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【おすすめ】日本文化紹介の授業で役立つ本
こんばんは。
前回の記事「【感想】2年5カ月オンライン日本語教師を続けてみて」で今年最後の記事の前にもう1記事、と書きましたが、
もう一つ書きたい内容が思い浮かんだので書きます。
せっかく時間もあるしね。
最近私の記事で多く読まれているのがこちら。
これからもうすぐ1年か~。
はやいなあ・・・。
この記事が多く読まれているってことは年明けの授業の参考にしてくださっている先生方が多いのかな?
そして、年末にも関わらずすでに来年の授業について考えている先生方、お疲れ様です!!🤣✨✨✨
日本語教師に限らず、先生の皆さんはこういう長期休みのうちに授業準備ある程度進めてストックためておきたいですよね。笑
ちなみに私は昨日が今年最後のレッスンでした。
さてさて、話を戻しますが。
こういう授業のアイデア紹介の記事が最近多く読まれているということで、こういう記事が需要あるのかも!!!と思いました。
なので、今回の記事では日本文化紹介の授業に役立つ本について紹介したいと思います!🙌
年末年始・お正月ネタって日本語の授業内での文化紹介などでネタにしやすいですよね。
新年初授業で学習者さんに何か日本文化について伝えたい!って考えている先生も多いのではないでしょうか。
そのような方の参考になれば幸いです。
日本文化紹介の授業に役立つ本はこれだ!
私がおすすめする雑誌は株式会社晋遊舎から出版されている
「日本のしきたりがまるごとわかる本 令和六年版」
です!
定価1000円で152ページ、という結構良心的な価格でボリュームがある本だと思います。
私はdマガジンを契約しているのでdマガジンで読みました。
dマガジンいいですよ~。
旅行ガイドブックのるるぶやまっぷるなどもたまに、授業の参考にしたりしています。
本を参考に年越しの準備の紹介スライドを作成してみた時の話
先日、「日本のしきたりがまるごとわかる本 令和六年版」を参考にして年越しの準備の紹介スライドを作りました。
オンラインレッスンで使おうと思ったのですが、レッスン時間がなくて結局は使いませんでしたが・・・笑
また来年の年末に使おうかなって思います・・・。
皆さんは以下の質問について学習者さんから聞かれたらすぐ答えられますか?
・「年越し」って何ですか。
・「年越しの準備」はいつからいつまでにしますか。
・「門松」「注連飾り」って何ですか。
・年賀状はいつまでにポストに入れますか。
・どうして年越しそばを食べますか。
日本人にとっては当たり前の習慣かもしれませんし、
「どうして」っていう答えがなんとなーく思い浮かぶ人もいると思います。
でも、なんとなくの知識で学習者さんに説明できますか?
説明するときも学習者さんがわかる日本語で説明できますか?
私も上記の質問について知っている答えもあれば、
恥ずかしながら、そういえばよくわからないっていう内容もありました。😭
昔は各家庭で年越しの準備をいろいろやっていたことも多いと思いますが、最近はあまり多くないと思います。
特に若い人達はもっとわからないんじゃないかな。
私も今30歳ですが、この本を読むまで自信を持って説明することができなかったと思います。
日本の昔ながらの文化や習慣についてなんかよくわからないな、っていう日本人の若い人達にもぜひ読んでみてほしいです。
もちろん本に書いてあることをそのまま説明しても学習者さんにとってはわかりにくいです。
やさしい日本語にする必要があります。
例えば、私はこんな風に説明しようと思っていました。
「門松」:家や店の前にかざります。神様が家へ来ると言われています。神様のための目印です。
「注連飾り」:家や店の前にかざります。悪いものから家や店をまもります。神様が安心して家へ来ます。
N4レベルで漢字圏の学習者さんにはこのくらいの文であればわかると思います。
あとは学習者のレベルによって、もっと簡単にしたり、詳しくしたりするなど調整すればいいと思い、こういう表現にしてみました。
N1レベルまでいくと本を一緒に読むっていうのもいいかもしれませんね。
もっとわかりやすい伝え方があるって方がいれば、ぜひコメント欄で教えてください!
「日本のしきたりがまるごとわかる本 令和六年版」には私が今回参考にした年末についての内容以外にも、年中行事や干支、人生の中の節目のイベント(妊娠、七五三、還暦のお祝いなど)についてもわかりやすく紹介されており、日本文化を知るために非常に役に立つ本だと思います!!
また、難しい説明をやさしい日本語にするっていうのも日本語教師の皆さんにとってはいいトレーニングになると思います。
どう説明したらわかりやすいかな。
学習者さんはこの語彙知っているかな。
など学習者さんのことを考えて、説明できるようになる力が身に着くと思います。
ネットを見るより本のほうがいい理由
(1)ネットには情報が溢れすぎている
ネットで日本文化について調べることももちろんできます。
パソコンで授業準備しているならパパっと調べることもできますよね。
でも、ネットで「門松」って調べるとめちゃくちゃいろんな情報が入ってきます。
どれが正しい情報なのか、どれを参考にしたら一番いいのか、迷ったりしてしまいます。
そして、別のキーワードについても検索して・・・みたいな感じで調べるのに時間がかかってしまいます。
私だけでしょうか・・・😅笑
でも、本だったら今求めている情報だけが載っています。
売られている本なので、だれが読んでもわかりやすく、正しい情報が載っています。
何かを調べるっているのはやはり本が一番いいのかもしれません。
(2)1冊でたくさんの情報を得られる
先ほども書きましたが、
「日本のしきたりがまるごとわかる本 令和六年版」には私が今回参考にした年末についての内容以外にも、年中行事や干支、人生の中の節目のイベントについてもわかりやすく書かれています。
1冊買ってしまえば、いつでも調べることができるし、思っているよりもいろいろ知ることができます!
ネットで調べるとこんなにたくさんの情報を一気に知ることができないと思います。
「日本のしきたりがまるごとわかる本 令和六年版」には写真もたくさんあって、読んでいて疲れません。
授業準備にぜひ使ってみてほしい
簡単ですが、私が使っている日本文化紹介の授業に役立つ本を紹介しました。
1冊1000円なので、買って損はないかな~って思います。
私みたいに日本文化について知っているようでちゃんと知らない人にとっては非常に参考になる本です。
興味がある方、ぜひ年末年始読んでみてくださ~い😌
では👋
サポートしていただけるととてもうれしいです! これからも引き続きいい投稿ができるよう頑張ります!