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#3 先を見通す美容師VS今が大事な私

私なりの偏見を今日は美容師の方に聞いてもらいたい

今の職場で同僚と言える人は3人いる。
3人全員女性である。

なので私が黙っていて
私以外の女性3人が喋っている場面が多い

そこで
私が「盗み聞き」と言ったら言葉が悪いので
女性3人の「話題が耳に入ってくる」ことが多い

ある日タクシーの中で話していたのは
「髪を染めた」という話であった。

私は窓の外にある都会の景色を
ぼんやりと見つめながらその話を「盗み聞き」していた。

女性A「髪何色に染めたんですか??」
女性B「これね、赤でお願いしますって言ったんだけど、美容師が先のことを見通して、紫を入れられた。色落ちした時に赤になるって言われたんだけど、なんかねぇ、、、」
女性A「めっちゃわかります。一番最初に自分の希望の色になってないと嫌ですよね。」

こんな会話だった。

これに関してはめっっっっちゃ共感した。
私も一度、呪術廻戦の虎杖悠仁の髪色にしてもらったからわかる

美容師には先を見通さないでほしい
施術が終わった瞬間の「うわ、美容院行ってよかった。」という
夢に包まれたような感覚がピークなのだから。
この瞬間が一番大事。あとは他の人に「似合ってるねぇ」と
祝福されるだけのエキシビションマッチだ。

確かに
髪を染めてすぐ色が落ちてしまうことは悲しいことである。
しかし、美容室でセットした髪型は2度と再現できないことはわかってるのだから、
せめて家に帰るまでの帰り道、何度も鏡で確認したくなるような幸福感を味わわせてほしい。

だからこそ
美容室ではとにかく自分の理想に合わせてほしい。
先のことなんてどうでもいいです。
「色落ちちゃったね」なんて全然言われても
かまいません。

そんなことを考えて
珍しく、「その話、めっちゃわかります!」と話に入ろうとした瞬間、
タクシーは到着した。
そしてお金を払うとき準備をしていなかったから
3人を待たせてしまった

やっぱり私は先を見通すことができないようだ



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