぎしてもらう方)と共有しておくのが理想

以上です。

転職活動に関するお力に少しでもなれれば幸いです。

⑥絶対に履歴書、職務経歴書を保存してください。

転職活動お疲れ様でした。
仕事をしながらの転職活度は精神的にも体力的にも大変です。
一息ついていただき、取れるなら有給も取得し少しでも大人の休暇をとってゆっくりされてくださいね。

最後に、次の会社へ入社する前にやっておくと将来の自分を助けてくれる事を記載します。

転職はもう2度としないと思った方も間違いなくいると思いますが、人生何があるかわかりません。会社都合、結婚したら考えが変わったなどたくさんの外的要因があります。備えあれば憂いなしです。

◆将来の自分のためにやっておくべきこと:

①履歴書、職務経歴書はワード、エクセルで保存する。

→また0から書き直すのは本当に大変です、、💦
 更新が必要なので「編集できるファイル」で保存してください。
 保存先は、PCではなく「クラウド」がおすすめ。
 PCが壊れても、携帯を変えてもファイルが紛失しないです。

②以下の内容をメモに残しておく

・本音の転職理由
・転職の軸
・どんな考えで企業を選んだか
・なぜその会社にしたのか
・内定時に悩んだ企業、入社先への決め手

入社後にも、思ったより辛い事、なかなか成果が出ないなど、想定外のことが起きます。本当に転職は難しいです。
そんな時に、元々入社しようと思った目的、以前の転職理由が支えになることも多いです。

年収やスキルなどを取りにいくのは、ライバルも多く厳しく長い道のりです。

③マインドセットをして入社しよう。

以下くらいのマインドでいると多少気楽になるのではないでしょうか。
※私が普段からこれから入社される方へかけている言葉の一部です。

・3ヶ月〜6ヶ月かけて一人前になるくらいの気持ち。

・期待されていようと恥をかいても将来の自分のために、
 笑われても良いから頭を下げて教わりにいく。

・自身が掴んだ経験は一生もの。自分だけのものです。
 時間がかかっても取りに行きましょう。

④特に初めて転職する方は、たくさんの苦労があると思います。

・前職での「正解」が、転職先では「不正解」
・自分の中でのこれまでの「常識」で理解できないこともある
・周囲からそのやり方違うよ〜と否定される
・思ってた部署と違うスタートだった

など、一筋縄ではいかないことも多いです。
業に入りては業に従え。年齢も、これまでの実績も関係ありません。
これまでの自身をアンラーニングし、その会社のルール、正解を新たにインプットしていきましょう。

一度、転職先で適応した経験があると「どこに行っても変われる」と漠然とした自信にもつながります。まさに転職力。転職経験は貴重な体験です。

とは言え、「大きな変化」は、「大きなストレス」である事間違いないので、息抜きや体調管理をしながら辛い場合は、周りに相談されてください。

終わりに

面接のイメージを持つことは出来ましたでしょうか。限られた時間の中で、面接をされると思いますが、少しでも希望企業の合格率UPに繋がれば何よりです。キャリア相談についても実施していますので、お気軽にお声かけください。最後まで目を通して頂きありがとうございます。

今すぐに活動したい方ではなくとも、以下のような方も大歓迎です。

・将来を見据えてキャリアを練り直したい。

・転職を検討している。

・転職市場に詳しい良い相談者がおらず困っている。

・いきたい先があるけど、面接が不安。

※よろしければ、お気軽な「いいね、コメント」お待ちしております。
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◆キャリア相談はこちらから

キャリア相談、キャリアプランを見直したい、職場の悩み相談は以下からお願い致します。
※ご相談頂いても、もちろん無理な活動は勧めません。

土日祝、夜間も🙆‍♂️ お電話で30分程度から可能です。

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