【無料】内定への最短ルート/転職活動完全マニュアル/Q&Aあり
◆書き手の紹介
◆【キャリア相談】カジュアルなご相談から承っています。
なぜ「転職活動完全マニュアル」を書いたのか。
転職活動自体は、シンプルで大体の流れを把握して計画的に行うほどバタバタせず、予想外もなく、神経をすり減らすこともなくなります。
転職なんて滅多にすることではなく、良い転職をした同僚も転職のプロではないため、情報が近くにある人とない人で差が出てしまいます。
転職活動の流れを事前に把握していないとどんなリスクがあるのか。
もちろん、転職後の結果は誰にもわからず100%はありませんが、
「どのように意思決定したか」も転職活動には大切だと思います。
転職活動の流れを事前に把握しているとどんなメリットがあるのか。
転職活動だけではなく、何事もまずは知ってるか知ってないか。
※この記事へのご推薦のお声を頂きました。
総合商社→大手人材会社でハイクラス向け転職エージェントとして活躍されたリチャさんからご推薦頂きました。
【本題】「転職活動の流れ」はこちらから
①転職活動の全体像
入社するのは今から3ヶ月後くらいと思っていてください。
大体、今日(仮に4月1日)から活動するなら、7月入社になります。
詳しくは以下です。
面接開始は、今日から20〜30日後(4月20日頃/20日後で計算)
内定獲得は面接開始から45〜60日後(5月15日頃/45日後で計算)
内定承諾は5月20日頃、同時に退職交渉開始。
退職日は目安6月末だと、入社日は7月1日。
いつ始めたとしても、かかる日数は大きくは変わりません。
今月から面接開始なら、A月頃には内定が出るなら
30日後から面接開始なら、A月(+30日)頃には内定が出るイメージです。
◆POINT
1:自分軸を定め次第、活動開始。
2:面接をいつ頃から開始するか、いつ頃に入社したいかを決める
転職を今すぐ考えていない方も、余裕を持ってキャリアを見直す事には大きな価値があります。(以下、参考記事)
やりたい事がまだ定まっていないという方は、以下をご覧ください。
やりたいことを探すために掛ける時間は大切で、転職満足度にも大きく関わります。
②準備期(約20〜30日)
内定時期、入社可能な時期を定められれば、後は具体的な活動の準備です。
約20〜30日を目安にして以下について考えてみましょう。
あくまで〜30日というのは目安で、もう少し時間が必要な場合は伸ばしても良いでしょう。
もし余裕があるなら、準備期間の後半ではSPIの勉強、面接対策を進められるとさらに良いと思います。
常に先で何があるのかを意識して計画的に準備を進めていきましょう。
ただし、あくまで準備期間はこれから目指すキャリアへの「仮説」に過ぎないため、正確さは肌感覚70〜80%程度までにし、残りの不透明な部分は面接に入ってから内定の回答期限までで確認していくようにしましょう。
一度も誰にも会ったことない企業を、ネット情報などだけで判断するのは非常に難しいです。
③活動期(約45〜60日)
【書類選考〜SPI/適性検査/筆記試験】
・書類選考の注意点
面接と同じですが、応募先の企業に合わせた書類の添削が必要です。
営業経験者なら、これらを中心に整理されてみてください。
SPIがない場合、書類選考を通過するとすぐに面接の日程調整を行います。
そのため、書類を出す段階で面接準備も並行して行っていることが理想です。
面接は90%準備次第で変わってきます。
・個人情報への同意
メールアドレスへ直接届く形式がほとんどで準備不要です。
同意を忘れてしまい、選考辞退になる場合もあるためご注意ください。
個人情報同意後に、SPI/適性検査がある場合は届きます。
・SPI/適性検査の注意点
書類推薦後、各社から履歴書記載のメールアドレスへ、SPI/適性試験(テスト、性格診断)の受験依頼が届きます。
書類推薦から、「●週間以内」という期限付きのため書類推薦のタイミングにご注意ください。
・SPIの勉強方法の注意点
ご自身で3日程度など期限を設けてご準備をお願いします。
SPI通過のPOINTは、全問題数と、所要時間を把握し、時間内に解ける問題を解き切ることです。
ネットにある練習問題で済ませる方もいれば、網羅的に復習できる1冊を購入して勉強される方もいらっしゃいます。
・性格検査
・目的は、業務上において、どのような対応をするかをみており、面接時の印象とギャップがないかの確認にも用いられます。
・時々あるのが、内向的な人などですとプライベートと仕事モードが全然違う方もいらっしゃいます。「仕事モード」の自分で回答しましょう。
【面接】
会社や業界ごとに異なりますが、転職では平均2〜3回。
自身の企業ごとの意向を早い段階で整理する。(以下参照)
・二次面接頃から内定を意識する
この整理は、面接における志望動機を聞かれる際にも役立ちます。
早ければ二次選考受験前後、遅くても最終面接では「そろそろ内定」、
「承諾する1社に絞る」ことを意識して選考に臨んで下さい。
・年収交渉も内定後ではななく、内定直前に行う必要があります。
【キャリア相談を悩んでいる方へ】
実際に弊社で転職成功し、年収70万円UPされたIさんのショートインタビューです。
・「逆質問」を自身の意思決定のために活用する
一次、二次などでは、最終フェーズで志望動機を心からいうための情報収集を逆質問の際にするといいです。
・「企業の特徴」を面接で聞く ≒ 次回面接の志望動機で使える
・競合踏まえた御社の強みはどのようなものか。
・御社ならではの営業活動を行う際のこだわりや仕組みはあるか。
※調べないで質問せず、調べた上で仮説を持った質問がおすすめ。
・面接時の注意点
内定だった場合の回答期限を揃えるためにも、一次、二次、最終のタイミングを揃えて受験することです。
・面接対策のPOINT
当記事では転職活動のスケジュールについてまとめているため、詳細な面接対策については以下記事をご確認頂けますと詳細にまとめています。
面接のたびに合格率を上げる「振り返りシート」も無料プレゼントしてます
→こちら:超重要 : 面接の振り返りで、合格率UP
【内定〜承諾フェーズの注意点】
内定獲得おめでとうございます。
注意点は、PDFなどで内定通知書を頂けた段階で正式内定となります。
正式内定の前は、口頭での内定などとなりますが、あくまで内定予定の段階です。「取り消し」のリスクがあるため、正式内定前に現職へ退職交渉するなどは気をつけましょう。
正式内定前に現職へ退職交渉をしてしまい、内定予定の企業が内定取り消しとなった場合、企業もエージェントも責任をとってくれません。
・回答期限に注意する
内定後、大体3〜10日程度の以内に回答期限を設けることが多いです。
中途の転職では企業も即戦力として早くきて欲しい気持ちがあるためです。
そのため、内定の段階から最低なら3日以内に回答しないといけないかも。と言うことを想定した上で意思決定をしてください。
・オファー面談を依頼する/良い意思決定(承諾or辞退)をするために
全部ではないですが、企業によってはお願いすれば「一緒に働く社員さん」と面談の機会をいただけます。そして、これまでの選考と違うのは正式内定を頂けているため、これまで聞きにくかったことも比較的聞きやすいと言うことです。
④現職の退職交渉(交渉は14日前後で完了)
退職交渉は、面接よりも緊張するという方がいるほどの転職活動の山場です。
最後の力を振り絞って乗り越えましょう。
最後の最後、もう一踏ん張りです。
・退職交渉の流れ
・退職に関する情報収集をする
・辞めることを伝える時の注意点
第一声、「なんで辞めるの?」にどう答えるか。
辞めることを伝える際に、「入社先が決まっている」ことを伝え、相談では無いことを明確にする。
「じっくり考えて時間をあけてから改めて話そう」など相談と間違われる可能性もあり注意。
入社先を伝える際、「社名は伝えないこと」。ありもしないことやネットにある書き込みを見てあの会社大丈夫なの?と言われることもあり得、誰もいい気分にならないためです。
※ご本人は面接で複数名の方とお会いし、人事様や社員様ともお話ししているので、ご自身で判断した視点を重視するべきではないでしょうか。
・退職日程を決める際の注意点
退職日を伝える時に、入社企業の提示する「入社月」を軽視しないことです。安易に記載日より遅くなるような交渉は避け、基本的には指定ないで完了させましょう。
目安現職があるなら、30〜45日以内で退職交渉は可能と判断されることが多いですが、もし同僚などをみても退職まで2ヶ月以上かかりそうならエージェントや企業人事などに早めに相談されてください。
・有給休暇獲得で交渉する時の注意点
在籍期間が長いほど、有給休暇は長いと1ヶ月以上あることもあり、滅多にない転職のタイミングで社会人の長期休暇を取得したいですね。
ここで有給をできる限り獲得するためのポイントは、退職日が確定した後に、有給の交渉をすることです。
といった感じでしょうか。
会社側としては求める成果が出せていれば、了承しやすいと思います。
相手も感情のある人ですので、ギブアンドテイクの精神で交渉することができれば、わかってもらいやすいかと思います。
理想の退職日と共に、有給も取りたいという交渉をするのは避けましょう。
※目次から、今悩んでいるポイントをご覧いただくことも可能です。
項目ごとに極力例文や、面接官の意図なども盛り込んでいます。
面接する度に、面接が良くなる振り返りシートも添付しています。
※特典:最下部「◆超重要 : 面接の振り返りで、合格率UP」へ。
◆要確認/面接対策はどれくらい価値があるのか?
・企業によっては、一度不合格になると、2〜3年再挑戦できない※。
・面接は、他に面接を受けているライバルとの競争。
・IT /人材/コンサルなど市場価値高い人気業界は、面接難易度も高い。
※数ヶ月では経歴は大きく変わらないから。
・以下質問への回答で面接官を納得させられますか?
◆要確認/面接対策はどんなメリットがあるのか
心から思うのが、対策をろくにせず、感覚で臨む方が殆どなので、
「しっかり準備したら、実力以上に評価されるだろうな」ということです。
もちろん、小手先の対策を指していません。
◆年間100名と模擬面接をしていてよくあるミス。
こういう失敗が多いです。
◆面接は99%準備次第。魅力を出し切れてますか?
・面接は一発勝負。仕事もある中で限られた時間で要領良く面接クオリティを上げたい。
・合格率は正当に上げることができる。面接がどのようなものかを知り、面接官は何を求めているのか。どのような発言は好ましくないかを知れば、適切にご自身の魅力を伝え、結果年収UP内定、高評価入社、入社後の抜擢などにも繋がる。
・ネットを検索しても、面接に関する情報が網羅され、これだけ見ればいいなというテキストや動画が見当たらないから。
・いつも、支援する候補者さんの面接対策に伴走しているから。
普段から、20〜30代の法人営業経験者さんの転職支援を行い、面接難易度が高く人気業界(HRTech、SaaS、Web、HR領域など)の支援を行う中で、高い通過率を出しています。
支援者へは(ご希望や状況次第ですが)5回ほど面接対策を一緒に行い、どのように自身を見せるべきなのか。どのようなことを伝えるべきなのか。志望企業/職種から逆算した対策が重要です。
面接で苦戦していた方が、「複数内定獲得」、「年収UP150万円UP提示」、「IPO企業へ高評価で入社し、入社後も初月300%達成。社長直下で経営に近い業務へ抜擢」などの結果を出しています。
対策を一緒にして、面接へ行ってもらい、企業からフィードバックをもらうPDCAサイクルを相当数回しているので、最新の面接感覚を持ち、どれくらい押さえておくと良いのかの基準を持っています。
◆発信者の経歴について
・転職エージェントとして約8年以上、30代〜50代の日本で上位4%と言われる年収1000万円帯の方のキャリア支援からスタートし、20代〜30代の法人営業職経験者のキャリア支援を行なっています。
・面接対策を一緒に行った「転職相談者様」の実際のお声
経歴:IT商材の代理店セールスで上位成績を継続 20代女性
内定先:大手人材企業の両面エージェント
経歴:大手人材業界営業/マーケ経験
内定:業界最大手SaaS企業のCS
◆キャリア相談はこちらから
キャリア相談、キャリアプランを見直したい、職場の悩み相談は以下からお願い致します。
※ご相談頂いても、もちろん無理な活動は勧めません。
最短で、「面接での正解」を掴み、気づかぬ間に墓穴を掘ることなく、魅力を最大限発信しましょう。
※よろしければ、お気軽な「いいね、コメント」お待ちしております。慣れておらず、1投稿書くのにかなり時間をかけていることもあり、1つ1つのいいねはとっても励みになっています。ぜひ、少しでも役に立ったという方は、周りの方にも教えてあげてくださいね。ご質問などあればTwitterからでもnoteでもお気軽にご連絡ください。
◆事前準備:面接の心構え/面接はどんなものか。
面接は、「あなた」を魅力的に提案する営業です:
営業経験者なら、商談だと思って望んでください。商談同様に、受け身ではなく場を率先して作っていく必要があります。
聞かれたことにだけ答えるのではなく、相手の意図を汲みながら、話をしましょう。初回のデートのイメージにも近いでしょう。
自身の印象を平気で下げる発言に注意:
事前に感じていたネガティヴポイントが面接で払拭され、良い部分が評価されれば前向きに選考される。企業は採用するかどうかで見ており、他の候補者とも面接している。その中で自ら「自信がない」、「〜が苦手」など伝えると相対比較で負けてしまいがち。
※大事なのは、「ネガティヴなことを言わない」ということだけではなく、「面接がどのようなものかを知り、よく考えた上で、発言をするべき。」ということです。
メラビアンの法則(何を話すかではなく、どんな人が話すか)
転職理由って、どんな意図の質問なの?
これから何したいの?という質問です。
ここですれ違いが起きるんですよね。
どうしてもいきなり残業とか、働き方とか、今までの辛かったことを言われると、「改善だけできればいい」という後ろ向きのような印象を受けてしまう。どの職場でも、何かしらストレスはあるので、面接官もそういうことあるよね。ということは共感してるんです。
※嫌なことがあったというのを踏まえて、その先で「だから環境を変えることで、もっとこうしていきたい」、「(せっかく転職するなら)〜なことにチャレンジしたい!」という前向きな気持ちへ整えた状態で面接をするのがベストです。
それでは、ワークライフバランスとか、残業、人間関係の部分ってどうやって確認すればいいの?
相手は、自分のことを何も知らないと思って丁寧に話す:
※勝手に印象をもたれてしまうケースもあります。
「不動産営業」の場合を例に挙げてみましょう。
ご自身の職種は、どのような第一印象を持たれる仕事なのか。考えてみましょう。
周りに、●●ってどんなイメージある?良いところと、ちょっとスキルとして弱そうに感じることとかある?を聞いてみてください。
◆自己紹介
長くならず、概要を伝えること。一番最初の印象にもなるため、特に明るくハキハキ、端的に終了する。
例文:
◆転職理由
転職理由は、「これから何をしたいの?」という質問と捉えてください。また、転職理由と似た質問で「転職のきっかけ」という聞かれ方もありますのでそれぞれ「意図」やどんな違いがあるのかも整理してみてください。
※〜が嫌だった。不満だというのを聞きたい質問ではないことご認識ください。
◆転職を考えたきっかけ
なぜこのタイミングなの?なんで今なの?という質問です。そして、なんで●●業界がいいの?という質問です。
例:
※同業種への転職:なぜわざわざうちに?
同じ業種だからこそ、差別化を伝えればOKです。差別化し、それが顧客のためになるからなど、自分のため(利己的に見えてしまう。)ではなく「顧客や社会のため」だとベストです。
※異なる職種への転職なら、なぜ●●の職種がいいの?
◆転職理由 例文:人材業界志望の方
※ここからは、実体験を用意する。上記の「〜」の中身が実体験に基づいており、これまでの仕事の中で、採用ニーズ(採用に関する苦労)や大事さを身をもって実感した。という「体験」があると説得力が増します。生々しいその瞬間を具体的に伝えられることが大切です。
Before:「採用で困っている」→After:「採用で改善/向上された」の体験があると、それそのものが、転職先で行う支援のため企業もミスマッチがお気にくく、人材企業の行う課題解決と近いため共感されやすい。
◆転職理由 例文:IT業界志望の方
※ここからは、実体験を用意する。上記の「〜」の中身が実体験に基づいており、これまでの仕事の中で、顧客組織の業務フローの非効率さ(決まった作業に時間をかけていることへの不満)や効率化の大事さを身をもって実感した「体験」があると説得力が増します。生々しいその瞬間を具体的に伝えられることが大切です。
◆転職理由 例文:コンサル業界志望の方
※ここからは、実体験を用意する。上記の「〜」の中身が実体験に基づいており、これまでの仕事の中で、複雑な課題を、掛け合わせの提案で解決した「体験」があると説得力が増します。または、サービスという形に囚われない提案で、改善のきっかけを作った「体験」など。生々しいその瞬間を具体的に伝えられることが大切です。
◆新卒時の就活について、一社目を決めた軸
ポイントは、どんな考えで会社を絞っていったのかという
「考え方のプロセス」と、「どんな軸で決めたのか」の2点を見ています。
上記のように一口で回答するのが理想です。
もし、最初にざっくりした回答をすると、
などと一つずつ聞かれる可能性が高く、余分に時間をかけてしまいます。
もし、余裕があれば、新卒時の考えと今回の転職理由が大きく矛盾していないか。毎回、その場のノリのように見えないか。と振り返ってみてください。
「なぜ、一貫性は求められるのか?」
一貫性、一貫性とよく聞くかもしれませんが、1社目を決めた際の考えと、2社目を決める際の考えが大きく異なっていると、考えがなくまたすぐ辞めてしまうのではないか?と懸念になってしまうためです。
◆営業成績を整理する。
成績はどのように整理すればいいのでしょうか。
営業の方は、以下のように整理をして、職務経歴書に記載してください。
「勤め先では、成績公表してないんです」という場合、
自身で調べましょう。完全に正確な数字ではなくても大体の順位はわかるケースが多いです。成績を通して、勤め先で周りと比べてどれくらいの成績を出しているのかを知りたいので、本当にわからない場合、正確な数字でなくても止むを得ません。
「営業でない方」の場合も、
組織で月々「最も重要視している行動数や結果」を設けているケースも多いはずです。その数値を整理しておきましょう。
営業成績はどのように、いつ伝えるのか。
営業成績は、面接のできる限り序盤に面接官に刷り込むようにアピールをしましょう。なぜか。面接のできる限り序盤に、自身の成績(Ex:30名中5位)をわかってもらった方が有利に面接を進めることができます。
自己紹介で、以下のように実績をきちんと差し込みましょう。
ちなみに、面接の最初で言った後も、改めて「業務のことを教えて」と聞かれた際や、「自己PR」を聞かれた際にも、工夫点と実績をセットに必ず成果は差し込んでください。
面接官も人なので、一度さらっと言われても覚えられないこともあります。
他の話を30分聞いたあとだったら、忘れている可能性もありますよね。
職務経歴書に書いた営業成績はきちんと読まれているのか?
面接官は、職務経歴書を読んでくれてるんじゃないの?と聞かれるのですが、忙しい方は見落とすこともあり、直前まで別の求職者と面接をしている「かも」しれません。
また、面接官も成績は知ってるけど、自身で面接時に0からアピールしてね。という方がいてもおかしくありませんよね。
もし、営業成績が良くなかったとしても以下のパターン②のように、
自身の成績やKPI /行動数を振り返ってみましょう。
◆業務について詳しく教えてください。
業務について説明する際の例:
複数業務をしてきた場合は、割合を数値にしておくのがおすすめです。
※既存営業とは?:既に契約実績のあるお客様向けの追加購入、継続購入、購入後のフォローなどを行う業務です。
・志望職種によって見せ方を工夫する。
→今後も新規営業をやっていきたいなら、
・新規営業の特に時間をかけていた業務から工夫点を洗い出す。
・既存営業の経験も活かし、契約後のフォロー経験も活かして、新規営業で工夫していたこと(例えば、成約後の顧客ニーズを目の当たりにしたからこそ、成約前の商談でリアルな顧客の悩みを例として話せる。)を伝えると経験に基づくご自身らしいエピソードになります。
→30%経験してきた既存営業の方を活かせる職種を希望するなら、
・限られた中でも既存営業でどんな工夫をしてきたのかを伝える。ことが重要です。
◆KPIについて教えてください
Q:「KPI」の質問で面接官は何を求めていることが多いのか。
A:実際、面接官により定義も様々で一概には言えませんが、面接では主に「月間で何を目標にしていて」、「目標達成へ向け前工程で何をどれくらい行う設計なのか」です。この辺りが数字で伝えられれば問題ありません。
大切なのは、「社内平均」と「自身の行動」を比べることです。
意外に数字を出して比べてみると、「自分って成約率が高いな」とか、
「思ったより行動数が多いな」と気づけることもあります。
※上記KPIの中で、どの部分が得意だったか。
何%高かった、何件多かったかと数値で答えられるように。
なぜその数値が高かったのかを工夫点として回答する。
もし営業成績が、30名中1位だとしたら、
平均通りの数値をやっていれば、真ん中の15位くらいの成績になるはず。
社内平均数値の中で、何が良かったから、高実績だったのか?を証明することができる。
もし、高い実績を出したことがあれば、高実績が出た際に、●な工夫をしていたと話すことができれば、周囲よりも●ができていたから結果が出ていたと企業も評価しやすい。
上記のエピソードの一部分を切り取って、以下の質問について回答でもOK。
・自己PR
・大変だったこと/どのように乗り越えたのか
・強み/弱み
・周りにどのような方と言われますか?
◆強み/弱みについて教えてください。
強み:
・「質問の意図」:理想は、メイン業務の中での強みがいいです。営業をしているのに、事務業務が得意です。というのも良いのですが、まずは営業としてのアピールを最優先にしたいですよね。ちょっとズレてるなと思われてしまう可能性があります。
・できれば、他の内容と関連性ないものではなく、ご自身の職務の中でのキャラクターや志望ポジションに沿った(一貫性のある)内容だと理想です。
弱み:
・「質問の意図」:弱みを知りたいのではなく、どのようにそれを乗り越えたか。多少苦手なことも改善したり、向き合っていくことができるかを見ている傾向にあります。必ず、どのように改善したかも合わせて回答しましょう。
・できれば最近クリアした弱みにする:昔すぎる内容でもNG。何かしら誰しも苦手なことなどあるはずなのに、気づいていないのか、負荷のない業務だけをしているのか。と思わせてしまいます。
類似質問①:苦手な人への対処法ってどうされていますか?
・質問の意図:コミュニケーションで意思疎通しにくい方がいる場合などにどうやって工夫して仕事を進めるか?といった意図が含まれています。
・そのまま苦手な方の対処法を伝えると、暗に「苦手な人がいる」ことを認め、自身をネガティヴに映す可能性もありますね。
だからといった、「苦手な方はいません」という回答も、面接官からすればそんな訳ないでしょ、、。と思いすれ違ってしまいます。
このような答え方がベストかもしれません。
類似質問②:ご自身より更に上位成績者との違いは何ですか?
・質問の意図:謙虚に客観的に自身を捉えられているか。的確に答えられることで、状況を把握している向上心がある方と感じさせられる。(もし、的外れな回答だと、現状に満足している、分析不足と見られる可能性あり)
注意点:ただし、「なんでそれをやった上で転職しないの?」と言われてしまうような回答にも注意しましょう。
悪い回答例:
良い回答例:
このような回答が理想です。
◆希望業界/職種へ向けてアピール内容を定める
例えば、IT業界のSaaSであれば、商材を広めていくフェーズのことが多い。
◆顧客企業のSaaSサービス導入に関する心理:
周りは導入し始めているものの、
「まだ特別困ってない」
「自社はまだいいんじゃないかな」
「導入するメリットがよくわからない」と感じている顧客が多い。
◆どのように営業するのか:
SaaSを今から導入するメリット。
なぜ今いれた方がいいのか。
具体的に入れてみた顧客で、どんな変化があったか。を伝え、
「導入後の価値提供」、「絶対入れた方がいいね!」と思わせられることが大切。
◆どのようなアピールが必要なのか:
・SaaS業界のフィールドセールスを志望されるなら、
「発信力」、「開拓力」、「顧客への課題認識〜課題設定力」が求められます。
・SaaS業界のカスタマーサクセスなら、
「伴走して価値提供する力」、「データをもとにした的確な提案」、「組織を巻き込む推進力」。
といったようにどのような職種を希望されているかで、面接官が知りたいスキルは変わってきます。
◆面接の話し方/端的に話すフレームワーク
・結論→理由→結論
(最後まで話を聞かないと答えがわからない状態を避ける。)
例えば、営業成績ってどの辺なのですか?と聞かれた際に、悪い例と良い例をそれぞれまとめてみます。
◆一次、二次、最終選考の役割
・一次面接で聞かれること
あってみて違和感なくアピールできれば内定を出したいと考えて、
書類選考を通過させていると考えましょう。
スキルチェック。上記で記載した基本ができているかの確認です。
身だしなみ、オンライン面接なら背景が生活感がないか。
人事の方などであれば、現場の部長、マネージャーに合わせるラインを超えているか(準備ができているか)といった見方をするケースもあります。
・二次面接の特徴
二次面接は現場マネージャーや現場メンバーの面接が多い。
一次より深く「業務適性の確認、現職での工夫点について、なぜ当社か」をみています。
・最終面接の特徴
覚悟には(感情面)と、(理屈面)の2点から見られます。
覚悟(感情面)は、雰囲気や熱量からも判断されます。
覚悟(理屈面)は、具体的に以下のような聞かれ方の中で見極められます。
また、最終までに懸念点となっていた部分を解消、より明確な回答を求められるため、選考通過の連絡時にフィードバックがなかったとしても、以下のように聞いてみましょう。
◆おまけ:年収交渉はいつするべきか
POINTはこちら。
企業から、採用有無は不明確でも良いので、「自身を評価してくれている」、「前向きに検討してくれている」と感じたタイミングで伝えてみましょう。
もし、他社様からも内定が出ている場合には、他社からは●万円と提示を受けていることを伝えることも時に有効です。
※ケースバイケースで一概には言えないため、慎重に行いましょう。
また、ご自身での交渉は難しい面もあるため、利用しているエージェントと一次面接前から協力できるように依頼をし、ベストなタイミングでの交渉ができるようにすることがおすすめです。
内定通知書で年収提示後は、基本的に年収交渉は難しいためご注意下さい。
・年収UPは、可能なのか?
・※注意※:年収交渉時の考え方
過度な交渉はおすすめせず、基本は先方の提示額を待つのがベターかと思います。
⑤引き継ぎ〜入社まで(約45〜60日程度)
・引き継ぎ時の注意点
ここまできたら、基本は注意点もないでしょう。
お疲れ様です。
退職に厳しい会社の場合は、一度退職日が決まった後も、「退職を遅らせて欲しい」と交渉されるケースもありますので気を抜かないように、自身の引き継ぎスケジュールは最後まで自己管理しましょう。
・引き継ぎをスムーズに進めるポイント
以上です。
転職活動に関するお力に少しでもなれれば幸いです。
⑥絶対に履歴書、職務経歴書を保存してください。
転職活動お疲れ様でした。
仕事をしながらの転職活度は精神的にも体力的にも大変です。
一息ついていただき、取れるなら有給も取得し少しでも大人の休暇をとってゆっくりされてくださいね。
最後に、次の会社へ入社する前にやっておくと将来の自分を助けてくれる事を記載します。
転職はもう2度としないと思った方も間違いなくいると思いますが、人生何があるかわかりません。会社都合、結婚したら考えが変わったなどたくさんの外的要因があります。備えあれば憂いなしです。
◆将来の自分のためにやっておくべきこと:
①履歴書、職務経歴書はワード、エクセルで保存する。
→また0から書き直すのは本当に大変です、、💦
更新が必要なので「編集できるファイル」で保存してください。
保存先は、PCではなく「クラウド」がおすすめ。
PCが壊れても、携帯を変えてもファイルが紛失しないです。
②以下の内容をメモに残しておく
入社後にも、思ったより辛い事、なかなか成果が出ないなど、想定外のことが起きます。本当に転職は難しいです。
そんな時に、元々入社しようと思った目的、以前の転職理由が支えになることも多いです。
年収やスキルなどを取りにいくのは、ライバルも多く厳しく長い道のりです。
③マインドセットをして入社しよう。
以下くらいのマインドでいると多少気楽になるのではないでしょうか。
※私が普段からこれから入社される方へかけている言葉の一部です。
④特に初めて転職する方は、たくさんの苦労があると思います。
など、一筋縄ではいかないことも多いです。
業に入りては業に従え。年齢も、これまでの実績も関係ありません。
これまでの自身をアンラーニングし、その会社のルール、正解を新たにインプットしていきましょう。
一度、転職先で適応した経験があると「どこに行っても変われる」と漠然とした自信にもつながります。まさに転職力。転職経験は貴重な体験です。
とは言え、「大きな変化」は、「大きなストレス」である事間違いないので、息抜きや体調管理をしながら辛い場合は、周りに相談されてください。
終わりに
面接のイメージを持つことは出来ましたでしょうか。限られた時間の中で、面接をされると思いますが、少しでも希望企業の合格率UPに繋がれば何よりです。キャリア相談についても実施していますので、お気軽にお声かけください。最後まで目を通して頂きありがとうございます。
今すぐに活動したい方ではなくとも、以下のような方も大歓迎です。
・将来を見据えてキャリアを練り直したい。
・転職を検討している。
・転職市場に詳しい良い相談者がおらず困っている。
・いきたい先があるけど、面接が不安。
※よろしければ、お気軽な「いいね、コメント」お待ちしております。
いいね、コメントはとても励みになっています。
記事のシェアも大歓迎です。
◆キャリア相談はこちらから
キャリア相談、キャリアプランを見直したい、職場の悩み相談は以下からお願い致します。
※ご相談頂いても、もちろん無理な活動は勧めません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?