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出会うべき人に出会えたのは、自分がしてきた選択があるからなのかもしれない

「あなたの尊敬する人は誰ですか?」

よく面接でも聞かれるこの質問。
親、友人、先輩、恋人、恩師、スポーツ選手、芸能人。
みなさんなら誰と答えますか?

誰だってみんな最初は誰かに憧れて興味を持って何かを始めて、誰かのようになりたくて、初めて目標を持ち尊敬する人が生まれんじゃないかと思う。

そう考えてみると確かに、尊敬できる人はたくさんいるのかもしれない。
だけど、自分の人生が変わったと思えるほど、自分の目指す目標になって心から尊敬できる人にはなかなか巡り会えないのではないだろうか?

自分が出会うべき人に出会う。
私は、新卒で入社した会社でそんな人に人生で初めて出会いました。


尊敬する人との出会い

その人は私がデザイナーとして配属された部署を取りまとめる部長を務めていて、仕事もバリバリできて自分を成長させる為の行動は惜しまないし、誰からも慕われて尊敬される、まさにどこをとっても完璧な人でした。だからと言って、図に乗ったり、人を不平等に扱ったり否定したりもせずに対等に接する。そして、誰よりも忙しいはずなのに、ちゃんと一人一人を見ていて評価をしてくださったり、その人がステップアップしていける為のアドバイスや読んだ方がいい記事のシェアまでしてくださっていました。

相手の想像を超えられる人になりたいと思い続けていた私にとって、全ての想像を超えていくその上司の考え方や行動全てに人として尊敬するようになって、いつしか自分の目標、進むべき道の目印となるような人になっていました。

そこからは、チームが解体してしまって私はグループ会社に移籍したりと様々なことあったのですが、少しでも目指す先に近付こうと取り入れられそうな部分から真似をしてみたり、その人が近くにいなくても成長を自家発電していけるように積極的に自分の変化を求めるようになりました。行動が変わると不思議と人生そのものも変化していき、今ではその尊敬する人が立ち上げた新しい会社の創業メンバーとして活躍させていただいています。(個人的には本当に奇跡みたいな話です)

その人との出会いがなかったら、絶対に今の自分はいないし、デザイナーとしても人としても目標がふわふわしていたかもしれない。


人は必要な時に必要なタイミングで必要な人と出会う

今までこの言葉を聞くたびに本当なのだろうか?と思う時がよくあった。だけど、振り返ってみるとその出会いが良い出会いであれ、その反対であれ、どんな人との出会いも本当に絶妙なタイミングで出会っているなと気づいた。

でもなぜ必要なタイミングで、必要な人と出会うことができるのか。それは自分自身が今まで選択をしてきたことが影響して縁ができて、出会うことができるのではないだろうかと思う。

"君の膵臓をたべたい"という小説の中で、主人公の桜良が言ったこのセリフを読んでとても感銘を受けた。

君と私がクラスが一緒だったのも、あの日病院にいたのも、偶然じゃない。運命なんかでもない。君が今までしてきた選択と、私が今までしてきた選択が、私達を会わせたの。私達は、自分の意思で出会ったんだよ。

デザイナーになろうという選択、あの専門学校に入ろうという選択、新卒でこの会社に入社したい!面接を受けようという選択。今までしてきた小さな選択が積み重なって、本当に自分の意思で出会うべき人に出会えたのかもしれません。


出会いに感謝!

今回は、自分の出会うべき目標となる人、尊敬できる人に出会えた話が軸でしたが、自分の周りには本当に出会えて良かったと思える親友や、友人、同期、先輩、先生、アーティストがたくさんいます。

先程の桜良のセリフであるように、自分が選択し続けてきて自分の意思で出会ったのかもしれませんが、出会えたことに本当に感謝したい!
毎日の選択が未来の自分を変えていく。
明日はどんな選択をして行こう?どんな人に出会えるだろう?

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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