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【エルバ島】息を飲むほど美しいビーチと観光スポット

前回はエルバ島の基本情報についてご紹介したが、
ここからは、エルバ島の魅力をお伝えしていきたい。


エルバ島で人気のおすすめビーチ

エルバ島の見どころは、やはり美しい海。
まさに「Acqua dell'Elba」が香水に込め表現した
爽快で気持ち華やぐ「海の香り」と
息をのむほどに美しい「海の色」。
先ずは、その魅力的な海を存分に満喫できるビーチをご紹介しよう。

Spiaggia di Sansone〈エルバ島で最も美しいと言われる サンソーネ ビーチ〉

エルバ島で最も美しいビーチと言われるほど、
エメラルドグリーンの海の透明度と
そこに広がる景色は息を飲む素晴らしさ。
浅瀬に立っているときでも、多くの魚が周りを泳いでいる様子が伺え
海と一体となり、その雄大さを体感することができるビーチ。

あまりに人気なビーチの為、駐車場やビーチの場所を確保するには
朝8時半までに到着することをお勧めする…との情報も。
ヨーロッパの方々のバカンスを楽しむための熱意が伝わってくる。

エメラルドグリーンの海が圧巻の
サンソーネビーチ
Photo by tripadvisor


Spiaggia di Capo Bianco〈絶景の広がるカポビアンコ ビーチ〉

透き通った水と壮大な景色に感動を覚えるビーチ。
名前の由来ともなっている高い白い岬(Capo Bianco)が、
青と緑のあらゆる色合いを含む透き通った海に映え、
映画に登場するかのような綺麗な白い小石のビーチ。
波も穏やかで、シュノーケリング好きには絶好のポイント。

景色を邪魔しない高台にある美しい眺めのレストランバーもおすすめ。

パラソルとサンベッドのレンタルが35 ユーロで、
こちらのビーチも大変混み合うことから、
朝8時半までに行くことをお勧めするとのこと。
やはりバカンスを心から楽もうとする情熱はかなり強めだ。

Capo Bianco(白い岬)が
圧倒的なスケールの絶景を作り出している
Photo by tripadvisor


Spiaggia di Marina di Campo〈絵葉書のような美しさ マリーナ・ディ・カンポ〉

透明度ばつぐんのエルバ島で一番長いビーチ。
すぐ隣が港のため、ヨットが行き来する風景は
まるで“絵はがきのような美しさ”。
ハイシーズンにはヨーロッパ中から多くの人が訪れるため、
海の家や売店などの設備が整い、周囲にレストランも充実している。

市内からアクセスしやすく、駐車スペースも整っており(勿論朝早くに行かなければ駐車できないが…)
遠浅の透明な美しい海が広がっていることから、
小さな子供連れのファミリーに最適。

とても賑やかなビーチのため、
ビーチ沿いでのんびり過ごしたい方は避けた方がいいかもしれない。

長く続くビーチと
ヨットが浮かぶ様子は
どのシーンを撮っても絵葉書になる
Photo by booking.com


Spiaggia di Cavoli〈透明な青い海を前にバーで一杯 カヴォリ ビーチ〉

他とは比べ物にならないほどの透明な青い海が広がるビーチ。
浅瀬に立っているときでも、多くの魚が周りを泳ぎ、
シュノーケリングで魚と一緒に泳ぐには最適な場所。

充実したサービス付きのバーやレストランもあり、
美しい一日の始まりはスプリッツで!
そして締めくくりもスプリッツで!
なんて、想像するだけで楽しくなる。

無料の遊泳スペースはそれほど広くないため、非常に混雑するが、
一度は訪れる価値のあるビーチだ。

吸い込まれそうなほどに
透明な青い海
Photo by tripadvisor


以上、
エルバ島で人気のビーチ4カ所をご紹介したが、
島内にはまだまだ、紹介しきれないほど多くのビーチがある。

共通して言えることは、、
どこのビーチへ行くにも夜明け前に起きて向かうこと。
ビーチへ辿り着くまでに険しい岩間や急斜面を通らなければならない場所も多くあるため、
ビーチサンダルだけでなくスニーカーの準備も必須。
ついでに絆創膏もあると尚良い。
・・・困難を乗り越えてこそ、バカンスが一層最高のものとなるのだろう。

イタリアへ行く機会があれば、ぜひエルバ島まで足を延ばしてみてはいかがでしょう?


エルバ島の注目観光スポット

これまでお伝えしたように、エルバ島はヨーロッパ内ではリゾート地として有名だが、
島全体が国立公園として保護されている自然豊かな場所である。

有名な観光スポットもあり、自然も歴史も満喫したい方におすすめのため、
ここからは、エルバ島で人気の観光スポットをご紹介したい。

【ナポレオンの家】
Museo di Napoleone - Villa dei Mulini(ヴィラ・ムリーニ)

ナポレオンが流刑の日々を過ごした邸宅。
現在は美術館として公開されており、
ナポレオンが住んだ当時の内部を見学することができる。
すばらしいテラスのある庭園やナポレオンの蔵書が見どころ。

ナポレオンの邸宅
ヴィラ・ムリー二
Photo by infoelba
Photo by infoelba
Photo by infoelba

あまり大きな邸宅ではないので1時間半もあればまわることがきる。
静かな雰囲気のため、庭園で一休みしてみるのもおすすめ。

【ナポレオンの夏の別荘】
Villa San Martino(ヴィラ・サンマルティーノ)

ナポレオンが邸宅としたヴィラ・ムリーニとは別に使用していた別荘。
こちらも観光地として一般公開されおり、
建物の下は博物館、その上にある別荘(居住)を見学することができる。

ヴィッラ・サン・マルティーノ
Photo by https://julius-caesar1958.amebaownd.com/

「ヴィッラ・サン・マルティーノ」この立派な建物はナポレオン死後に建築されたもの。
実際は下写真の、とても簡素な建物を別荘として過ごしていた。

ナポレオンの夏の別荘
サン・マルティーノ
PHoto by https://julius-caesar1958.amebaownd.com/

別荘内は公開されている部屋が限られてはいるものの、
ナポレオンが実際に使用していた家具類、紋章、肖像が掲げらていたりするので、ナポレオンファンにはたまらない空間だ。

ナポレオンが使用していたベッド
とても小ぶり
Photo by IZMANIX
開放的なテラスから
ポルトフェッラーイオを眺めることができる
Photo by IZMANIX

時を経ても美しく保管されており、
当時の暮らしを彷彿とさせ、ナポレオンの息を感じるようなひと時を過ごせることだろう。


【メディチ家の要塞】
エルバ島の繁栄に大きな影響を与えた歴史を持つ

続いての観光スポットは、
エルバ島の歴史において特に重要な存在であり、
島の繁栄に大きな影響を与えたとされる「メディチ家」が建設した要塞をご紹介したい。

エルバ島は、紀元前約480年頃からの古代ローマ、
そして16世紀から18世紀にかけてはメディチ家、つまりトスカーナ大公国に支配された時代だった。
ローマ人たちはエルバ島に海軍基地を建設し、軍事的な要衝となり、
この時代にメディチ家の手で島の北側の入り江に軍港が、そして高台には要塞が建設され、貿易で大きく栄えた。
トスカーナ大公国の時代は、エルバ島がが大きく飛躍した“島の全盛期”ともいえる。

そんなメディチ家のコジモ1世がポルトフェッラーイオに建設した要塞が一般公開されている。

高台にあるのがメディチ家の要塞
Photo by freepik

この要塞は海賊たちの攻撃にも屈しない鉄壁だったそうで、見応えあること間違いない。

また、要塞見学で見逃せないのは、丘の上から望む青々と広がる地中海とイタリア半島の大パノラマだ。
要塞へ行くにはポルトフェッラーイオの港から坂を上らなければならないが、
その疲れも吹き飛ばしてくれるほどの絶景が待っていることだろう。

メディチ家の歴史に思いをはせながら海を眺めるのも
また特別な瞬間になるに違いない。

さて、ここまで人気のビーチと歴史的な観光スポットをご紹介したが、
まだまだ島の魅力は沢山眠っている。

この続きはまた次回へ。

参照:「INFO ELBA」https://www.infoelba.com/

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