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あかね噺-第116席・審査結果-感想

<第115席感想・感想リンク・第117席感想>

都知事選期間中は”ひまそらあかね”候補を応援させてくれ!

都知事選期間中の最後の更新なので、今回まで応援を入れさせてください。
ひまそらあかねは、NPO団体や一般社団法人のいわゆる聞こえの良い事業に流れている税金が正しく使われているか?を調べ、そこに問題があると世間に訴えて東京都に一部認めさせた人物です。
たとえどんな素晴らしい意義をもった事業でも、それが目的に沿って正しく行われて結果を出しているか?ということは市民にとって大事です。
素晴らしい事業だということを隠れ蓑にして、公金を食い物にしている人達がいるのではないか?今まで誰もふれてこなかったタブーにひまそらあかねは切り込んでいます。
彼は、これらの事業の意義を否定していません。ルールに則ってしっかり使われているかを問題にしています。しかし、女性蔑視だオタクの嫌がらせだとレッテル貼って、東京都もマスコミもコレに対して真剣に耳を傾けていません。だからひまそらあかねは都知事に立候補したのです。
ひまそらあかねは、真面目で嘘がない人物で、卑怯なことを嫌う人物です。
ひまそらあかねの本気を一分だけ聞いてあげてください。
https://www.youtube.com/shorts/nWWotkcGtz0

<選挙活動終わり!感想行きます>


運動不足が気になるので、最近スクワットを初めたんですけど、あれって深くやらんと意味ないのかな?深く30回やるのと浅めで100回どっちがいいのか?ネットで見てもよく分からんのよね。
そもそもスクワットが良くないのか?情報があふれるとかえって何が良いのかわからなくなるね。

◆あらすじ


週刊少年ジャンプ 2024年7月1日発売 31号

まいけるの審査。一生は「足らんな」の一言で不合格を告げるが、他の四天王は真打ち昇進を認め、多数決でまいけるの真打ち昇進が叶う。

◆感想


祝!まいける兄さん真打ち昇進!
これは本当にめでたい!昇進するとは思ってたけど、実際に昇進すると嬉しさが違うね。次の展開は何なのかも含めて書いていきたいと思います。
今回は、落とし所・この先どうなる、について書いていきます。

落とし所
前回の感想で、賛成票と反対票がどうなるかの予想をしたんですが、一生のみが反対で後のメンバーが合格という、多くの人が予想した所に決着したのではないでしょうか。
一生がダメ出しするとしてどういう理由でダメを言うのか?でしたが、割と直球ばダメ出しでした。ただ、今回いきなり出てきた居眠り客が不合格の理由なのは、「だれもお前の芸を見たいと思ってない」のシーンが伏線にはなってるものの、急に出てきた欠点感が強かったかな。
とはいえ、まいけるの真打ち昇進は、全生とまいけるの戦いと最初から示されていたので、一生からの評価ではなく、全生からの評価を取ったことで物語としてのカタルシスを作る手法が技アリですね。

今回のシリーズは、全生師匠が本当に活躍してくれました。こいつの小物っぷりにイライラさせられつつ、最後はこいつの悔しがる様にスッキリしました。
そしてもっとすごいのは、一生の高座を盛り下げることするのはどうなの?って疑問や、阿良川四天王って案外大したことなくない?といった全生の暴れっぷりで下がった人達を「嘘がない」で見事にヘイトコントロール仕切ったこと。これが本当に上手いと思いました。

また、全生師匠も嫌いなキャラですけど、どこか憎めない人物で、先日亡くなられた「桂ざこば」さんを思い起こさせるようなところもありました。
早とちりや思い込みで激しく怒ったりするのを見て、なんやねんこのおっさんと思うけど、情に厚くて、涙もろくて、どこか憎めない、根は良い人なんだろうなと思える師匠でした。
こう書くと全生師匠に似てないと思うかもしれないけど、どちらの師匠も自分に「嘘がない」だったと思います。
ざこば師匠は、自分の思ったことは空気も場も立場も読まず発言していました。良い事も言えば、ここに書けないような暴言もある人で、悪い意味での昭和の親父だったんですけど、それが「嘘がない」という事なんです。
今の都知事候補達は連日、演説で聴衆に自分を売り込まれてますけど、あの中に「嘘がない」人が居るのか?と考えると、全生師匠のように嘘がない人の方が、よほど善人だと思っちゃいますけどね。

真打ち昇進試験編は、結末こそ予想がつきませんでしたが、展開としては王道で予想を大きく覆すような話では無かったと思います。こういう展開をお約束過ぎるとか王道すぎて面白くないって話もあると思うのですが、私は、展開は王道で問題はないけど、どんな角度をつけて見せるか?心の動きをどう表現するか?等など魅せ方が重要だと思っています。
銀英伝の好きな台詞に「陳腐な策だが、効果があるからこそ多用されるし、多用されるから陳腐にもなる」というのがあります。
王道展開とは、この言葉の通りで、効果がある事と、それを最大限引き出すにはどうするか?これを「あかね噺」はしっかりやっていると思います。
今回の真打ち昇進試験編は、落とし方も含めて、面白かったと思います。

この先どうなる
「あかね噺」は基本的に次回の引きをしっかり作って今週の話を終わらすのですが、今回は次回の引きがない状態で終わりました。
これは大きい章の終わりを意味します。
ここまでキレイに話を切ったのは、変わり目編以来(自信なし)なので、今後の展開予想をしてみようと思います。

1)まいけるの真打ち昇進興行
まいけるが真打ちに昇進したことで、真打ち昇進興行というのがあります。あかねも2つ目になると言うことなので、合同で阿良川志ぐま一門の昇進興行なんかをやっても良いと思います。
あかねは、ここでなにか大きい爪痕を残したいみたいな展開はある気がするけど、まいけるにより過ぎてる気がするので、あるにしてもちょっと時間を置く気がします。

2)魁生、からし、ひかる、嘉一あたりのライバルの近況
これもある気がします。魁生の金魚鉢の回みたいな話を入れ込んで、二つ目になるあかねに対して、ライバルがどう動くのかみたいな物を見せても良いと思います。
ただ、最近、あかねは驚いてるだけなんで、そろそろあかねをメインに据えたほうが良い気がするので、軽く触れる程度で終わる気もします。

3)亨二兄さん編
「志喜彩祭」で作られた伏線、あかねの二つ目、ぐりこの挫折、こぐまの4人会、まいけるの真打ち昇進、この中で未だに消化不良なのは亨二兄さんのみなので、ここで、亨二兄さんをフューチャーしても良い気がします。
兄弟子の中で、若干地味な扱いになってる亨二兄さんなので、話が盛り上がるかについては心配しているのですが、あかねを巻き込んでなにか大きな話のきっかけになっても面白そうな気がします。
個人的には、これが本命。

4)あかねの二つ目昇進興行
まいけると合同ではなく、あかねが一人で興行をやるという事で、ひかるとからしに手伝ってもらって披露興行を行うというのもありといえばある感じがします。からしもひかるの人気があるので、ひさしぶりにこの2人をガッツリ見たいし、箸休め的な話の導入としても面白そうだと思います。
ただ、あの2人があかねに先を越されて素直に祝うのか?という疑問は残りますけどね。

5)時を勧めてNHK新人落語大賞編へ
現状、あかねの課題というのが亡くなってきている感じがするので、ここで一気に時間を勧めて、ライバル達も二つ目に昇進して、NHK新人落語大賞を目指して激しくしのぎを削るのも良いと思います。
25歳ぐらいまで時間を勧めても良い気がするんですけど、人気もそこそこあるし、そこまで焦る必要もない感じがするのと、現実の暦に合わせて話を勧めているので、そういう事をしない気もします。
NHK新人落語大賞は、暗にまいけるも取ってるっぽいし、現実の落語界で売れるための登竜門として確固たる地位を築いている賞レースなので、ぜったいどこかで書かれる筈なので、急ぐ必要もない感じはします。

6)過去編
これは無いかな?前回の感想で、がっつりとした過去編をやらなくても、読者に過去を連想させる事で興味を惹かせることに成功しているので、どこかでガッツリやって欲しい気はするけど、あかねの覇気が下がっている今いれる必要は全く無いと思うので、良い区切りではあるけど無いと思いますが、可能性としてあげておきます。

ざっと6種類考えてみました。本命は3)で対抗は4)かな?
どれが当たるのか、全然予想外の展開が来るのか楽しみにしたいと思います。


ひまそらあかねの応援です。
これが本当の最後のお願いでございます。彼は決して褒められたような態度で人に接せず、些細な解釈違いも許さないほどの攻撃性で人にあたってきます。先日の虎ノ門ニュースでも、そういう面がでていました。
人によっては受け入れられないと思います。でも私はだからこそ応援できると思っているんです。
自分に媚びて何かを得ようとする人が心底嫌なんです。虎ノ門ニュースの須田さんは、なんとかひまそらさんをいい感じで紹介してあげようという気持ちだったと思うけど、そういう恩を売られたくないのがひまそらあかねさんなんです。
こういう人だから、あらゆるしがらみを打破して都政を変えれる既得権益に切り込める人だと思います。
そして、彼は合理性の塊ですし、人の気持ちの分かる人です。彼の政策は、地に足のついた現実的なもので、大きい改革は必要ない。現状を改善するだけでいいとしています。その改善案も小さいことだけど、かならず都民の利益になることを語っています。
東京都知事候補・ひまそらあかねをよろしくお願いします。
有志が纏めた冒頭の動画の長尺版があるので、10分ほどですが、よかったら見ていただけると嬉しいです。

選挙活動終わり

という事で、応援を兼ねて早めに上げました。あかね噺12巻、あかね噺の会の2回目の動画が公開されるなど、あかね噺にとっても話題の多い時期にまいけるの真打ち昇進が決まると、いい流れが来ている感じがします。
近い内に巻頭カラーもあるんじゃないかと思うんですけどどうでしょうかね。
楽しみにしながら感想を終わります。でわでわ。

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